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聖書解釈が分かれる箇所
発行日時: 2008/5/13聖書は全て神のみ言葉ですから、私たちが読んで矛盾と感じることがあっても、それは矛盾ではないと考えるべきでしょう。
にもかかわらず、聖書の記述に疑念を抱いて、前に進めなくなることがあります。
主なる神は言われます。
イザヤ 55:8 わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり、わたしの道はあなたたちの道と異なると、主は言われる。
55:9 天が地を高く超えているように、わたしの道は、あなたたちの道を、わたしの思いはあなたたちの思いを、高く超えている。
では、どう読み、どう理解すればいいのでしょうか?順不同ですが並べてみます。
(1)熱心に祈って、聖霊に助けられて理解する。
(2)聖書の他の多くの部分で述べられていることから、今こだわっている部分を考えて
みる。
(3)聖書註解書を参照する。
(4)歴史的背景、当時の社会制度などを参考にする。
(5)先入観にとらわれずに読む。
(6)牧師や説教者から教えられたことであっても、自分でもう一度考えてみる。
(7)教派によって、聖書解釈がかなり違うことを知っておく。
(8)矛盾すると思われる記述については、両者を受け容れてみる。そして考える。
(9)バージョンの異なる聖書を、日本語に加えて、(できれば)英語でも読んで比較して みる。
(10)原語のヘブル語、ギリシャ語では読めないにしても、解説書などから原語の意味を 知る。
などなどです。
最もいけないのは自分に都合いい箇所だけにこだわって、聖書を広く素直に読まないことではないでしょうか。
主なる神に率いられたイスラエルの民が、約束の地カナンに侵入した史実を、聖戦と捉えたり、あるいはその際、先住民を殺戮したことを十戒のひとつ「殺すな」と矛盾するとすることも、共に誤りであることは皆様よくご存知の通りですね。
あるいは、
マタイ7:21 わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。
7:22 その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇蹟をたくさん行なったではありませんか。』
7:23 しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。わたしから離れて行け。』
について、解釈は分かれます。
この教えは偽預言者のことで、クリスチャンについての戒めではないとする解釈がある一方で、「クリスチャンと言えどもこの警告を深く心にとどめるべき」という説明を載せている註解書もあります。
別の例を示しましょう。
ヨハネ 18:22 イエスがこう言われたとき、そばに立っていた役人のひとりが、「大祭司にそのような答え方をするのか。」と言って、平手でイエスを打った。
18:23 イエスは彼に答えられた。「もしわたしの言ったことが悪いなら、その悪い証拠を示しなさい。しかし、もし正しいなら、なぜ、わたしを打つのか。」
聖書の別の部分で、イエスは教えました。
マタイ5:39 しかし、わたしはあなたがたに言います。「悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい」と。
これらが矛盾ではないことは、成長なさっている皆様はすでにご存知でしょうが、初心者の方から時々質問されることがおありではないでしょうか。
最後に、尾山令仁牧師の言葉を引用しておきます。
聖書がそれほどはっきり教えていない箇所というのは、確かにあります。
そういう箇所に異常なまでに関心を持ち、他の人と自分の意見の違うことの理由を熱心に主張する人が時としております。
しかしそれは、決して賢いことではありません。
神がはっきり啓示しておられることについては誤りようがないわけですから、そこにおいて一致して、主の働きをしていくことが、霊的戦いにおいては非常に重要なのです。
(尾山牧師の著書「クリスチャンの和解と一致 −地引網新書− から)
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