キリストを土台とする家庭(11)
発行日時: 2006/5/4以下は、聖書的考察からは外れているようですが、新キリスト教辞典の「離
婚」の項(柿谷正期執筆)の最後の部分を転載させていただきます。
6.離婚のプロセス.
離婚に直面した人は,死に直面した人の経験に似た,幾つかの段階を踏
むようである.
(1) 否定.ショックを受け,まさか自分たちの結婚が離婚に至ること
はない,と否定する段階である.
(2) 抑鬱.社会とのかかわりを断ち,閉じこもって,抑うつ状態にな
る時期である.
(3) 怒り.裏切られた思いからくる怒りの感情である.これは配偶者
に向けられるが,やがて異性全体に向けられることもある.
(4) 受け入れ.徐々に事態を受け入れ,将来の計画も立てられるよう
になる段階である.
ショックなこと,あり得ないようなことが自分に起ってくる時に,誰もが
経験する段階と言えよう.離婚したくない配偶者は,事実を受け入れること
ができず,いろいろな形の取り引きをしようとする.
ある人の場合は去って行こうとする配偶者に取りすがって懇願する.しかし
これは相手の「自由」という基本的欲求を侵害することになるので逆効果と
なることが多い.
7.離婚への対応.
離婚の可能性に直面したら,経験豊かなカウンセラーに相談するとよい.仮
に離婚という事態になっても,子供たちに与える影響を最小限に食い止める対
処の仕方を学ぶことができる.親の離婚に巻き込まれた子供たちは,自分は愛
されていないと思い込んでしまう傾向がある.
離婚の背後には何らかの罪が存在している.相手を変えようとするのではな
く,自分の罪を認めるところから和解の糸口はつかめる.苦々しさ,恨み,赦
せない心,絶えざる非難.こうしたものが結婚を離婚まで追い詰めていないか
よく自己吟味することである.「なぜあなたは,兄弟の目の中のちりに目をつ
けるが,自分の目の中の梁には気がつかないのですか」(マタイ7:3).
離婚は多くの場合,問題解決の逃げの手である.自分たちには離婚という解
決策はないと考え,問題を直視する夫婦は必ず問題を解決することができる.
離婚は決して必要なものではない.ただ相手がいることなので,一方だけでなく
二人の決意が必要である.
(村川後記)
「離婚の聖書的解説」の引用は以上で終わります。
クリスチャンと社会問題について、聖書的に深く考察することは、この世に生
きるクリスチャンの成長を助けることになると思いますので、これからも、参
考資料を引用させていただきながら、取り上げます。
クリスチャンのための月刊誌などでも、このような問題は取り上げられることが
少なくありません。憲法改正とクリスチャン、国家とクリスチャン、サラリーマ
とクリスチャン・・などです。
ただしクリスチャン評論に終わらないために、それを行うことも必要になります。
ヤコブ1:22 み言葉を行う人になりなさい。自分を欺いて、聞くだけで終わる者に
なってはいけません。
「今日もイエス様と共に」では、このところ3回にわたって「愛国心」の「愛」
について取り上げましたが、ここではその続きとして、次回からは、「教育基本
法の改定問題」について、クリスチャンとして考えます。
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