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キリストを土台とする家庭(10)
発行日時: 2006/5/3離婚について、聖書的に考えるためのよい資料がありましたので、その内容
を、聖書辞典から転載させていただいております。
(続き)
4.離婚の理由.
離婚の理由には正当事由もあればそうでないものもある.
(1)「妻に何か恥ずべき事」がある場合の離婚.申命24:1‐4の「何か恥
ずべき事」とは何を意味するのか古くから議論されている.ジョン・マーレイ
も指摘するように,「何か恥ずべき事」は,姦淫や性的罪を意味するのではな
く,不品行や性的罪以外のものと解釈できる.
つまりモーセは,人がどんな理由であっても妻を離別する可能性のあること
を言っているのである.しかし,それを是認しているわけではない.新国際
訳はバークレー訳と同じように,申命24:1‐3を条件節と解釈している.
「…女の手に渡し,彼女を家から去らせなければならない」を条件節とし,
「…女の手に渡し,彼女を家から去らせ,女がその家を出て,行って,ほか
の人の妻となったなら…」と読む.
こういった離婚であっても以下の三つのことが必要とされる.つまり「離婚状
を書き」それを「手渡し」「家から去らせる」ことである.ただし,あくまで
もこれは「しなければならない」ことであり,離婚の理由を正当化するもので
はない(マタイ5:31,32).
申命24:1‐4の中心は,安易な離婚を禁じ,結婚という契約を軽く見ない
ようにと教えるものであるが,いつしかその重点が離婚状を与えることに移っ
てしまい,中身がすり替ってしまった.
「彼女は汚されているから」(同24:4)をイエスはさらに明確にして,「妻
に姦淫を犯させる」(マタイ5:32)と言っている.不品行以外の理由で妻を
離別してはならないのであって,離婚状さえ手渡せばどんな理由であってもか
まわないというのは勝手な解釈である.
(2) 配偶者の不貞による離婚.離婚の理由で最も多いのが不貞と言えよ
う.離婚の7割もしくはそれ以上に不貞がからんでいると言われる.イエス・
キリストは,信者の離婚の正当事由にこの不貞を挙げている(マタイ5:32,
19:9).どんな理由であっても離婚できると勝手に考えていたユダヤ人に,
「不貞以外の理由で…」をイエスは繰り返された.
「不貞」と訳されている〈ギ〉ポルネイアは,「不品行」で,姦淫も含まれ
るが,すべての性的罪,例えば近親相姦,獣姦,同性愛行為等を含んでいる.
配偶者の不貞の場合,それが離婚の正当事由になって離婚は許されるが,離
婚をするよう命じられているのではない.罪を犯した配偶者が悔い改めて,赦
し合うことも可能である.
罪を犯した配偶者が悔い改めない場合はどうか.マタイ18:15‐17の手順を
踏むことである.まず第1に当事者の二人だけで話し,次に他者(一人か二人)
に加わってもらい,それでも解決のつかない場合は教会の問題とする.
それでも悔い改めようとしないなら,その人を信者でない者と同じように扱わ
なければならない.つまり信者でない者が去っていくなら去るに任せる.罪を
犯していない配偶者はここに至って正当事由の離婚と認められ,再婚の自由も
与えられる.
(3) 信者でない配偶者が離れていく離婚.これは配偶者の一方が信者にな
って起る問題である.イエス・キリストの在世中はこのような結婚について言及
する必要はなかったようであるが,パウロの時代になると具体的な問題として起
ってきた.
パウロは「これを言うのは主ではなく,私です」(1コリント7:12)と言った.
が,これは,この教えが権威のない教えという意味ではない.信者でない配偶者
が離れていくのであればやむを得ない.離婚を受け入れなさい.これは離婚の正
当事由になる,ということである.
では,信者同士で一方の配偶者が離れていこうとする場合はどうなのか.この場
合もマタイ18:15‐17の手順が適用される.どうしても和解が成立せず,相手が
離れていくというのであれば,その配偶者を信者でない者として扱うことになる.
この場合も離婚の正当事由があり,罪のない配偶者には再婚の自由も与えられる.
