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聖書から学ぶ聖霊の教義
発行日時: 2008/4/30私が、解説するよりもまず聖書、そして聖書をどう読むかについては、しっかりと解説されている聖書辞典に頼るのがよいでしょう。
私の書き込みはそれに対するお手伝いです。
聖霊について、3つの共観福音書から学びました。今日は同じ福音書でも異なった書き方と言いますか、立場と言いますか、ヨハネの福音書からです。
「キリスト教の教義を学びたければ、まずヨハネの福音書」という言い方がされていますが、そのような意味合いからでもあります。しかしそれと同時に、聖書辞典が強調する次の意味もあります。
(以下引用)
(2)ヨハネの福音書
聖霊への言及は,1:32‐34の場合を除いて,すべてキリストの教説の中に見出される.全体的に見て,個人の生における聖霊の働きが強調されている.
− 昨日、「聖霊の聖書」についてお話しましたが、英語聖書ではイエスの言葉はすべて、赤字で示したものが多く、それらを読んでいますと、「すべてキリストの教説の中に見出される」と聖書辞典が言っていることが実感されます。−
1.御霊は霊的な再生をもたらす動因であって,人間はそれによって初めて神の国に入ることが許される(3:2以下).
2.御霊は再生した人のうちに宿って,生ける水の尽きない泉となる(4:11以下,7:37‐39).
3.イエスは御霊を「助け主」〈ギリシャ語でパラクレートス)であると言っている(14:16,26,15:26,16:7).
このことばは,聖霊が人を弁護する者であり,どのような耐えがたい生の状況においても人を助け,守り,新しい勇気を与える方であることを示している.
4.イエスはまた聖霊を「真理の御霊」であると教えている(14:17,16:13).
私たちに神の真理を思い起させ,それを悟らせ(14:26),真理の完全な啓示に導かれる(16:13)のは,聖霊なのである.
5.御霊は,未信者にキリストを信じないことの誤りと罪とを悟らせると共に,罪に対するイエスの勝利を思い起させることによって,神の義を示す(16:8‐11).
(引用終り)
以上の引用からお分かりのように、ヨハネの福音書には、聖霊の教義が、イエスの言葉として、従って最も権威ある聖書教義示されていると言えるでしょう。
そして聖書辞典では、次の「使徒の働き」の書へと、解説を展開します。
(3)使徒の働き
この書は「聖霊の行為の記録」とも呼ばれているように,ペンテコステにおける聖霊降臨の物語をもって始まっており,全体を通して教会における聖霊を浮彫にしている.
5月の第2日曜日は、教会歴では聖霊降臨日ですが、その日をどのように捉えるかは各教会で異なっているようで、それは牧師の説教の内容にも現れるかもしれません。
ペンテコステにおける聖霊降臨の物語を物語とするか、それは今でも起こる、いえ起こっていることだとするかどうか、の違いが見られるかもしれません。
聖霊は教義でなく体験であるとされていますが、どう体験するのか、体験したらどう変わるのか、あるいはその体験が真に神からのものであることが見極められるのか、霊的であることが教会では勧められていますが、霊的であっても本当に「霊の実(み)」を結んでいるか?などの問題もあります。
そして聖書辞典の学びは、「パウロの思想において、聖書の聖霊論はその頂点に達する」と言われているパウロの書簡へと進みます。
(続く)
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