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復活の教義(復習)(5)

発行日時: 2008/3/17

イエスの復活の教義は、パウロが書いた「コリントの信徒への手紙第一」15章17節以下に端的に示されているといえるでしょう。

皆様は、暗記なさっているほどによくお読みの聖書箇所ですが、教義を整理するために、念のために引用して置きます。

第一コリント15:17
 そして、もしキリストがよみがえらなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお、自分の罪の中にいるのです。

 15:18 そうだったら、キリストにあって眠った者たちは、滅んでしまったのです。

 15:19 もし、私たちがこの世にあってキリストに単なる希望を置いているだけなら、私たちは、すべての人の中で一番哀れな者です。

 15:20 しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。

 15:21 というのは、死がひとりの人を通して来たように、死者の復活もひとりの人を通して来たからです。

 15:22 すなわち、アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストによってすべての人が生かされるからです。

 15:23 しかし、おのおのにその順番があります。まず初穂であるキリスト、次にキリストの再臨のときキリストに属している者です。

註解:
さて、15:20では、キリストを死人のよみがえりの「初穂」と表現しています。
この場合の復活は、明らかに死者の復活の奇跡とは区別されていることに注目しましょう。

キリストに続くクリスチャンの復活は、最後の復活の場合は、その復活の体は「霊の体」として表現され (第一コリント15:44)、生理的な肉の体とは区別されています。

第一コリント
15:35 ところが、ある人はこう言うでしょう。「死者は、どのようにしてよみがえるのか。どのようなからだで来るのか。」

 15:36 愚かな人だ。あなたの蒔く物は、死ななければ、生かされません。

 15:37 あなたが蒔く物は、後にできるからだではなく、麦やそのほかの穀物の種粒です。

 15:38 しかし神は、みこころに従って、それにからだを与え、おのおのの種にそれぞれのからだをお与えになります。

 15:39 すべての肉が同じではなく、人間の肉もあり、獣の肉もあり、鳥の肉もあり、魚の肉もあります。

 15:40 また、天上のからだもあり、地上のからだもあり、天上のからだの栄光と地上のからだの栄光とは異なっており、

 15:41 太陽の栄光もあり、月の栄光もあり、星の栄光もあります。個々の星によって栄光が違います。

 15:42 死者の復活もこれと同じです。朽ちるもので蒔かれ、朽ちないものによみがえらされ、

 15:43 卑しいもので蒔かれ、栄光あるものによみがえらされ、弱いもので蒔かれ、強いものによみがえらされ、

 15:44 血肉のからだで蒔かれ、御霊に属するからだによみがえらされるのです。血肉のからだがあるのですから、御霊のからだもあるのです。

 15:45 聖書に「最初の人アダムは生きた者となった。」と書いてありますが、最後のアダムは、生かす御霊となりました。

 15:46 最初にあったのは血肉のものであり、御霊のものではありません。御霊のものはあとに来るのです。

 15:47 第一の人は地から出て、土で造られた者ですが、第二の人は天から出た者です。

 15:48 土で造られた者はみな、この土で造られた者に似ており、天からの者はみな、この天から出た者に似ているのです。

 15:49 私たちは土で造られた者のかたちを持っていたように、天上のかたちをも持つのです。

 15:50 兄弟たちよ。私はこのことを言っておきます。血肉のからだは神の国を相続できません。朽ちるものは、朽ちないものを相続できません。

 15:51 聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみなが眠ってしまうのではなく、みな変えられるのです。

 15:52 終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。

註解 イエス・キリストは、ナインのやもめの息子(ルカ7:14‐15)、ヤイロの娘(マルコ5:41‐42)、ラザロ(ヨハネ11:43‐44)の3人を死から生き返らせたが、これはキリストの復活と同じ意味の復活ではない。

パウロがはっきりと告げているように、キリストこそが「眠った者の初穂として死者の中からよみがえられた」(第一コリント15:20)のである.

ナインのやもめの息子、ヤイロの娘、ラザロの死からの復活という3つの奇蹟は,主が死への勝利者であることを示すものである.

しかし、イエスは、「十字架につけられた後、3日目によみがえる」とご自身で預言され、弟子にこう教えておられた(マルコ8:31).

マルコ
 8:27 それから、イエスは弟子たちとピリポ・カイザリヤの村々へ出かけられた。その途中、イエスは弟子たちに尋ねて言われた。「人々はわたしをだれだと言っていますか。」

 8:28 彼らは答えて言った。「バプテスマのヨハネだと言っています。エリヤだと言う人も、また預言者のひとりだと言う人もいます。」

 8:29 するとイエスは、彼らに尋ねられた。「では、あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」ペテロが答えてイエスに言った。「あなたは、キリストです。」

 8:30 するとイエスは、自分のことをだれにも言わないようにと、彼らを戒められた。

 8:31 それから、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、殺され、三日の後によみがえらなければならないと、弟子たちに教え始められた。

 8:32 しかも、はっきりとこの事がらを話された。するとペテロは、イエスをわきにお連れして、いさめ始めた。

 8:33 しかし、イエスは振り向いて、弟子たちを見ながら、ペテロをしかって言われた。「下がれ。サタン。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」

 8:34 それから、イエスは群衆を弟子たちといっしょに呼び寄せて、彼らに言われた。「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。

 
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