賢者の道 |
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〓★ 賢者の道〜Vol.154 -The harvest season- 2005-11-26 ★〓〓
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■【今週のテーマ】「愛を実践し生き抜いたヨセフの生涯」
■【聖書】創世記45章1〜8節
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◎主と共に歩む生活のための第四段階は、主の愛に溶かされ、自分自身を
犠牲にし、奉仕をしていく愛の実践生活です。
イエス様は御自身を十字架に釘打ち、鞭で打ち叩いた敵に対して
「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないの
です」(ルカ23・34)と敵に向かって赦しの祈りをささげられました。
聖書の示す愛は、打算で条件をつける人間的な愛ではなく、主が十字架で
亡くなったときに敵さえも愛するアガペーの赦しの愛をいい、そのイエス
様の愛に感動し、私たち自身も家族、兄弟、親戚、隣人、そればかりか敵
に至るまで赦し、和解し、愛していく愛をいいます。
このことをよく現しているみことばは、ヨハネ13・34、35の「互いに愛し
合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに
愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによってあなたがたが
わたしの弟子であることを、皆が知るようになる」というみことばです。
イエス様は、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」
(マタイ5・43)と言います。これを実践していくのが神様に喜んでいただ
ける生活です。
イエス様は汚れた弟子たちの足を洗ってあげましたが、わたしたちもまた
互いに足を洗い合わねばならないと命じております(ヨハネ13・14)。
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◎しかし、自分に害を及ぼし、痛めつけ、迫害し、殺そうとする敵さえ
も愛するということは、そう簡単に真似したところでできるものではなく、
ある一時的な偽善でもって適当に出来るものではありません。
それは愛の霊である、主の霊、聖霊が私たちの思いを満たすときにのみ、
できるのです。私たちができなくとも、私たちの内におられるお方が、
なしてくださるのです。
ですから自我(魂)が砕かれ、内におられるイエス様が王として座される
ことが、愛を実践する唯一の方法なのです。
みことばの前に砕かれ、みことばを四六時中携えていなければならないの
です。不和と不仲と憎しみによって敵となったすべての人たちに対して、
なしえる限り直接訪ねて行ってその人に会い、
また、それが不可能な場合でも電話で話し、手紙を通してでも互いに赦し
合い許されるべき事柄を正式に赦しを受け、赦さなければならない事は
喜んで赦すという具体的な和解の働きを遂げるまで、最善の努力と犠牲を
惜しんではならないのです。
「争いは努めて避け、きよい生活を追い求めなさい。きよくない人は主を
見ることができないからです」(ヘブル12・14)。
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◎また同時に、真の愛の本質はいつまでも耐えて忍ぶことであると知り、
真の愛を成し遂げるべきなのです。それには相手を「同情し合い、やさ
しい心と謙遜な思いで愛し合う」(ペトロ3・8)ことです。
親切でねたまず、自慢せず、高慢にならず、思い上がらず、自分の利益を
求めず、無礼なふるまいをしないこと、自分のやり方を人に押し付けたり
押し通そうとしないことです。いらいらしたり、腹を立てたり、人が気に
なることを言ったとしても、いちいち気にしないことが大事です
(コリ13・4〜5)。
愛は、やまびこのごとく、まず先に送り出してこそ、即ち、自分に戻って
くるものなのです。あなたが人を愛すれば、あなたもまた愛される人と
なるのです。
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◎ヨセフは砕かれる前は、自我中心の生活でした。
しかし、苦難を受け自我(魂)が砕かれる転換期を経て、主と共に歩む喜び
の生活になりました。
砕かれる以前のヨセフはどんな風でしたか。
彼は、兄弟の過失を常に告げ口し(創37・2)、親の偏愛を受け嫉妬と嫉み
を受けて育ちました(創37・4)。ヨセフの自我が砕かれる過程を見ましょう。
彼は、深い穴の中に投げ込まれ、深く反省し後悔し、憐れみを乞い痛切に
悔い改め、自我が砕かれ始めました(創37・24、42・21)。その後、エジプト
に奴隷として売られ、苦役の生活の中で人格が変化し成熟していったのです。
自我が砕かれた以後の生涯は、どうなったでしょうか。
ヨセフは、常にいかなる環境、いかなる境遇にあっても主と共に歩む生活
を実践しました。彼はあらゆる悪魔の誘惑を退け、聖い生活を実践しま
した(創39・7〜12)。
そして、彼は奴隷として売り渡した兄たちの罪を無条件にすべて赦し、
和解し愛することによって神様にもっとも喜ばれる愛の生活を実践した
のです(創45・1〜15)。
自我が砕かれてこそ、いかなる誘惑にも打ち勝ち、聖い生活がなし得、
敵さえも愛し抜く生活ができるのです。
愛する皆さん、天国の喜びを味わいましょう。
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発行者:ジェームス親泊
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