自分の人生と向き合う時、生きることが難しい時代に「聖書の教え」を解説しています。どうぞ、お楽しみに!
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賢者の道 Vol.259
発行日: 2007/12/8
<賢者の道〜Vol.259 -Amazing Love, Amazing Grace- 2007-12-8>
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■【今週のテーマ】 「クリスマスにかざす陰」
■【聖書】 マタイ 1章18〜24節
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クリスマスは、言うまでもなく主イエス・キリストのご降誕を祝う
礼拝です。
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それは聖書によると「自分の民を罪から救い」(マタイ1:21)、
「民全体に与えられる大きな喜び」(ルカ2:10)であって、天使は
歌い、牧羊者は神を崇め、東方の博士たちは礼拝のために遠路来訪
する。はなやかにしてめでたい出来事です。
それで「メリークリスマス」(クリスマス、おめでとう)と挨拶を
交わすようになったのです。にぎやかで華やかなクリスマスでもあり
ます。
しかし反面、聖書をじっくり読むと、そこには沈痛な、胸裂かれる思い
する記述もあり、考えさせられます。安価な祝福だけでないのでして、
そこには多くの犠牲、代価が払われていることかを知るのです。
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これをクリスマスにかざす陰と見るのです。
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父な神が独り子を世に遣わした心を察すると、口では言い尽くせない
思いがあります。
神は、アブラハムにイサクを燔祭としてささげさせ、自らその燔祭
の小羊として独り子を山(同じモアブ山)に備えられたのです。
いづれも同じ立場に立った時の実感が、涙ながらの「焼き尽くす献げ
物の小羊はきっと神がそなえてくださる」(創世記22:8)という声を
あらわさています。
神の目に、イサクは父に殺されました。しかし御使いが身代わりに
小羊を置いたのです。
同様に、キリストは十字架上で父なる神によって殺された時、「見よ、
世の罪を取り除く神の小羊」(ヨハネ1:29)によって置き換えられた
のでした。
キリストのユニークな称号は、小羊です。十字架で御子が雄羊に置き
換えられました。これは私たちの身代わりでもあったのです。これは
永遠の小羊が、永遠から神によって定められていたのです(ペトロ1:
19〜20)。
神聖な意味で、神の御子は決して十字架につけられたのではありま
せん。だれも神の御子を十字架につけることはできませんでした。
神の小羊が十字架につけられたのです。
いずれにしてもイサクやイエスの運命が、焼き尽くされる献げ物と
なることであったのです。彼らの誕生、成長が守屋の山に献げられる
準備であったことを想像できるでしょうか。
兄のイシマエルは「弓を射る者」となり(創世記21:20)命を奪う者
であったのに対し、弟のイサクは、命を献げる者であったのです。
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イエスも命を献げる者として生まれたのです。
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神は、私たちに望んでおられるのはイサク、イエスのように献げ物
となってもらいたいのです。魂という朽ちる外なる人としてでなく、
霊にある内なる人として復活の命を生きて欲しいのです。
そのためには、一粒の麦が硬い殻を打ち捨て、砕かれ、内なる命が
流れ出るように外なる人は砕かれなければならないのです。
焼き尽くされなければならないのです。そして香ばしい香りが立ち
昇るように、神へと昇って行かなければなりません。
昇天することによって御国の権威を得るのです。ですからイサクや
イエスが辿った道を私たちもまた辿り、権威と力あるいのりができ
るように願うのです。
神の御子は人の形をとり、天の御座から降り、ベツレヘムの馬槽
(まぶね)に誕生したのです。これは既にイサクと同じ道程が準備
されたのです。
処女マリヤは、天使ガブリエルの受胎告知を聞いた時信じられなかった
のですが、「神にできないことは何一つない」と納得し、「私は
主のはしためです。お言葉どおり、この身になりますように」と
受け入れたのです(ルカ1:37〜38)。
だが、それを知った誠実な許婚者ヨセフは悩んだ。受胎して間も
なく彼女はヨセフには何も告げず従姉妹のエリサベトのところに
3ヶ月間も滞在していたから疑惑を持たないわけにはいかなかった
のです。
これもまたクリスマスにかざす陰を思わざるを得ません。
嬉しいはずの子どもの誕生の陰に沈痛、断腸の人がいたのです。
正しい人であればこそ公然としたい、にもかかわらずそうする
ことが愛する人を失うことになる、
この心のジレンマがあった、それこそマリヤの対するヨセフの純愛
であったのです。
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彼女は自分を裏切った!縁を切らねばならない!
しかし彼女を失いたくない!
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人が神の助けを必要とするのは、まさにこのような時ではないで
しょうか。ヨセフは神の助けを必要としたのです。
夢の中ながら「ヨセフ、恐れずマリヤを迎えよ」との天使の声を
かかってきました。ヨセフにもマリヤ以上の従順が宿っていました。
これです、福音は従順な人に胚胎し、誕生し、生育し、大いなる
祝福の実を産むのです。
かざす陰と言いましたが、陰のあるのは光がある証拠です。献げ尽く
す生涯、受けるより与える幸福をもって復活人生を生きたいものです。
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◇ ク リ ス マ ス の ご 案 内 ◇
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◎ 12月23日(日):午前10:30 【クリスマス礼拝】
◎ 12月24日(月):午後4:00 【燭火礼拝】
♪ヴィオラ・ダ・ガンバ〜クリスマスは優雅な弦の古楽器で♪
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場 所:東京信愛教会 東京都新宿区若松町8-3
連絡先:03(3359)9539
地下鉄大江戸線「若松河田駅」下車(徒歩3分)
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