子供の成長を願わない親はいませんね。同じように神様は、その子となったクリスチャンが、聖書の全てのみ言葉を栄養にして、大人に成長するように願っておられます。これは成長なさりたいクリスチャンのための励ましのメ−ルマガジンじんです。
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イスラエルの選び(2)
発行日: 2008/5/23かって私が長く連なっていた教会では、毎週の聖書勉強会は、教会でなくて信徒の家庭で持たれていました。
そのリーダーは牧師でなく信徒で、しかもその集まりは、複数箇所で行われていました。
私のメールマガジン「成長するクリスチャン」のひとつのビジョンは、読者の皆様が、聖書勉強会のリーダーとしても成長し活動してくださることです。
教会の霊的活性化は、牧師だけではできることではないからです。
さて、あなたがリーダーとなって、ローマの人々への手紙の勉強会を始めることになったらどうしますか。
福音書と違って使徒の書簡集は神学的な面が強調されていることが多いですから、広範な知識が要求されることがしばしばあります。
「福音とイスラエルの救い」・・これが聖書勉強会のリーダーに与えられたテーマだとしましょう。
勉強会の参加者には初心者もいますか、聞きかじりの神学は通用しませんし、さらに、リーダーの解説は霊的でなければなりません。
すでにクリスチャンとして教会歴が長いのに、説教を聞くばかりで、「私なんかまだとても」とおっしゃる方もいますが、そのような方への励ましは、聖書にあります。
ヘブル人への手紙 − キリストの教えの初歩を離れて、成熟を目指して進みましょう −
ヘブル5:11 このことについては、話すことがたくさんあるのですが、あなたがたの耳が鈍くなっているので、容易に説明できません。
5:12 実際、あなたがたは今ではもう教師となっているはずなのに、再びだれかに神の言葉の初歩を教えてもらわねばならず、また、固い食物の代わりに、乳を必要とする始末だからです。
5:13 乳を飲んでいる者はだれでも、幼子ですから、義の言葉を理解できません。
5:14 固い食物は、善悪を見分ける感覚を経験によって訓練された、一人前の大人のためのものです。
6:1 -2だからわたしたちは、死んだ行いの悔い改め、神への信仰、種々の洗礼についての教え、手を置く儀式、死者の復活、永遠の審判などの基本的な教えを学び直すようなことはせず、キリストの教えの初歩を離れて、成熟を目指して進みましょう。
ということで、今日から、ローマ9:1に始まる「イスラエルと福音」について書き込みます。
昨日は、その準備として、「選び」についてまとめましたが、そこでは、カルヴァン主義(Calvinism ルター主義、アナバプテスト主義、アルミニウス主義に対して、カルヴァンが旧新両約聖書から導き出した神学体系と,それを基礎とするる組織的思想体系)についての素養が必要になるでしょう。
しかし、そこまでは入り込むのは今はしません。
さて、聖書勉強会で、新共同訳聖書を用いるとなれば、次のような見出しが付けられている聖書箇所から始めることになります。
◆イスラエルの選び
9:4 彼らはイスラエルの民です。神の子としての身分、栄光、契約、律法、礼拝、約束は彼らのものです。
9:5 先祖たちも彼らのものであり、肉によればキリストも彼らから出られたのです。キリストは、万物の上におられる、永遠にほめたたえられる神、アーメン。
9:6 ところで、神の言葉は決して効力を失ったわけではありません。イスラエルから出た者が皆、イスラエル人ということにはならず、
9:7 また、アブラハムの子孫だからといって、皆がその子供ということにはならない。かえって、「イサクから生まれる者が、あなたの子孫と呼ばれる。」
9:8 すなわち、肉による子供が神の子供なのではなく、約束に従って生まれる子供が、子孫と見なされるのです。
9:9 約束の言葉は、「来年の今ごろに、わたしは来る。そして、サラには男の子が生まれる」というものでした。
9:10 それだけではなく、リベカが、一人の人、つまりわたしたちの父イサクによって身ごもった場合にも、同じことが言えます。
9:11 -12その子供たちがまだ生まれもせず、善いことも悪いこともしていないのに、「兄は弟に仕えるであろう」とリベカに告げられました。それは、自由な選びによる神の計画が人の行いにはよらず、お召しになる方によって進められるためでした。
9:13 「わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ」と書いてあるとおりです。
9:14 では、どういうことになるのか。神に不義があるのか。決してそうではない。
9:15 神はモーセに、「わたしは自分が憐れもうと思う者を憐れみ、慈しもうと思う者を慈しむ」と言っておられます。
9:16 従って、これは、人の意志や努力ではなく、神の憐れみによるものです。
初心者からの質問は、
9:13 「わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ」と書いてあるとおりです。 9:14 では、どういうことになるのか。神に不義があるのか。決してそうではない。
に集中するかも知れませんね。
イスラエル人とユダヤ人、ユダヤ教とキリスト教のちがいなどもすぐに答えられるようにしておきましょう。
成長をはじめた熱心な初心者からは、選びについてのしつこい質問も出るでしょうから、
1ペテロ 1:2 父なる神の予知に従い、御霊の聖めによって、イエス・キリストに従うように、またその血の注ぎかけを受けるように選ばれた人々・・
を例に挙げて、「予知」と「選び」の関係を説明する必要も起こるでしょう。
皆様は手元にいくつか聖書註解書をお持ちになる必要があるでしょうが、そのひとつ新聖書註解シリーズ分冊「ローマ人への手紙」(いのちのことば社)から引用します。
(以下引用)
45節には、神の救いの歴史におけるイスラエルの特権が数え上げられている。
キリストに敵対しているユダヤ人も、神の民「イスラエル人」である。アブラハムの子孫であり、シナイ山において神とおごそかな契約を結んだ民なのである。「子とされること」(9:4)は、イスラエルが異邦人と区別されて、神のものとされたことを示している(出エジプト4:22、19:5、ホセア11:1)。
また、「栄光」は、イスラエルの出エジプトに続いて示された神の臨在の見えるしるしである(出エジプト29:43、40:34)。
「契約」は、複数名詞が用いられていることから、旧約の歴史の中で神が与えられた契約のすぺてが彼らにかかわっていることを示している。
(村川注)Rom 9:4 who are Israelites, to whom pertain the adoption, the glory, <the covenants>, the giving of the law, the service of God, and the promises;(NKJV)
「律法」が与えられることによってイスラエルは、異邦人がむなしい偶像に従って歩むのとは区別された。またイスラエルは、真の神を「礼拝」する方法を教えられた。そして特に、救いの「約束」を愛するという恵みを与えられたのである。
「先祖たち」は、アブラハムからヤコブに至る族長たちを指していると思われる。しかし、ユダヤ人の最大の特権は、キリストが彼らの中から出られたということである。
そしてパウロは、このユダヤ人であるキリストこそ「万物の上にあり、とこしえにほめたたえられる神」(9:5)と叫ぽずにはおれなかった。
このキリストを認めないことは、ユダヤ人にとって計り知れない損失であることを示したかったのである。
村川注)ここで、メシアニック・ジュウのこと、「イスラエルのために祈れ」と言われていることなどを語るのも初心者の方には役立つかもしれませんね。
今日はこのくらいにして、明日はさらに深く本題に入ります。難しいでしょうが、「イスラエルの中に現れた神の選びの原理」についてです。
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