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私たちはなんのために生きているのでしょうか?どうしたらもっと生きがいのある人生を送れるのでしょうか?それは聖書のイエス様と共に生きること。みんなで本当の生き方を分かち合いませんか?
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法華経と聖書(4)
発行日: 2005/11/29聖書といったって、素性の分からない古代文書を集めたにすぎない。そんなもの信じられないと誰かが言ったら、クリスチャンは十分に反論できます。
法華経は本当に釈迦の教えだろうか。その反論に法華経信仰に徹している信徒はどう答えるのでしょうか。その答えがあるインターネットの書き込みにありました。
法華経が成立したのは、釈尊滅後500年ほど経た紀元100年前後といわれており、さらにその一部は後に順次増補されたと見られています。そこで問題となってきたのは、それでは法華経は釈尊の真の教えではないかという疑問です。これは法華経に限らず、華厳経や般若経、浄土教経典など他の大乗経典にも全て当てはまります。いわゆる大乗仏教非仏教説です。
注)大乗仏教:仏教の2大宗派の一つ。紀元前後ごろ、従来の正統学派(部派仏教)が限られたエリート層のみの救済にしか目を向けなくなったことに対する反動として、広く大衆一般の救済を目的に説かれた改革派の教義。『般若 (はんにゃ) 経』 、『華厳 (けごん) 経』、『維摩 (ゆいま) 経』 、『法華 (ほっけ) 経』 、『大無量寿経』 、『浄土経類』 などの基本的大乗経典がある。
しかし非仏ということでいえば、現在伝えられている仏教経典はどれも釈尊が直接書かれたものではなく、全て仏弟子やその後の仏教徒集団が作ったものなのです。
釈尊の教えは「法」と称していますが、それはすなわち普遍的真理とその実践を意味するもので、その発見者が釈尊でした。そして釈尊が説かれた真理と実践を如何に受け止め、どう実現していくかが仏教徒に課せられた使命ということになるのです。従って仏教思想が伝播し受容されていく過程の中で、仏説に込められた意図が究明され論理を深められながら成立した各大乗経典は、釈尊の説かれた真理と実践を高度に受容し実現しているが故に真の「仏説」として認められてきたのです。とりわけ法華経は釈尊の本意を際立って高いレベルで伝えています。
これが仏教徒の反論です。
しかしこれらから言えるのは、仏教は釈迦に始まりましたが、結局は後世の人生哲学者たちが作り上げた哲学体系だということです。ですから教派によって教義が異なっても、所詮人間が作ったものですから、どれも仏教教義と言えるでしょう。教派の違いは仏教か非仏教かの違いではなく、哲学で言えば、ヘーゲル学派かカント学派の違いなのかもしれません。
しかし大乗仏教では、釈迦を人間の手で神格化したり、永遠の昔から宇宙に存在する久遠仏など、本来、「悟りを開いた人間」の意味で用いた仏を架空の仏に仕立てたことに、私は疑念と反発を感じないでいられません。
創価学会ではクリスチャンのデボーションに対応する勤行をしますが、そのことについて、創価学会のホームページでは次のように教えています。
御本尊(釈迦)は、宇宙と生命を貫く根源の妙法である南無妙法蓮華経を体得した御本仏(日蓮大聖人)の生命をあらわされたものです。その御本尊を信じ、題目を唱えていくとき、本来、私たちのなかに内在している最高の仏界という生命がわきあらわれてくるのです。
創価学会員は、法華経の教義に従って、このことを信じているのですが、私は、人間が人間の手で神格化した釈迦を宇宙の生命だなどとは到底信じられません。
しかし、法華経はこう教えているのです。
如来寿量品 第16-2
お釈迦さまはご自身の寿命が永遠であることを、宇宙的な数(無限の数)をもって例えられました。これに対して弥勒菩薩(みろくぼさつ)は、数えることもできなければ、考えることも及ばないとお答えになります。
如来寿量品 第16-3
人々を迷いの世界から救うことができ、しかも永遠の寿命を持つ仏が、ご自身ただ一人であるということを、お釈迦さま自らが明かされました。そして次のようにお話を続けられたのです。
如来寿量品 第16-4
お釈迦さまは、ご自身が永遠の寿命を持ち、これからもずっと教えを説き続けることを約束されました。そして、それでもその身をこの世から隠される理由を、次のようにお説きになったのです。
大乗仏教は、キリスト教をまねて、釈迦を神格化する教義を作り出したという歴史学者の学説は、考慮されていいのではないでしょうか。
さらに、法華経を信仰する創価学会では、日蓮の主張を受け入れて、浄土宗の教義は仏教ではないと言い、今日の浄土宗を葬式仏教と決め付けていますが、分派仏教の教義としは、決して排除されるようなものではないと思います。
いわゆる鎌倉仏教の主導権争いについて、次のように述べている文献があります。
鎌倉新仏教においても、法華経は重要な役割を果たした。良忍は、後の浄土系仏教の先駆として念仏を主張したが、華厳経と法華経を正依とし、浄土三部経を傍依とした。一方で浄土宗の祖である法然や浄土真宗を開いた親鸞などは、自らさとりに向かうことのできない凡夫の救いは浄土三部経に説かれているとし、それを正依としたが、法華経を批判する言葉は見いだせなかったようだ。阿弥陀仏の久遠成仏説などはやはり法華経の影響といえる。曹洞宗の祖師である道元は、「只管打坐」の坐禅を成仏の実践法として宣揚しながらも、その理論的裏づけは、あくまでも法華経の教えの中に探し求めようとしていた。臨終の時に彼が読んだ経文は、法華経の如来神力品であったと伝えられている。
日蓮の登場によって、「仏教の最高経典」としての法華経の地位を不動のものにしようとする運動は一段と先鋭化を遂げた。日蓮は、「南無妙法蓮華経」の題目を唱えるだけで凡夫にも仏性が目覚め、ひいては成仏できるとする教えを説き、法華宗各派の祖となった。
仏教とキリスト教とを比較したり、二者択一をしようとするとき、聖書がキリスト教そのものだと理解できても、仏教の原典が何かに困惑します。
禅宗、浄土宗そして日蓮宗が、釈迦の仏教の宗教改革後の三大宗派として存在するからです。
ですから比較や選択は、キリスト教対創価学会教義、キリスト教対浄土真宗のような取り上げ方をしないと、宗教比較ができないのです。
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