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復活の教義(復習)(2)
発行日時: 2008/3/13霊魂の不滅を信じる思想と異って、聖書では肉体そのものの復活を主張する。その場合、肉体とは、霊肉一体となった人間の全存在の復活を意味する。 ・・・これが聖書の復活の教義ですね。
日本人のほとんどが霊魂不滅を信じ、だからお彼岸に、またお盆にお墓参りをするのですが、肉体の復活は全く信じられないと言います。
クリスチャンは、死ねば、その霊は直ちに天国へ行き、その肉体は地上で墓の中に留まり、そして終りの日に、その肉体は生き返って霊と合一して、朽ちることのない栄光の体になる・・この信仰を確立したのが、イエスの復活ですね。
(クリスチャンでない人も、同じく肉体は復活し、終りの日の審判を受けます)。
それを初心者の方に、未信者の方に、どう説明すればいいのでしょうか?
皆様はそれに対して、それぞれご自分の説得や説明の言葉を用いておられるのでしょうが、さらに復習を続けます。
まず、イエスのよみがえりと人間のよみがえりについて比較します。私の独断に陥らないように、聖書辞典から引用します。
A. イエスのよみがえり
その根拠としての聖書記事
1. 主イエスの復活は、イエス御自身によって予言された(マルコ8:31、9:31、10:34、および並行記事)。
2. 四福音書全部が復活の記事を記している。(マタイ28章、マルコ16章、ルカ24章、ヨハネ20、21章)。
3. 復活は教会の初期宣教の主題であり (使徒4:33、17:18)、パウロによってキリストの救いのみ業の中核であるとされた (ロマ4:25、コリント第一15:14)。
4. 復活そのものは目撃されていないが、福音書は空虚な墓の事実を強調している。弟子たちが確固たる信仰をもって主イエスの復活を宣べ伝えている。
B. 死人のよみがえり
1. 死人の復活の信仰は、旧約時代から見られる。
旧約聖書には死人が生き返った物語があり (列王記上17:21-24、列王記下4:32-37)、新約聖書には、主イエスが死人を生き返らせた三つの奇跡が記され (マルコ5:21-24、35-43、ルカ7:11-17、ヨハネ11:38-44)、ペトロはタビタを(使徒9:40-41)、パウロはエウティコを生き返らせている(使徒20:9-12)。
列王記上
17:20 彼は主に祈って言った。「私の神、主よ。私を世話してくれたこのやもめにさえもわざわいを下して、彼女の息子を死なせるのですか。」
17:21 そして、彼は三度、その子の上に身を伏せて、主に祈って言った。「私の神、主よ。どうか、この子のいのちをこの子のうちに返してください。」
17:22 主はエリヤの願いを聞かれたので、子どものいのちはその子のうちに返り、その子は生き返った。
ルカ
7:11 それから間もなく、イエスはナインという町に行かれた。弟子たちと大ぜいの人の群れがいっしょに行った。
7:12 イエスが町の門に近づかれると、やもめとなった母親のひとり息子が、死んでかつぎ出されたところであった。町の人たちが大ぜいその母親につき添っていた。
7:13 主はその母親を見てかわいそうに思い、「泣かなくてもよい。」と言われた。
7:14 そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいた人たちが立ち止まったので、「青年よ。あなたに言う、起きなさい。」と言われた。
7:15 すると、その死人が起き上がって、ものを言い始めたので、イエスは彼を母親に返された。
7:16 人々は恐れを抱き、「大預言者が私たちのうちに現われた。」とか、「神がその民を顧みてくださった。」などと言って、神をあがめた。
ヨハネ
11:38 そこでイエスは、またも心のうちに憤りを覚えながら、墓に来られた。墓はほら穴であって、石がそこに立てかけてあった。
11:39 イエスは言われた。「その石を取りのけなさい。」死んだ人の姉妹マルタは言った。「主よ。もう臭くなっておりましょう。四日になりますから。」
11:40 イエスは彼女に言われた。「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。」
11:41 そこで、彼らは石を取りのけた。イエスは目を上げて、言われた。「父よ。わたしの願いを聞いてくださったことを感謝いたします。
11:42 わたしは、あなたがいつもわたしの願いを聞いてくださることを知っておりました。しかしわたしは、回りにいる群衆のために、この人々が、あなたがわたしをお遣わしになったことを信じるようになるために、こう申したのです。」
11:43 そして、イエスはそう言われると、大声で叫ばれた。「ラザロよ。出て来なさい。」
11:44 すると、死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたままで出て来た。彼の顔は布切れで包まれていた。イエスは彼らに言われた。「ほどいてやって、帰らせなさい。」
使徒の働き
20:9 ユテコというひとりの青年が窓のところに腰を掛けていたが、ひどく眠けがさし、パウロの話が長く続くので、とうとう眠り込んでしまって、三階から下に落ちた。抱き起こしてみると、もう死んでいた。
20:10 パウロは降りて来て、彼の上に身をかがめ、彼を抱きかかえて、「心配することはない。まだいのちがあります。」と言った。
20:11 そして、また上がって行き、パンを裂いて食べてから、明け方まで長く話し合って、それから出発した。
20:12 人々は生き返った青年を家に連れて行き、ひとかたならず慰められた。
しかしこれらは奇跡の範疇(はんちゅう)に属するもので、主イエスの復活とは全く異なるものであり、死人の最後の復活とは関係がない。・・・これが復活の教義の重要なポイントといえるでしょう。
初心者が陥りやすい誤りは、イエスが死人を生き返らせたようにご自身も復活されたという考え方ではないでしょうか。
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