神なき人々のための聖書(12)
発行日時: 2007/11/20手違いで送信されていませんでした昨日の分を、お詫びして送ります。
西奥薫尚さんの「法華経こそが日本を救う」を引用していますが、もしあなたがすでにクリスチャンでしたら、直ちに反論したくなるでしょうね。
でも、そうであったとしても、いちいち反論する心をじっと抑えて、ある仏教信者の語られることを聞いてみましょう。
別の観点から言えば、もし明確に反発できたとしたら、あなたのクリスチャンとしての信仰は確たるものがあると言えましょう。
あるいは、仏教のことを知っているようで知っていないとお感じでしたら、この著者の「仏教とは何か」にもう少し耳を傾けましょう。
確西奥薫尚さんは「法華経こそが日本を救う」と確信しておられ、これが創価学会の人たちの信仰だと思います。
しかし、仏教にはこれと対峙する浄土宗の教義があり、二人の宗教指導者、あるいは教祖と言っていいでしょうが、近代日本の仏教は、日蓮対親鸞という大教派に二分され、さらに禅宗を加えれば、三分割されています。
日蓮宗では浄土宗を葬式仏教と決めつけていますが、どれもが仏教であることに、仏教のあいまいさがあるのではないでしょうか。
創価学会の人たちは法華経こそが真の釈迦の教えだとしていますが、仏教学者は、法華経も大乗仏教へ宗教改革が行われた後で書かれた経典なので、小乗仏教の釈迦の教えそのものだとすることに疑問を提示しています。
さて、西奥薫尚さんは、その著書で次のように述べています。
キリスト教は、個人の納得・得心を超えてキリスト教こそが唯一絶対の信仰であると心から信じている、まさにそのことによって、キリスト教以外の宗教は一方的に邪宗教として扱われる。
その結果、異教徒は憐れむべき人間となり、その憐れむべき人間にキリストの「愛と救い」をもたらすための布教・宣教をするという偏った思いと努力が、時に東洋の諸民族に限っても過去において大きな迫害をもたらした。
(偏見を持って相手の宗教を批判するのは世の常でししょうが、さらに読んで見ましょう。)
仏教とキリスト教の根本的な違いについて、西奥さんは述べています。
(続く)
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