賢者の道 |
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〓★賢者の道〜Vol.144 - Summer - 2005-09-10★〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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【今週のテーマ】「キリストの主権と守護」
【聖書】 使徒言行録 23章 23〜25節
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◎エルサレムでの伝道の最中にユダヤ人たちの迫害にあったパウロは
かろうじてローマの官憲の手によって守られ営倉に入れられていたが、
千人隊長リシアは、パウロの身に危険の切迫しているのを知りました。
もし万一のことがあれば、パウロはローマ市民であるので、彼は
重大な責任を負わなければならない。そこで彼は事件を総督
フェリックスの手に移してしまおうと考え、直ちに百人隊長に
命じてその夜の九時までに歩兵二百、騎兵七〇、補助兵二百名を
準備させ、パウロを馬に乗せてカイサリアに居るカイザリアの
総督フェリックスのもとへ護送することにしました。
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◎この事件で、私たちはキリストの主権と守護のみ業を知ります。
キリストは敵や反対者がいる現実社会の只中で統べ治められるお方で
あるのです。四〇余人の刺客がパウロの命を狙っていたのですが、
主が用意したパウロと共にいる者は四七〇名の大軍でした。
この大軍が動員されたのは、千人隊長の思いつきによるものです。
初めはパウロをエジプトの刺客と考えて逮捕したのですが、ローマ
市民を守っていると考えるようになっていました。
このこころの変化こそパウロをローマで証しさせるために守られた
主の摂理であったのです。キリストがもろもろの敵の中で治め、
私達を守ってくださるのは、人のこころの動きを変え導くことに
よって守りの手を差し伸べてくださることなのです。
ですからどんな敵がいたとしても躊躇することはないのです。
むしろそこに全身突っ込んで生きるとき主の守りをリアルに体験で
きるのです。
パウロの甥が町の噂を聞いて「叔父さん、危ないから気をつけて
ください」とやってきた時、「いや、ありがとう、心配しないで
おくれ」と言って帰したというよりも、その若者の言葉を大真面目
に受け取り、千人隊長まで伝言させ、常識的な配慮にすがろうと
しているなど、いくら神の声を聴けるパウロであってもバランス
の取れた常識を失っていません。
それはうぬぼれと自己過信がない謙虚さから来ているようです。
この謙虚さは、彼がローマでも証しをしなければならないという
使命を感じていたことに発するのではないでしょうか。
「主の使いはその周りに陣を敷き、主を畏れる人を守り助けて
くださった」(詩編三四8)とありますように「主を畏れる者」
であれば、無数の守護者を遣わして守られるのです。
総督宛の手紙には三つの事が書かれていた。
第一は、パウロはユダヤの律法の問題で訴えられたものであり、何ら
死刑や投獄にあたる罪がないこと、第二は、パウロに対する陰謀が
あったこと、第三は、訴える者たちには、総督の前で、パウロに対す
る申し立てをするように、ということです。
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◎こうしてパウロの身辺はしばらく安全を守られたのです。
神は未信者であった千人隊長リシアの考えをとらえて、パウロを
守られたのでした。未信者であっても、神の器とされるのです。
神のなしたもう配慮はこのように細やかで、この神を知ることは、
人生の力なのです。
多くの護衛に守られ、馬に乗せられて五六キロほど先のアンティパ
トリスまで行ったパウロは、危険地帯をすぎてからは更にカイサリア
まで、七〇人の騎兵たちによって護送されました。
まことに不思議な取り扱いであったのです。考えてみれば神を知ら
ないうちは、人生はただの偶然の堆積としか見えず、社会は混乱の
渦であり、環境からは失望以外のものを得られず、ただ人生の無力
さを痛感させられるだけです。
しかし、主にゆだねた神の子らには、いついかなる時でも平安が
伴っています。必要ならば、未信者、若者、ローマの軍隊のごとき
強力な力をも神の子に仕えるように強制なされることがあるのです。
このパウロの救われた話は、ごくありふれた事件のように見えます
が、神の永遠のご支配と愛に満ちた御主権に輝いているのです。
カイサリアに到着した騎兵隊は、直ちに手紙を総督に渡し、パウロ
を引き合わせました。総督は手紙を読んでから「お前を告発する者
たちが到着してから、尋問する」と言って総督官邸となっていた
ヘロデ王の官邸に閉じ込めたのです。
こうしてパウロはこのカエサリアで、二年間の幽閉生活を過ごす
ことになるのでした。
私たちも、病気や人の妨害で思わぬ出来事によって、活動の停止
を余儀なくされることがあります。そのような時、パウロの
カイサリアでの幽閉生活を思い出す必要があります。
これは神の備えたもう準備の時なのです。爆発する前に収縮する
のがエンジンの運動原理であるように、私たちも同じなのです。
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9月4日より毎週「いのちの友集会」が持たれ始めました。
アジア連邦21との共催です。
第1回目は「失われたイスラエル10部族の謎とその回復」と題して
「そのパート1」は話されました。講師は、鈴木武仁先生です。
次回は、9月11日(日)午後3時より「そのパート2」です。
盛り上がっています。ぜひこのまたとない機会にお出かけください。
場 所:東京信愛教会 東京都新宿区若松町8-3
連絡先:03(3359)9539
地下鉄大江戸線「若松河田駅」下車(徒歩2分)
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9月21〜26日まで鈴木先生は、米国シカゴに国際福音伝道会の
会議のため出かけます。どうぞ、お祈り下さい。
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発行者:ジェームス親泊
協 力:おとずれ社
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