クリスマス(4)
発行日時: 2007/11/29ヨハネ
1:1 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。 1:2 この言は、初めに神と共にあった。
1:3 万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。
1:4 言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。 1:5 光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
ヨハネ
1::14 言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。
1:18 いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。
1:29 その翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ。
これは、クリスマスイブやクリスマス礼拝でよく読まれるヨハネの福音書ですが、クリスチャンになりたての頃聞いたこの聖書箇所が、成長に伴って非常に深い意味を持っことが実感されます。
成長なさっている皆様もそうでしょう。
その実感をクリスチャンになったばかりの方々に、ぜひ証しなさってください。
イエス・キリストの「誕生」と言う日本語は、しばしば「降誕」という難しい言葉で置き換えられています。
誕生は英語で言えばbirth、ラテン語ではnativityですが、イエス・キリストの誕生を言うときは、大文字で始まるNativityです。
nativity=birth は「誕生」ですが、Nativityを「降誕」と訳すことはまことに適切なことだと思います。そういえば年末に日本で公開される映画「マリア」の元のタイトルは、Nativityです。
次に指摘されなければならないのは、ヨハネ1::14 言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。・・です。
イエスの「誕生」とは「受肉」なのです。
私はうまく言ええませんので、新キリスト教辞典の解説に頼ります。次のように書かれていますので紹介します。
福音書を中心として知られるイエス・キリストのたぐいない御性質とみわざに感動して,思想を天に引き上げられることはよい.
しかし他方,受肉の救い主を知るということは,人間の罪のゆえにどこまでも低くなり,砕かれ,見捨てられ,のろいを受けられたお方を知ることであり,これも私たちの信仰に欠かしてはならない側面である.
ヨハネ1:14の原文〈ギ〉ホ・ロゴス・サルクス・エゲネト(直訳「ことばは肉体となった」)の意味するところは,このように深い.
「ことばは人(〈ギリシャ語〉サルクス「肉」)となって,私たちの間に住まわれた.私たちはこの方の栄光を見た」(ヨハネ1:14).初めに,いや初めから父なる神とともにおられた子なるイエス・キリストが受肉された.
これは驚くべき*奥義である.「見よ,世の罪を取り除く神の小羊」(ヨハネ1:29)と,感嘆して指さすような真理である.
それはピリピ 2:6‐9に記されるごとく,一つにはキリスト者の模範・手本としての謙卑の極みであり,さらには十字架の贖罪をゴールとする発端であったからである.
ピリピ
2:6 キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、
2:7 かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、
2:8 へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。
2:9 このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。
2:10 こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、
2:11 すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。
クリスマス・イブを「聖夜」と呼びますね。それは賛美歌にあるとおりです。
1.きよしこのよる ほしはひかり
すくいのみこは まぶねのなかに
ねむりたもう いとやすく
2.きよしこのよる みつげうけし
まきびとたちは みこのみまえに
ぬかずきぬ かしこみて
3.きよしこのよる みこのえみに
めぐみのみよの あしたのひかり
かがやけり ほがらかに
しかしその意味は、「聖なるお方」が降臨されたと同時に、「人間の罪のゆえにどこまでも低くなり,砕かれ,見捨てられ,のろいを受けられたお方」が降臨されたということです。
映画「マリア」は12月1日から東京と大阪でロードショーが始まりますが、それと先年に公開された映画「パッション」とは一体のものであることを、広く伝えましょう。
この意味についてさらに考えます。
(つづく)
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