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子供の成長を願わない親はいませんね。同じように神様は、その子となったクリスチャンが、聖書の全てのみ言葉を栄養にして、大人に成長するように願っておられます。これは成長なさりたいクリスチャンのための励ましのメ−ルマガジンじんです。

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イスラム教(15)

発行日: 2006/12/22

新約聖書で、イエスは形式化した律法主義を非難し、パリサイ人たちを糾弾します。クルーアンでは、神からの啓示であるとして、聖書の福音書に反論し宗教論争をしています。

このような論点に関して、聖書を信じるか(旧約聖書だけか、旧約を含めて新約聖書特に福音を信じるか)、それとも、クルーアンが正しいとするかに分かれます。

つまり聖書とクルーアンは、啓示という二つの円(宗教)が一部だけ重なり合っている、そんな状態にあるといえるでしょう。その2つのいずれを信じるかによって、イスラム教徒とキリスト教徒とが別れます。

それは。福音を受け入れるか入れないかということでもあるのです。

キリスト教にとって根幹的教義である三位一体説は、クルーアンでは明確に否定されています。

このことに関して大川著書では、クルーアンを引用して、こう言っています。

「啓典の民」よ、アッラーについて、真実以外を語ってはならない。マリアの子イエス・キリストはアッラーの使徒であり、マリアにもたらされた御言葉であり、アッラーからの霊である。アッラーと使徒たちを信じなさい。

「三」とは言ってはならない。やめなさい、それが汝らにとって最も良いこと。実にアッラーは唯一の御方。讃えあれ。アッラーに子がいるはずがあろうか。(4章171節)

ただしここで言われている「三」とは、キリスト教で言われる「父なる神・子なるキリスト・聖霊」そしてこれらが「一」だとされることを指してはいないようである。

クルアーンにはアッラーに加えてイエスとマリヤを三つの神とすることを批判する句があり(5章116節)、「三」とは神・イエス・マリア(神の配偶者)のことだと考えていたようである。

伝承などによれば、これはナジュランというアラビア半島にあるキリスト教徒の都市で広まっていた見解だとされている。

クルアーンはイエスもマリアも食物を食べる人間にすぎないと述べ、彼らを神格化することを否定している(5章75節)。

またマリアの処女懐胎の経緯からも分かるように、クルアーンでのイエスにとって聖霊の役割は小さいものとなっている。

この三位一体の否定も、その目的はイエスが神の子ではなく人間にすぎなかったことを主張するためであったと考えられよう。

加えてクルアーンは、イエスが十字架に架けられたことに関しても聖書とは異なる見解を示している。

彼は十字架では亡くなっていないと述べているのである。彼らは言った、「我々は殺したぞ、マリアの子でアッラーの使徒イエス・キリストを」と。だが彼らは殺したのでもなく十字架に架けたのでもない。

そう見えただけである。このことを議論する者は彼について疑いを抱いている。

彼らは知識もなく推測しているだけである。彼らは実際のところ、殺さなかったのだ。そうではなくアッラーは彼を御許に上げられたのである。(4章157-158節)

この句は、彼は十字架で死なず、後に天に召されたと解釈されることが多い。その詳細に関しては伝承がさまざまに伝えている。

例えば彼を処刑しようとユダヤ人が家の周りを囲んだ時、イエスに似た使徒の一人が自ら志願して代わりに処刑され、イエスは家の窓から天に昇ったという。

その他の伝承は、イエスはカシミールに移住し、そこで一二〇歳まで生き、シュリナガルで埋葬されたと伝えている。

また彼がこの世の終末の時に地上に再臨するという伝承も流布していて、その時彼は偽キリストのダッジャールを倒し、七年間この世を支配してから死ぬとも伝えられている。

 
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