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出雲大社「仮殿遷座祭」のニュースに思う
発行日時: 2008/4/23「出雲大社:あす60年ぶり遷座祭。遷宮効果、まちに活。旅館満室、新しい店もオープン。」
これは、先週末4月19日の新聞記事です。
このニュースは、私はテレビで視聴したのですが、私の脳裏には、このところ書き込んでいるソロモンの神殿や北王国と南王国に分裂したイスラエル12部族の人々の捕囚、捕囚から許されて帰還した人たちによる神殿再建の聖書記事が重なっています。
日本の神々、聖書の全知全能の唯一神、また旧約聖書の歴史書や預言書で、影響されることを厳しく警告されている異国の神々、さらにギリシャ神話や日本神話に出て来る神々などについて、考える機会を皆様と共有したいと思います。
まずは上記の新聞記事から、日本人の神々への信仰のひとつの姿を知りましょう。
(新聞記事引用)
出雲市大社町の出雲大社で20日午後7時、国宝・本殿の屋根改修のためにご神体を御仮殿(これまでの拝殿)に移す「仮殿遷座祭」が行われる。約60年に一度の節目に行われる出雲大社の遷宮が、いよいよ本格化することになる。
現在の本殿は1744年に建てられたもので、これ以降の遷宮では費用などもかかるため屋根葺(ふ)き替え工事など必要最小限の改修を行っている。前回の遷宮は1953年。
御遷宮準備室長は、遷宮について「建物が生まれ変わることによって、信仰が改めて深まる。また建物を守ってきた先人から受け継ぎ後の人たちに残す意味もある。全身全霊かけて奉仕したい」と話す。
20日は午後7時に神職ら約100人が行列をなして本殿へ。ご神体を御神輿に入れて運び、御仮殿に移す。21日午前9時半には本殿の特別拝観(希望者は正装が必要)が、同日午前10時からは仮殿遷座祭奉祝祭が予定されている。21〜23日の3日間には境内で奉納神楽や生け花展、骨董市なども開かれる予定。
本殿屋根の改修工事が始まるのは10月ごろから。本殿の高さは8丈(約24メートル)で屋根の面積約590平方メートルと、高さも規模も国内の神社で最大級。このため、檜皮(ひわだ)葺(ぶ)き屋根の改修工事では、他の社殿より多い計約64万枚の檜皮が使われると推定されている。
出雲大社のおひざ元・同市大社町の神門通りには、出雲ぜんざいの店など新規店舗も近年相次いでオープン。県立古代出雲歴史博物館に展示されている加茂岩倉遺跡の銅鐸も国宝に指定され、更には遷宮の相乗効果で市街はにぎわいを見せる。
改修期間中、本殿は大屋根で覆われることになる。このため、出雲観光協会によると、今春は遷宮前の時期を目指して出雲大社を訪れる観光客が増えているという。21日から夏までには国宝・本殿の特別公開も行われる予定で、この一般公開にあわせて団体旅行を検討中の旅行会社も多いという。
(引用終り)
日本神話は、天皇支配を意図して創作された古事記や日本書紀に書かれていますが、その神話を信じても、旧約聖書は信じない日本人は多いようです。
ここで、日本神話の国譲りと天孫降臨の記事を、現代風に解釈した資料から引用します。
これは上記の出雲大社の大国主命と関わっているからです。
「私はクリスチャンですから、日本の神々なんかどうでもいいのです。聖書にはこう書いてあります。
コロサイ 2:8 あのむなしい、だましごとの哲学によってだれのとりこにもならぬよう、注意しなさい。そのようなものは、人の言い伝えによるものであり、この世に属する幼稚な教えによるものであって、キリストに基づくものではありません。」
などとおっしゃる日本人クリスチャンもいらっしゃいますが、私は日本で聖書を伝えるためには、「日本の神々」についてもよく知っていなければいけないと思います。
そのような見地から書き込みます。お付き合いください。
出雲大社の大国主命について、古事記と日本書紀から学びます。
現代風に書き直したものからの引用です。
−国譲りと天孫降臨−
天照大御神は、須佐之男命を高天原から追放したものの、下界の様子が気になって仕方がなかった。そこで、葦原中国は息子の天忍穂耳命に治めさせようと考え、地上につかわすことにした。
しかし、天忍穂耳命が天の浮橋に立って下界を眺めると、地上はひどく騒然としているため、これでは降りても統治はおぼつかないと、ひとまず引き返し、そのむねを天照大御神に報告した。
天照大御神は、八百万の神を集めて協議の末、とりあえず天菩比神を派遣して、大国主神をはじめとする国神を説得し、国を譲るよう迫ることにした。
ところが、天菩比神は大国主神に媚びつき、3年たっても帰ることをしなかった。そこで次に天若日子を派遣したが、この神も大国主神の娘と結婚してしまい、むしろ高天原に反旗をひるがえしかねないありさまだった。
こうなると、残る道は強談判しかない。天照大御神.は3度目の使者として、武勇の誉れ高い建御雷之男神に天鳥船神をそえて地上に送った。
二神は出雲の伊那佐の浜に降り立ち、剣をさかさまに突き立て、その切っ先の上にあぐらをかいて、大国主神に国譲りを迫った。
「われらは高天原の使者として参った者である。わが天照大御神様は、なんじが統治している葦原中国は大御神様の御子が治めるべきであると仰せられている。なんじの考えはいかに?」
これに対し、大国主神は返事をしぶったが、その息子の八重言代主神は、「畏れ多いことです。私に異存はありません」といって、国譲りを承知し、身を隠してしまった。
ところがもう一人の息子、建御名方神は承知しない。「そんなに国が欲しいなら、おれと勝負しろ!」と建御雷之男神に挑戦した。しかし勝負はたちまちつき、敗れた建御名方神は科野の洲羽(諏訪)まで逃げ、「以後、この地からは一歩も外へ出ません」と誓って降参した。
こうなると、大国主神も否応もない。
「すべては天神の意にまかせましょう。ただし、ここに天に届くばかりの立派な御殿を造り、私の住みかとすることをご承諾ください」
といって、壮大な御殿を営み、国神の長として鎭座することになった。
これが現在の出雲大社のもとであるとされているのです。
実にうまく書かれていますが、聖書の記事が全て神の啓示に基づいていることと、聖書の歴史書が、考古学的検証にも耐えられることを考え合わせてください。
(続く)
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