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ダビデ王の罪と罰(その2)
発行日時: 2008/3/10ダビデの罪と罰(つづき) −子供の病気と死、そしてさらに−
サムエル記下12:13‐13:1)
12:13 ダビデはナタンに言った。「私は主に対して罪を犯した。」ナタンはダビデに言った。「主もまた、あなたの罪を見過ごしてくださった。あなたは死なない。
12:14 しかし、あなたはこのことによって、主の敵に大いに侮りの心を起こさせたので、あなたに生まれる子は必ず死ぬ。」
12:15 こうしてナタンは自分の家へ戻った。主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を打たれたので、その子は病気になった。
12:16 ダビデはその子のために神に願い求め、断食をして、引きこもり、一晩中、地に伏していた。
12:17 彼の家の長老たちは彼のそばに立って、彼を地から起こそうとしたが、ダビデは起きようともせず、彼らといっしょに食事を取ろうともしなかった。
12:18 七日目に子どもは死んだが、ダビデの家来たちは、その子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた。「王はあの子が生きている時、われわれが話しても、言うことを聞かなかった。どうしてあの子が死んだことを王に言えようか。王は何か悪い事をされるかもしれない。」と彼らが思ったからである。
12:19 しかしダビデは、家来たちがひそひそ話し合っているのを見て、子どもが死んだことを悟った。それでダビデは家来たちに言った。「子どもは死んだのか。」彼らは言った。「なくなられました。」
12:20 するとダビデは地から起き上がり、からだを洗って身に油を塗り、着物を着替えて、主の宮にはいり、礼拝をしてから、自分の家へ帰った。そして食事の用意をさせて、食事をとった。
12:21 すると家来たちが彼に言った。「あなたのなさったこのことは、いったいどういうことですか。お子さまが生きておられる時は断食をして泣かれたのに、お子さまがなくなられると、起き上がり、食事をなさるとは。」
12:22 ダビデは言った。「子どもがまだ生きている時に私が断食をして泣いたのは、もしかすると、主が私をあわれみ、子どもが生きるかもしれない、と思ったからだ。
12:23 しかし今、子どもは死んでしまった。私はなぜ、断食をしなければならないのか。あの子をもう一度、呼び戻せるであろうか。私はあの子のところに行くだろうが、あの子は私のところに戻っては来ない。」
12:24 ダビデは妻バテ・シェバを慰め、彼女のところにはいり、彼女と寝た。彼女が男の子を産んだとき、彼はその名をソロモンと名づけた。主はその子を愛されたので、
12:25 預言者ナタンを遣わして、主のために、その名をエディデヤ(主に愛される者という意味)と名づけさせた。
13:1 その後のことである。ダビデの子アブシャロムに、タマルという名の美しい妹がいたが、ダビデの子アムノンは彼女を恋していた。
(註解書から)
果して,その子は主に打たれて病気になり危篤となった(15節).ダビデは,ナタンの預言があったにもかかわらず,ひたすら神のあわれみを求めて(16,22節),断食し,徹夜の祈りを,地に伏してささげ続けた(16節).
ダビデの祈りに見られる悔い改めの心を主はよしとされたのですが、主はその子の命を取り去られたのです。
ヨブ記を思い出しましょう。
ヨブ 1:20 このとき、ヨブは立ち上がり、その上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して礼拝し、
1:21 そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」
1:22 ヨブはこのようになっても罪を犯さず、神に愚痴をこぼさなかった。
さて、話を元に戻しましょう。
長老たちがダビデ自身の身を案じ,やめさせようとしたが彼は聞かなかった(17節).7日目にとうとうその子は死んだが,これまでのひたすらな祈りを知っていた家来たちは,彼自身命を断つようなことがあってはと案じ,その死の知らせを控えていた(18節).
しかし,その気配で死の事実を知ったダビデは,起きて身を洗い,礼拝して,食事を取った(19‐20節).
これに驚いた家来たちが,王のすることは逆ではないか,と尋ねた.ダビデは,主のあわれみを求めてひたすら祈ったが,子供が死んだ以上,この厳かな事実はそのまま受け入れなければならない,
自分がその子のところへ行くことはあるが,その逆はあり得ないのだからと答えるのであった(21‐23).彼は,主の取り扱いをそのまま黙して受けようとしたのである。
その子の死は,バテ・シェバにとっても,ダビデ以上にショックであり,悲しみの極みであったろう.ダビデは彼女を慰め,愛で覆った.
やがて2人の間に第二子が与えられ,平安を意味するソロモンという名で呼ばれた(24節).その子が主に愛されたという事実は,神の限りない愛をあかししている.
先にさばきを宣告しに来た預言者ナタンが,今度は主の愛を伝えに訪れ,その子に〈エディデヤ〉(25)(主に愛される者)という名前を付けて帰って行った.
主なる神の義と愛、罪と赦しを読み取ってください。
その子の死は,バテ・シェバにとっても,ダビデ以上にショックであり,悲しみの極みであったろう.ダビデは彼女を慰め,愛で覆った.やがて2人の間に第二子が与えられ,平安を意味するソロモンという名で呼ばれた(24).その子が主に愛されたという事実は,神の限りない愛をあかししている.
先にさばきを宣告しに来た預言者ナタンが,今度は主の愛を伝えに訪れ,その子に〈エディデヤ −主に愛される者)という名前を付けて帰って行った(25節)
しかしその後もダビデ家には、恐ろしい家庭内事件(サムエル記下13:1‐14:33)が起こるのです。
ところで、主の取り扱いをそのまま黙して受けようとしたダビデでしたが、主による懲らしめはさらに続きます。
ソロモンの誕生と家庭内の騒動(サムエル記下12:24以下)
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