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聖書の学び(2)

発行日: 2006/11/22

日曜日に教会へ行って説教を聞けば、聖書を学べると初心者は思います。それはそのとおりですが、説教にはいくつかの違いがあり、聖句説教と主題説教に大別できます。

聖句説教とは、聖書からある聖句を選んでその意味を解説し、クリスチャンの証しなども紹介し、聖書のみ言葉をクリスチャンの実生活にどう応用するかを述べるものです。

ただし、祈祷書を用いる礼拝では、その日の日課が決められていますから、それに沿った聖句説教が行われます。

いずれにせよ、日曜日の説教はこの方式によるものが多いようです。

しかし、主題を定め、それに関する聖書箇所を、旧約・新約の別なく、聖書全体から多く(あるいはすべて)引用して、聖書から聖書を学ぶ説教もあり、その方式を採用される牧師も少なくありません。

聖句説教は、30分ぐらいにまで短縮することもできますが、主題説教となるとどうしても1時間は必要です。その場合聖書を持たないで、ただ牧師のお話をきいているだけでは意味がありません。

ですから、初心者の方には聖句説教が向いていますが、成長なさっている方には主題説教が必要です。

主題説教は引用箇所が多いと言うことから、聖書を広く学ぶことができますが、あることについて特に深く学びたいときは、主題説教的聖句説教も必要でしょう。

聖句、主題のいずれにも偏らない説教をなさる牧師もいらっしゃいます。「木を見て森を見ず」にならないように、あるいはその逆にならないようにです。

クリスチャン・メールマガジンでも、私のマガジンのように主題説教に似た長いメッセージと、初心者の方にも、成長なさっている方にも、共に役立つ聖句説教的なものがあります。

主題説教か聖句説教かというこの違いは、個人としての聖書の学びにも現れます。

毎日聖書のどこかを開いて読む方がいる一方で、聖書コンコーダンス(聖書語句事典)、聖書事典などを利用して、主題別に日々の聖書の学びをなさる方もいらっしゃいます。

さらにおすすめしたいことは、創世記から黙示録まで、少しずつであっても毎日聖書を読み続けて、全体を読破すると言う学び方です。これは聖句説教と主題説教それぞれを補うものとして特に重要です。

さて聖句説教で用いられる聖書箇所は、例えば次です。

ヨハネ 3:17 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。

しかし、このように短いものでも、その解説にはかなりの時間が必要な場合も少なくありません。

そのような場合、聖句説教は講解説教とも呼ばれます。講解説教の形で、毎日曜日に聖書のある書に限定して解説するということもしばしば行われています。

黙示録の連続講解などがその例ですが、初心者には難しすぎるでしょう。その代わりとして、「山上の説教」を取り上げる牧師もいらっしゃいます。

説教と言っても、このような違いがあることを知っておいていただきたいと思います。

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