私たちはなんのために生きているのでしょうか?どうしたらもっと生きがいのある人生を送れるのでしょうか?それは聖書のイエス様と共に生きること。みんなで本当の生き方を分かち合いませんか?
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「よみ」(その4)
発行日: 2008/6/13マルコの福音書16:15 それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。
16:16 信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。」
この聖書箇所から、クリスチャンは死ねば天国へ行くが、そうでない人は地獄に行くと間違って理解している人が、クリスチャンの中にさえいます。
生まれたときからカトリックという人が多いフィリピンの国から来て、日本人と結婚しているあるフィリピン人奥さんが、旦那さんに言いました。「あんたも教会に来なさい。じゃないと、死んだら地獄だよ」と。すると日本人の旦那さんは言いました。「ほっといてくれ。おれは仏さんの浄土に行くのだから。」
笑い話のようで、日本では現実にあることです。
宗教によって死後の行き先が違うというのもおかしな話ですね。
死後の世界は、いろいろ用意されております。あなたはどのコースをお選びですか?
輪廻転生の苦悩の世界、幸福な輪廻の世界、宇宙の大生命体、様々な極楽浄土、天国、地獄、そして今書き込んでいます「よみ、黄泉」などがあります。・・ということなのでしょうか。
注)浄土(フリー百科事典ウィキペディアから抜粋)
浄土について種々に説かれる。それらの中でも阿弥陀仏の西方極楽浄土は有名だが、この外に、薬師仏の東方浄瑠璃世界などなどが知られている。
浄土は何のためにあるのかといえば、仏自らが法楽を受用するためと共に、人々をその国に引接して化益をほどこし、さとりを開かせるためである。
これらの浄土は別の世界において設立されたもので、したがって、人々はこの世界での命が終わってからゆくので、往生浄土という考えがみられる。阿弥陀仏の西方極楽浄土は、往生浄土を立場とする浄土教を形成する。
別世界に浄土の建立を説くのではなく、この世界をそのまま浄土に変現するという考え方がある。
すなわち、心が浄なれば土も浄とする『維摩経』の趣旨によれば、この世界にありながらこの世界がそのまま清浄の土でありうる。たとえば、『法華経』は、この裟婆世界を変じて瑠璃地の清浄世界と変ずと説く。
浄土宗が説く浄土の特色は、この世界とは別に、仏によって建立せられた浄土があるという考え方である。その浄土へ往って、仏に導かれて自分も悟りをうるとする浄土の考え方である。
(注終り)
このような状況の中で、私は死後の世界としては、黄泉の国という日本人古来の死後の世界とも関係し、より一般的な「よみ」について、日本人は知ってほしいとの思いから、紹介しています。
久保牧師はその著書で、「よみ」のラザロについて、次のように想像し、解説しています。
(以下引用)
今日で言う教会に属していたわけでもありません。キリストの福音も、まだ聞いたことがありませんでした。しかしラザロはおそらく、もしキリストの福音を聞けば、それを信じる素直さは持っていたことでしょう。(ここが重要です)
ラザロは、貧乏で、病気持ちで、不幸な境遇にありました。しかし、自分の置かれた状況で、神を愛し、信じながら生きたのでしょう。
彼のような人物は、今の時代にも大勢います。すなわちクリスチャンではないが、神を信じ、善良に生きている人々です。
神を信じている人々は、クリスチャンだけではありません。宇宙の創造主の存在は信じるが、イエス・キリストを個人的に救い主として信じるには至っていない、という人は大勢います。
彼らはクリスチャンとは呼ばれませんが、神を「自分なりに」信じ、愛しているのです。
(村川注:「神」という言葉のかわりに「仏」と呼んでもいいでしょう。超自然的な何かという意味でです。)
その神理解は、聖書に根ざしていないので、不完全です。しかし、人間が完全な神理解をすることは、クリスチャンをも含め、もともと不可能なのです。