(4) 性格の不一致による離婚.現代の離婚のほとんどがこれを理由としてい
る.もちろん聖書的正当事由とはならない.これは(1)の「何か恥ずべき事」に
入る非聖書的な理由である.
5.再婚.
少なくともキリストの時代までは,ユダヤ人の間でなされる,離婚についての
論議は,離婚の理由に集中しており,再婚の権利が問題にされることはなかった.
これに対して,現代の福音派の論議は離婚の理由もさることながら,多くは再婚
の権利に集中しているようである.
申命24:2によると,離婚状を持っている女性には再婚の権利がある.離婚した
女性が他の人と再婚した場合,2番目の夫に死に別れたり,再度離婚したとしても,
最初の夫と彼女は復縁できない.彼女が最初の夫と離婚してそのまま独身でいる
なら,復縁の可能性はある.しかし無制限に再婚が許されているのではない.
マタイ5:32,19:9によると,姦淫という事実があれば,罪のない配偶者には
離婚の権利も再婚の権利もある.
信者でない配偶者が去っていくのなら,信者の配偶者には離婚の権利も再婚の
権利もある.しかし再婚が許されている場合でも,再婚が賢明でない場合もある.
パウロは結婚していない人には独身でとどまるよう勧めている.
過去の結婚を引きずっている場合,また再婚について良心的にすっきりしていな
い場合,また再婚することに強い願望がない場合,「自分が召されたときの状態
にとどまって」(1コリント7:20)独身でいるほうがよいと言われている.
配偶者に死に別れた人の場合,再婚に反対する理由は何もない(ローマ7:3).
再婚が悪でないことは明確である.再婚は時に勧められ(1テモテ5:14),や
もめに対しては「情の燃える」よりは「結婚しなさい」(1コリント7:9)と
命じられてさえいる.
配偶者と死別した人の再婚については,聖書は以上のように積極的である.
従って再婚した人が教会で長老や執事のような指導者の立場に立てないとするの
は問題である.
監督となる人の条件の,「ひとりの妻の夫」(1テモテ3:2,12,テトス1:6)
で問題となっているのは,何度結婚したかではなく,何人妻を持っているか,と
いうことである(Marriage, Divorce and Remarriage in the Bible, p.80).
ユダヤ人の間には11世紀頃まで一夫多妻の事実があったようで,ギリシヤ人,ロ
ーマ人の間にもこの時代まだ一夫多妻の事実が存在した.このみことばは,その
ような状況で語られたものであり,正当事由による離婚者,そして再婚者につい
て,指導者の立場に立ってはいけないと教えているのではない.
聖書的根拠のない離婚をした人がその後クリスチャンになった場合の再婚はど
うなのか.もとの信者でない配偶者のもとに戻るべきなのだろうか.このような
問題に処する第1の原則は,「おのおの召されたときのままの状態で,神の御前に
(1コリント7:24)いることである.
回心者にとってはその回心の時から新しい生活が始まるのである.コリントの教
会の中には,以前は「不品行な者…姦淫をする者,男娼となる者,男色をする
者…」(6:9)がいたが,今や「洗われ,聖なる者とされ,義と認められた」
(6:11)のである.
赦され,新しくされたその時が出発点である.神は不品行も姦淫も赦される.神
が赦された者を人間が赦すのは当然である.
社会が離婚に対して寛容になるにつれ,離婚は増加すると思われる.防ぐ手立
ては良い結婚を確立することである.聖書の原則に基づいた,愛と決意と開かれ
たコミュニケーションを特徴とした結婚を育むことである.このためには日頃か
ら結婚について教えられる必要がある.
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あの人がなんであんな事を――良い人だと思っていた人が突
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です。
しかしそれは「当然」の出来事であり、不思議でも何でもないこ
とです。つまり 「善」 が「悪」になった、という単純結果です。
つまり、あなたの中で善と悪が代理戦争をしているのです。
あなたはたまさか、その器であって、肉の思いと・心の思いとの戦
い、 人間の血肉の戦いではなく、光と闇とのたたかいなのです。
その理解と認識がない限り、あなたの中では永遠に地獄の戦
いが続きます。
いますぐ、背後にあるヤミの支配を認め、戦いの力を養なうこと!
======= このつづきは ========
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