クリスマス
発行日時: 2007/11/23教会もいろいろです。私が、約1年半ほど前にいたフィリピン人会衆教会では、「クリスマスという言葉は聖書にない、12月25日という日も後世に定めたものだ、その行事は聖書的ではない」などの理由から、クリスマス礼拝は日曜礼拝と同じでした。
コマーシャル化されたクリスマスとは、教会は一線を画すべきだとする考え方が、牧師に強くありました。
ところが、私が今連なる日本人会衆の教会では、クリスマス晩餐会、イブ礼拝、クリスマス大礼拝、教会学校年少組会、年長組会、中学生会、高校生会、大学生会、青年会、婦人会、壮年会、外国人会衆会などで、それぞれ別の日に、クリスマス・パーティーがあるのです。
全く対照的です。
後者のこの教会は、日本の社会の風潮に迎合して、クリスマス・パーティーを教会でもするのでしょうか?
また前者の教会では、そうした社会風潮に毅然とした教会の態度を維持しているのでしょうか?
どうも違うようです。
キリスト教国から来ているフィリピン人は、クリスマスには誰もが教会に行きます。
信仰が厚いかどうかは別ですが、日本で言えば初詣みたいなものです。ですから、クリスマス礼拝は日曜礼拝と同じであってもいいし、クリスマスだけでなく日曜日は必ず教会に来なさいという厳しいメッセージも必要なのです。
ところが日本では、クリスマス特にクリスマスイブといえば、教会へ行く夜ではなく、恋人たちのロマンチックなデートのとき、家庭団欒のときです。
だとすれば、「コマーシャル化されたクリスマスは、教会と関係ない」など言っていないで、「クリスマスパーティーは教会で!」と呼びかけるのは、本当の神、救い主イエス・キリストを知るための、またとない機会を与えることになるのです。
ただ「いらっしゃい」ではなく、そこでは福音が、さまざまな形で、しっかりと伝えられなければなりません。
マルコ 16:15-16 それから、イエスは言われた。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。 信じて洗礼を受ける者は救われるが、信じない者は滅びの宣告を受ける。」
これはイエスの至上命令です。
ところで、「クリスマスは教会で」という呼びかけが、まだキリストを知らない人たちの救いのためのものでなく、むしろクリスチャンたちの内輪のお祝いの会であることもないとは言えません。
だとすれば、クリスマスは聖書的ではないなどという極論があってもいいでしょう。
しかし、まだキリストを知らない、受け容れていない人が人口の99%という国日本では、クリスマスは、クリスチャンがお祝いをするのでなく、外に出て行ってお祝いをする、そしてなぜお祝いなのかをクリスチャンでない人々、大人から子供まで、老人ホームのお年寄りから、盛り場にたむろする若者まで、福音を伝える機会なのです。
クリスマスソングの流れている中で、クリスマスイルミネーションの明かりの中で、人々はすでに準備ができているのです。クリスマスは、まだクリスチャンでない人たちのものなのです!
さて、今日のクリスチャン、すでにイエスを受け容れた人たちににとって大切なのは、イエスの誕生ではなくて、イエスの再臨です。
諸人(もろびと)こぞりて、迎えまつれ、主はきませり。
これは初臨のイエスについての賛歌です。
しかし現代のクリスチャンは知っています。今私たちに必要なのは、福音書のイエスの誕生物語ではなく、黙示録のイエス・キリストの再臨預言です。
黙示録 22:6 そして、天使はわたしにこう言った。「これらの言葉は、信頼でき、また真実である。預言者たちの霊感の神、主が、その天使を送って、すぐにも起こるはずのことを、御自分の僕たちに示されたのである。
22:7 見よ、わたしはすぐに来る。この書物の預言の言葉を守る者は、幸いである。」
22:11 不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なる者は、なお聖なる者とならせよ。
22:12 見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。
22:13 わたしはアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。
22:17 "霊"と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。
22:18 この書物の預言の言葉を聞くすべての者に、わたしは証しする。これに付け加える者があれば、神は
この書物に書いてある災いをその者に加えられる。
22:19 また、この預言の書の言葉から何か取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、その者が受ける分を取り除かれる。
22:20 以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。
そして、黙示録はクリスチャンのため、福音書はまだ救い主を知らない人たちのためのものです。
イエスは言われました。
マタイ24:14 「そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。」
私たちは終りのときが近いのを知っているがゆえに、緊急に福音を述べ伝えなければならない。それがクリスマスではないでしょうか。
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