トップ > マネー・政治・経済 > 政治・経済 > 自然と社会が元気になる

湯河原に面白い政治家がいる。元宣教師の彼は、汚れた政治の世界に我慢ならない。腐敗した政治と社会を浄化したい。破壊された自然環境を回復するために役に立ちたい。エゴ社会をエコ社会に変えたい。そのような使命を持つツルネンが貴方に毎週新鮮なメッセージを送る。




ツルネンメルマガNo:315 「教育を共育に改める」

発行日: 2008/1/15

ツルネンメルマガNo:315 

「教育を共育に改める」

 「教育」という言葉の広辞苑での定義を、皆さんどのように感じるだろうか。私はこの定義には大きな違和感を覚える。
 広辞苑には、教育とは「教え育てること。人を教えて知能をつけること。人間に他から意図をもって働きかけ、望ましい姿に変化させ、価値を実現する活動」とある。
 この定義のような教育をするのでは、人が健全な人間に育つのは容易でないと私は思う。国が教育によって国民を望ましい姿に変化させようとすると、どうしても本人の意思を無視することになる。しかし残念ながらこのような意図的な働きかけが、これまでの日本の教育現場で強かったことは事実である。それは「皆と同じようになりなさい」(英語で言えば”Be like others”)という教えにも表れている。
 それに対し、私が常に唱えている「共育」(共に育つ)という方針では、「あなたのような人間はこの世の中に他にひとりもいない」(Nobody is like you)という姿勢で自由に個性を伸ばすことを目指す。

 「共育」では、子供たちが共に育つ環境を整えることがもっとも重要なことである。そこでは「助け合いの精神」が必要である。具体的に言えば、教室の中では子供たちが一方的に先生の話を聞くよりも、4−5名のグループに別れて仲間同士で勉強する。問題の意味が理解できない子供を他の子供が教えてあげる。先生の主な役割はこのような環境を用意することである。実はこのような学生同士が助け合う勉強のやり方を、私が自分の英語塾や公立高校の英会話クラスでも実施してその効果を自分で確かめることができた。これはフィンランドの学校でもよく行われている方法である。そのような教育方法によってフィンランドの教育は非常に高いレベルに達しており、世界的にも評価されている。

 さらに、「共育」を実現するために次のような改革も提案したい:
 教師が50分の授業の中で子どもたちを前に10分以上しゃべらないようにする。
 同じ教室の中でもできる限り小人数のグループで「ワークショップ」形式をとって助け合いながら学ぶ。このやり方なら無理に少人数学級を目指さずにすむ。教師の役割は監督のようなもので、どうしても問題を子供たちで解決できないときにだけグループに入り助言をする。
 共に育つためには教室の中の授業だけでは十分でない。自然の中での体験学習も欠かせないことである。夏にはキャンプ体験を学年ごとに最低でも一週間、それに加え田舎で農家に泊まりながら農業体験・林業体験をする機会も用意する。これはとくに都会の子供たちに必要である。
 小中学校のみならず、高校でも農産物を自分たちで育てる機会を設けることが自然との共生を学ぶためにも不可欠である。このような農業体験が有機農業であればなお理想的だ。
 このように共に育つ環境が整えば、いじめも登校拒否も少なくなると私は確信している。

 残念ながら一昨年の教育基本法の改正では、このような「共育」改革はまったく行われなかった。それどころか、「愛国心」をどのように教えることができるか、また文部科学省による教育のコントロールをいかに強化できるかに議論が集中してしまったのである。
 したがって現在の日本の教育では、国が決めた「望ましい姿に子供たちを変化させようとする意図」が相変わらず働いているのだ。


          ツルネン マルテイ

ツルネンのホームページ
http://www.tsurunen.net/

国会事務所
〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館235号室
 TEL.03-3581-3111(代表)03-5512-2235(直通) FAX.03-5512-2235
メールアドレス
marutei_tsurunen@sangiin.go.jp

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします

ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万4千部突破!
加藤公一ジャーナル<katokoichi.com>
衆議院議員加藤公一の政治に対する熱い思いをメールマガジンで皆様にお届けいたします。必読!!
京都から、この国のかたちを変える 松井こうじメールマガジン
京都生まれ、京都育ち41歳、民主党参議院議員の松井こうじが、京都からこの国のかたちを変えるべく京都で、国会で日夜東奔西走する模様を報告!政治、経済、...
週刊アカシックレコード
02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
追撃コラム
ジャーナリズム部門発行数1位。どの記事にも”ニュース”がある。かったるい話ヌキの一次情報発信ブログ。政治の季節到来!自公政権はいつまで持つのか?解散...


この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

おすすめキャンペーン

■三菱東京UFJ銀行系 モビット■
【1】ネットで自動審査・来店不要!
【2】限度額300万円
【3】年利9.8%-18.0%(実質年率)

急な出費にモビット!

発行者プロフィール

ペンネーム : ツルネン マルテイ

  • 参議院議員

このメルマガの読者になる

規約に同意する



このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント


注目情報


新着記事トピックス