自分の人生と向き合う時、生きることが難しい時代に「聖書の教え」を解説しています。どうぞ、お楽しみに!
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賢者の道 Vol.232
発行日: 2007/6/2
<賢者の道〜Vol.232 -Amazing Grace- 2007-6-2>
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■【今週のテーマ】「信仰に生きるアブラハム」
■【聖書】 創世記12:6〜9
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アブラハムは神の召しを受け、主に従う歩みを致したのですが、
決してすっきりした歩みではなくこの世の混濁の水に足を引きずり
応答すると言うものでした。
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それは私たちの姿に似ているものがあります。「父の家を出る」よう
命ぜられても甥のロトを連れて行くという弱さがあったからです。
しかし神は彼を捉えモレに連れて来られました。
アブラハムはどこへ行くかは知らなかったのでしたが、神の臨在が
行き先を示したのです。神と共に前進するのがアブラハムの行き方
でした。
これが、信仰によって生きることですが、それは何を意味するので
しょうか。
それは、すべてのことに対して神に信頼して生きることを意味します。
ですから心配したり、争ったりしない生き方です。では信仰によって
生きるための条件は、何でしょうか。
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第一に、祭壇を築くことです。
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祭壇は、神のために、持っているものをすべて献げ、仕えることを
意味します。
神のために何かをする前に、持っているものをすべて、祭壇の上に
置く必要があります。これが真の礼拝です。
しかし見方を変えれば、そうするのは愚かである、気が狂っていると
いう人もいます。祭壇で貴重なものを焼くのは気が狂っていると
見えるのでしょう。
一流企業を辞め、献身するなんて気が狂っていると見る人もいます。
土地や建物を神のために献げるなんて無駄なことだと考える人もい
ます。
そんなお金があるなら、美味しいものを食べ、海外旅行をし、愉快に
楽しく過ごすのがいいではないか、神のために時間を割くより、
テレビでも見ているほうがいい、聖書なんか読むよりテレビを見て
いるほうが有益ではないか、と考える人は沢山おります。
なんで教会に行くのか理解できないのです。奉仕し、献金し、時間を
無駄にし、狂っていると言うわけです。
この世の人から見ればっているのですが、それは神が現れたからです。
祭壇は、自分のために何も持たない、神のために存在していること
を意味します。自分の命も神にある、ですから主の御名のために
あらゆるものを祭壇に置くのです。
アブラハムが祭壇を築いたのは、すべてが主のためであり、主が
一切を顧みてくださるという信頼の表明でした。
そして神は私たちに一切の必要を満たしてくださいます。いくら
保険をかけても、事故や病気の保障にはなりません。
そういう事態に陥らないように守っていただくしかないのです。
ですから神を侮らず、神に従い、神に一切をゆだねるのです。
主よ、好きなようにしてください、と祈る以外にありません。
献げるにしても、無理に献げる必要はありません。いったん神が
現れるなら、自動的に献身の思いに駆られるからです。
モレで祭壇を築いた後、アブラハムはベテル(「神の家」の意)と
アイ(「廃墟の堆積」の意)の間の地に来ました。
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そこに第二の祭壇を築きます(創世記12:8、13:3〜4)。
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教会生活とそれ以外の生活、つまり廃墟の堆積のごとき、この世の
生活の間での献身です。
神に召された人には、神の家(教会生活)は価値がありますが、
そうでない人にはこの世のすべてに価値があります。価値の違いです。
飢えた人にとって、ゴミ箱の中の残飯でも価値があるように見えますが、
それをゴミとしか見ない人だっています。
神と交わり、仕える人は、この価値の違いを知って生きるのです。
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次に、アブラハムはヘブロン(「交わり、友情、仲間」の意)の
マムレ(「力」の意)に第三の祭壇を築きます(創世記13:18)。
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神はここでアブラハムを訪ねて来られとどまりました。私たちは
主の継続的な交わりを必要とします。
二年前、祭壇を築いた、五年前、祭壇を築いた、という人はいるか
しれませんが、いま、そうしているでしょうか。
私たちにはヘブロンが、主との継続的な交わりが必要なのです。
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アブラハムは祭壇を築いた後、天幕を張りました(12:7〜8)。
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バベルで、人々は町を建設し、塔を建てましたが、アブラハムは
祭壇を築き、次に天幕を張りました。
天幕はアブラハムの生活のために必要でした。
まず、神に祭壇を築き、次に自分の生活を確立するようにしたのです。
しかもそれは神の証しのための家であったのです。
そこで神と人は交流を持ち、交わる場所であったのです。天幕の
前に祭壇を置くのです。神の臨在の幕屋を張るのです。
そこは、神の国、教会、新天新地です。神はアブラハムとその
子孫に地を与えると告げられましたが、アブラハムはそれを念頭に
おかず、別の国、新しいエルサレム、永遠の住まいを待ち望んで
いました。
しかし彼は自分がそれを持っていることを知らなかったのです。
私たちは、教会生活の中にエルサレムを持っていることを
はっきりしていなければなりません。
永遠の幕屋の雛形が教会生活にあるのです。人の声は、良し悪しに
つけ、私たちを成長させます。
よって、神の霊に堅く結びついて、外の声に惑わされず、真の平安を
持つ生活をめざしていきましょう。
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発行者:ジェームス親泊
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