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神殿再建

発行日時: 2008/4/22

列王記、歴代誌には、イスラエル12部族の王となったダビデとその息子ソロモンの生涯について詳しく書かれています。また、その統一王国が分裂し、やがて敵国に侵攻され、民が捕囚として連れて行かれる歴史についても知ることができます。

長々と書かれた聖書を読むのは苦手という方には、物語風に、また要約として書き込みました。

ではその後の歴史は?と言うと、それは(神のみ言葉を預かる預言者たちが書いた)預言書のエズラ記、ネヘミヤ記、エステル記にあるのです。

この三つの書物の内容については、「聖書は初めて」の著者内田牧師の要約から引用させていただきます。

これらの預言書は、いずれも捕囚後の歴史を伝えています。紀元前538年、ペルシャ王クロスの命令によってバビロンからの帰還を許されたユダヤ人たちは、神殿の再建に着手しました。

そして18年間の中断がありましたが、預言者ハガイやゼカリヤに励まされて完成させることができました。それから80年後、第二次の帰還が実現しますが、その指導者が祭司であり学者でもあったエズラでした。

故国に戻ったエズラは、周囲の異民族と雑婚し、偶像礼拝に陥っていたユダヤ人に悔い改めを命じ、「宗教改革」を行ないました。

この改革を指導したもうひとりの人物がネヘミヤです。彼はペルシャの宮廷で仕えていましたが、荒れ果てたエルサレムの城壁を再建するため、おそらくエズラより十数年後に総督として帰還します。

妨害をはねのけて短期間で再建を果たして後、ネヘミアはエズラとともに宗教改革を断行しました。

一方、エズラの帰還より二十年ほど前、ペルシャの王アハシュエロス(クセルクセス一世)の王妃となったのがエステルでした。ハマンという高官がユダヤ人を滅ぼそうとします。

その計画を知ったモルデカイは自分の養女であったエステルに知らせます。

彼女はいのちの危険をおかして王に近づき、危ういところで同胞を滅亡から救い出しました。エステル記には「神」ということばが一度も現れませんが、神の不思議な摂理を教えられます。

「エステル物語」は、日曜学校の子供たちにも人気があります。

ところで、上記の預言書では、神殿の再建が重視され、推進されています。

最初の神殿建設については、ダビデの準備とソロモンにより完成の歴史について述べました。

神殿とは、イスラエルの民については、どのようなものだったのでしょうか?

最初の神殿に続いて、その後二度にわたる再建神殿について聖書は記しています。
ソロモンの神殿、ゼルバベルの神殿、そしてヘロデの神殿がそうです。

さて、ペルシャ王クロスの命令によってバビロンからの帰還を許されたユダヤ人たちが再建したのは、ゼルバベルの神殿と呼ばれる第二神殿でした。

ゼルバベルの神殿と呼ばれるのは,ゼルバベルが捕囚の民の指導者の一人であり,特に神殿再建に当っては,祭司であり学者であったエズラや,総督であったネヘミヤなどと共に大きな貢献をしたからです。

神殿の前身は,出エジプト以来イスラエルの民が大切にしてきた幕屋でしたが、それが神殿建築へとなっていったのでした。それだけに破壊された神殿の再建は、預言者たちにとっても悲願となりました。

神殿とは何かについては明日書き込みますが、今朝のニュースで、出雲大社の「平成の大遷宮」がありましたね。

聖書の神殿と日本の神社とでは月とすっぽんの違いがありますが、日本人の信仰がどんなものかをイスラエルの人々の神殿と日本の神社と比較してみるのも面白いかもしれません。

今朝のニュースはこう伝えています。

立ち入ることができないが、本殿改修に伴い御神体を仮殿にうつした「平成の大遷宮」を記念して実現した。本殿内の天井に描かれている極彩色の雲の絵図「八雲の図」など、約60年に一度しか見られない本殿内を拝観しようと、参拝者らが長い列を作った。

仮殿に移すのは真夜中に行われたようですが、それは、神様(大国主大神)の顔を見るのは恐れ多いことで、許されないという理由からだそうです。

出雲大社のホームページから:大国主大神
 
出雲の国は、神の国、神話の国として知られています。その“出雲の国”には、今もなお古代の神社がいたるところにあります。そして、その中心が「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」をおまつりする出雲大社(いづもおおやしろ)です。

大国主大神は、「だいこくさま」と申して慕われている神さまです。だいこくさまは、「天の下造らしし大神」とも申しますように、私達の遠い遠い親達と喜びも悲しみも共にせられて、国土を開拓され、国づくり、村づくりに御苦心になり、農耕・漁業をすすめ、殖産の法をお教えになり、人々の生活の基礎を固めて下さいました。

また、医薬の道をお始めになって、今もなお人々の病苦をお救いになる等、慈愛ある御心を寄せて下さったのです。だいこくさまは、救いの親神さまであると共に、すべてのものが「おのずから」の姿にあるように護って下さる親神です。 

私村川は、この記事を読みながら、イスラエルの民が異国文化に影響され、その国々の神々の偶像を作って拝んだがゆえに、主なる神の怒りが及んで、捕囚として外国に連れて行かれるままにされたことを思います。

日本のクリスチャンにとって、この国日本は異国なのですが、福音は世界全ての国々の人々のために伝えられねばなりません。

 
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