彼らは、自分が現在持っている神理解の上で、神を信じたり、愛したりしています。
彼らの中には、キリストの福音を聞いたことのない人々もいます。福音を知らないので、キリスト信者にはなりませんでしたが、神は信じているのです。
ある程度の聖書知識を持っている人も、持っていない人もいます。しかし、多くの人々が、神の御前に善良な生活をしようと努力しています。
こうした人々は、キリストへの信仰による罪の赦しと贖いをまだ受けていないので死後は天国ではなく、よみへ行くでしょう。
しかし、あの金持ちと同じように、よみの「苦しみの場所」に行くのでしょうか。
そうではないでしょう。聖書は、「(神は)善であれ悪であれ、各自その肉体にあってした行為に応じて」(2コリント5:10)報いを与えられる、と述べています。神は、よみのそれぞれの場所を各人の生前の生活に応じて与えられるのです。
したがって、キリストの昇天以後、クリスチャンにならなかった人で、神を愛し信じて生きた人々は、よみの慰めの場所に行っている、と考えられます。
よみの慰めの場所は、現在、空ではないでしょう。ラザロが慰めの場所に行ったのであれば、ラザロのような人物は、みな慰めの場所に行っていると考えられます。
よみの各場所は、それぞれに生前の生き方に応じて迎え入れられた人々によって、満ちていることでしょう。
その場所の中には、"良くも悪くもない中間的な人生を歩んだ魂のための場所"あるいは"幼くして死んだ魂のための場所"等もあるかも知れません。
幼くして死んだ魂は、長く生きて罪を積み重ねた人々とは別の扱いを受けて当然だからです。
または、幼い魂は慰めの場所に行くでしょう。あるいは、直接天国へ行く魂も多いと思われます(マタイ18:3)。
それはともかく、こうした「よみ」の状態は一体何のためにあるのか、ということを次に見てみましょう。
すなわち、彼らはなぜ最後の審判の前に、よみに行くのでしょうか。私たちは、よみにおいてアブラハムが金持ちに言った言葉を、思い起こしてみましょう。
「子よ。思い出してみなさい。おまえは生きている問、良い物を受け、ラザロは生きている問、悪い物を受けていました。しかし、彼は慰められ、おまえは苦しみもだえているのです」(ルカ16:25)。
生きている間ぜいたくの中にあった金持ちは、死後に悪いものを受け、一方生きている間不幸な境遇にあったラザロは、死後に慰められました。
「よみ」は彼らにとって、生きている間の境遇を"補償"する場でした。補い、償う第三章新約時代の「天国」と「よみ」だったのです。
この世では、しばしば悪人が栄え、善人が苦しんでいます。人にもたらされる幸福、あるいは不幸は、この世だけを考えれば、必ずしもその人にふさわしいものではありません。
もし、人生がこの世だけで終わるものならば、人生は何と不公平でしょうか。
しかし、人の幸福と不幸は、地上の生と死後の生を総合して、その人にふさわしいものとなるのです。
生きている時に悪を積み重ねながら、ふさわしい報いを受けなかった者は、死後「よみ」で苦しみを刈り取るでしょう。
また、生きている時に善良に生きながら不幸だった者は、死後「よみ」で慰めを受けるでしょう。
「よみ」で受ける苦しみ、あるいは慰めは、その人の生きている問の生活や境遇に応じたものなのです。聖書は言っています。
「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります」(ガラテア6:7)。
善を蒔けば自分で善を刈り取り、悪を蒔けば自分で悪を刈り取るのです。生きている間にそれを刈り取らなかった者は、死後にそれを刈り取らなければなりません。
ですから、「よみ」という、生きている間に人が蒔いたものを刈り取る場が必要になるのです。
(引用終り)
村川注)再臨のキリストによる最後の審判という裁判を経ないで、だれも地獄に行かされることはありません。
「クリスチャンですか、YESですかNOですか?」で機械的に天国と地獄に振り分けられるそんな裁判なら、裁判は不要でしょう。
本人が善人面をしていても罪状が全て明らかになるだけでなく、情状酌量もあるのです。
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