クリスマスについて考える(4)
発行日時: 2006/11/30クリスマスのメッセージ(説教)では、イエスの誕生物語が話されますが、これは初心者向けです。
成長なさっているクリスチャンに対しては、私はイザヤ書を用いていただきたいと思います。
さらに、もっと成長なさっている方には、「究極の救い」として、黙示録に触れていただきたいと、いささか極端なことを考えています。
その理由は、救いには、過去(天地創造からイエスの誕生まで)と現在(復活のイエスと聖霊の時代)と未来(イエスの裁きと新しい天地の実現)があるからです。
過去があるから現在がありまた未来があり、過去(歴史)は未来(ビジョン)への指針であると言われているとおりです。
クリスマスは、救いについては過去です。それによって現代の私たちがあることに感謝しますが、世の終わりの兆候が多く見られる今、クリスマス・メッセージは未来志向のものでありたいと思います。
歴史を知らず、それゆえに未来へのビジョンもなく、ただ現在にだけ、そして日本という小さい国での生き方にだけ生きている人の姿を見ることが多いのですが、過去から未来を見据えて生きる人々がクリスチャンだとも言えるのではないでしょうか。
何のために生まれ、生き、そして死を迎えるのか、その意味がはっきりしていて、それゆえに日々、充実した人生を送っている人たちが、クリスチャンであるはずです。病気にも、生活の苦しみにも、取り巻くさまざまな問題に耐えつつもです。
ヨハネ 3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
3:17 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
3:18 御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。
なぜ「御子によって世が救われる」必要があったのか(過去)、そして「御子を世に遣わされた」結果どうなったのか(現在)、信じる者と信じない者はどうなるのか(未来)が、クリスマスという時点で捉えられたらと思います。
それこそがクリスマスの意味ではないでしょうか。
でも、それは成長なさっている皆様に向かってであって、そんなことを言っていたら、クリスマスという救い主を受け入れるまたとない機会を壊してしまうことになるでしょう。
クリスマスイブのキャンドルサービスが、クリスマスの季節のゴスペルコンサートが、多くの人たちに救い主を知る機会を与えてくださるように、また救い主がなぜ必要なのかを実感できるように、主に祈りましょう。
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