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聖霊のバプテスマ(1)
発行日時: 2008/4/21「聖霊<による>バプテスマ(洗礼)」という言葉をお聞きになったことがありますか?「聖霊<の>バプテスマ」とい言葉もありますが、まずはそのような使い方にはこだわらずに、それが一体どういうことなのか、何を意味するのか、ひとつの例で示しましょう。
次の例で示されるまでもなく、すでにこの言葉の深い意味をご存知の方は、リベラル派でも福音派でもなく、もちろんカトリックでもなく、ペンテコステ派あるいはカリスマ派とも呼ばれている聖霊派の方かも知れませんね。
この例は、「聖霊によるバプテスマ」をキーワードにしてGoogleで調べると、最初に出てくるクリスチャンの証しの記事からです。
(版権についての注意書きがありませんでしたので、一部を省略しましたが、以下全文を転載させていただきます。)
私たち夫婦は、もちろんすでに洗礼を受けていた。
しかし、信仰生活になにか力が足りなかった。毎日が同じように過ぎていった。なぜクリスチャンでなければならないのか、理屈では分かっても、心の奥底で、理解していないような感じがあった。
私は、聖霊のバプテスマというものがあるらしいことを知った。そして、それを欲しいと思った。どうしたら、与えられるのか。分からないことばかりであった。
私は、よく夜遅くまで、イエスさまに向かって祈っていた。聖霊のバプテスマを祈り求めていた。でも、それはなかなか与えられなかった。祈りを途中でやめてしまうこともあった。でも、どうしても聖霊のバプテスマが欲しかった。
そんなある日、本屋さんで、「あなたが受けるには。」というとても小さな本を目にした。私には、それが聖霊のバプテスマについて書いた本であることが分かった。
「聖霊のバプテスマの受け方」なんてものがあるんだろうかとも思った。しかし、それは、いかにして自分をイエスさまに明渡すかということであった。
まず、自分が過去に犯してきた罪を祈りながら、一つ一つ思い出し、悔い改めていった。次に、イエスさまに聖霊のバプテスマを与えてくださいと祈った。そして、信仰をもって語り出した。そうしたら、異言のようなものが口から出てきた。
私は、それが自分が語った言葉なのか、それとも聖霊が語らせたのか、区別がつかなかった。強いて言えば、それは両方であった。
私は、そのような言葉を思いつくことはできない。しかし、語っているのは、私以外の誰でもない。それは、不思議な体験だった。
その夜、家内に自分の体験を話した。そして、異言を語ってきかせたら、家内は笑い出した。
しかし彼女は、私の勧めに従い、同じようにやってみた。
なんと、彼女の口からは、私とはまったく違う異言があふれ出た。二人は、ひとしきり異言を語っていた。
それから、何かが変化した。ある日、彼女は、「この世にイエス・キリスト以外に救いはない。」と書かれた、旗を自転車の後ろにくくりつけて、近くの駅まで伝道に行くと言い出した。それから、まもなく家庭礼拝が始まった。
(転載終り)
この記事を読むクリスチャンの反応は様々でしょう。その反応は、聖霊派と福音派とで分かれるかも知れませんね。
聖霊のバプテスマは新生のときであるとする福音派に対して、それは聖霊の賜物として与えられるとするのが、聖霊派であるとも言われています。
しかし、「はじめに教派ありき」ではなく、また聖霊体験をしたことがないのに、体験について批判的な言い方をすることは慎みながら、<聖書ではどう言っているのか?>に焦点を当てて考えてみたいと思います。
「聖霊体験をしていないクリスチャンはクリスチャンではない」みたいな言い方がされ、異言で祈れない人は肩身が狭い思いをしている教会があるとも聞いていますが、そのような態度は避け、いつも聖書に準拠して謙虚でありたいと思います。
まず、聖霊のバプテスマは新生のときかその後か?などといわれるこの新生の意味について書き込みます。
今日の書き込みは、「新生とは何か?」です。
新生は神学用語ではregenerationで、英語ではborn againという言葉が広く使われています。「聖霊のみわざによって霊的に変えられ、信仰によって神に応答するようにされたこと」という定義もあります。
もう少し詳しく見てみましょう。
(1)新生は、キリストと結びつくことです。
コロサイ8:10 キリストがあなたがたの内におられるならば、体は罪によって死んでいても、"霊"は義によって命となっています。
8:11 もし、イエスを死者の中から復活させた神の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた神は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。
(2)新生は、罪人に新しい変化をもたらす決定的な神のわざですが、完全ではなく、さらに聖霊によって支配され、成長し、前進することが求められています。
第一ペテロ2:2 生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。これを飲んで成長し、救われるようになるためです。
(3)新生は、新生=洗礼(バプテスマ)ではありませんが、バプテスマと密接な関係を持つています。
イエスは、「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。 肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である(ヨハネ3:5-6)」と教えました。
英語聖書では、No one can enter the Kingdom of God without being born of water and the Spirit. A person is born physically of human parents, but is born spiritually of the Spirit.とあります。
パウロは、「わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです(ローマ 6:4 )」と言っています。
(4)新生は、いつまでも変ることのない神のことばによります。
第一ペテロ1:23 あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉にって新たに生まれたのです。
ヤコブ 1:18 父はみこころのままに、真理のことばをもって私たちをお生みになりました。私たちを、いわば被造物の初穂にするためなのです。
まとめますと、
第一ペテロ 1:3 神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え、1:4 また、あなたがたのために天に蓄えられている、朽ちない財産を受け継ぐ者としてくださいました。
ということになりましょう。
(続く)
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