もし難しいとお感じになられたら(3)
発行日時: 2005/12/26=====================================================
クリスチャン・ライフ
2005/12/19号
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■牧師のお話を読者登録された方へ送付しています。
試練を肥やしに
縄文アソシエイツ(株)の社長、古田英明さんがあるビジネス誌に、ヘッドハンティングの際、40代半ば以降が転職適齢期になると、語っておられました。そして、高い報酬を出してもほしい人材とは、30代までに、次のうち4つのうち少なくとも一つの経験をしている人だそうです。
1.業績不振の関連会社に送られた経験がある。
2.海外の現地法人を自分で立ち上げた。
3.優秀でクセのある上司のもとで、胃に穴の開くような使われ方をしたことがある。
4.自ら新規の事業を立ち上げた経験がある。
なぜこれらの経験をしている人に高い値がつくかというと、これらの経験を経ている人は、ビジネスの、いってみればドブ川をもがきながら超え、それでもなおビジネス社会に生き残っている人だからだそうです。
そこで身につく最も重要な要素は、「人知を尽くして天命を待つ」とか、「ここを乗り切れたのは、自分ひとりの力ではない。多くの人に支えられたからこそだ」といった、自分以外の力に感謝する気持ちが身につくことなのだそうです。
これもある本に紹介されていたことですが、二流の社長さんは、成功すると、鏡を見、失敗すると窓の下をみる。しかし一流の社長さんは、成功すると、窓の下を見、失敗すると鏡を見るのだそうです。一流の社長さんは成功すると、窓の下を見て、社員のおかげ様と感謝をし、失敗すれば、鏡で自分の姿をみて反省するというのです。どうやら、人は苦労して感謝を覚え、優秀になる人と、せっかく苦労してもそれを人のせいにして活かせない人がいるようです。
神様の愛は、その人の苦労を見事なまでに、その人にとっての肥やしとしてくださいます。
それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである(ローマ5:3、5)。
次の詩は、韓国のある牧師によるものです。
「感謝の祈り」
主よ!
時として病気を与えてくださり感謝します。人間の弱さを知ることができるようにしてくださったからです。
たまに孤独の穴に投げ入れてくださり感謝します。それは主の近くに行く機会です。
なすことが計画通りにいかないようにしてくださることを感謝します。そのおかげでわたしの高慢さを反省することができます。
息子、娘が心配の種になるようにしてくださり感謝します。両親と同僚が荷物になったかのように感じるときもあるようにしてくださり感謝します。それで人間としての生きがいを悟ることができるからです。
食べて生きていくのが大変であることを感謝します。涙をもってパンを食べるその心情が分かるからです。
不義と虚偽が渦巻く時代に生まれさせてくださり感謝します。神様の義がはっきりと現されるからです。
汗と苦労の杯を味あわせてくださり感謝します。そのおかげで主の愛を悟ることができるからです。
主よ!
感謝できる心を与えてくださり感謝します。
(by 藤田 昌孝)
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クリスチャン・ライフ
2005/12/26号
折にかなって
イエス様はおっしゃいました。
「神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう」(マタイ7:6)。
これは、「真理を提供するにも、時を選ぶ必要である」ということを表してい
るのではないかを思われます。相手にまだ受け入れる準備ができておらず、偏見がある場合、無理して神様の真理を提供しても、相手はそれを踏みにじるばかりか、向き直ってあなたにかみついてくることさえあります。
せっかくの真理もそれでは台無しで、偏見は深まるばかり。かみついてきた相
手側もたとえその後真理の正しさに気がついても、かみついてしまった手前、おいそれとは受け入れることができません。
ですから、無理に真理を押し付けることをせずに、時を待つ。そのようなこと
を、上の言葉から考えさせられました。
ところが、聖書の別の箇所には、
「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです」(テモテ第二4:2)。
と語られています。
時を選んだ方がよいのか?それとも、時が良くても悪くても、御言葉を宣べ伝
えるべきか?いったいどちらなのでしょうか?
私なりの答えとしては、時を見て、相手を見て、その折その折に応じた方法で
御言葉を宣べ伝えることが賢明なのではないか、というとらえ方です。
人が新しい考え方や価値観を受け入れるに至るためには、普通4つの段階を踏
むのだそうです(コリン・ターナー『The Eureka Principle』参考)。
人は何か新しいものに出くわすと、
1.最初は「それは受けいれられない。これまでとは違う。そんな考えは今まで 聞いたことがないから」という反応を示します。
2.次にそれを聞いた時には、「言っていることは分かる。しかし賛成できない」 となります。
3.そして3度目には、「その考え方には賛成するが、私がそれを取り入れるかどうかはまだ分からない」。
4.しかし4回目になると「これこそ私の考えていることだ」と歓声をあげます。
以上の4段階です。
私たちがイエス様をどなたかにご紹介しようとするとき、もしくは、何かのア
イデアをご提供させていただこうとするとき、なかなかご理解していただけないこともあるかもしれません。
しかし、そのような時は、最初から受け入れてもらおうと、やっきになるので
はなく、ジャブを数回打っておいて、時を待つ。そしてまた折にかなった方法で御言葉をお伝えする。
あまり無理をせずに押したり引いたり、しかし常に礼節をつくして、まごころ
をこめて、二心なく正直に接してゆくならば、やがて、相手の方から御言葉を求めてくることがあるのだと思います。
そもそもイエス様をご紹介するにも、神様の御言葉をお伝えするにも、本当は
皆、神様が成してくださることです。私たちはそのパイプ役にしか過ぎません。ですから神様の時折に、それらをおゆだねすることができるのです。
「神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見極めることはできない」(伝道の書3:11)。
(by 藤田 昌孝)
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