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仕事と社会のこれからを考えるリポート&アクションマガジン
「きゃりあ・ぷれす」vol. 227
2006・8・2(水)発行
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■INDEX■
【特集企画】ヘロリ・ペロリ日記 その13
七夕の日の願いごとは叶うんです!
〜 ほんとうの願いごとってどんなことだろう? 〜
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『きゃりあ・ぷれす』は、読者参加型WEBマガジンとして、創刊から8年
間、多くの読者の方に支えられて発行を続けてきました。
なかでも定期的に開催している身体感覚講座は、読者のみなさん同士が直接
会えるので、継続的に参加してくださる読者の方を中心に、いつの間にか大
切な交流の場になっています。
その場でずっと、事務局として参加してくれていたのが編集スタッフの山崎
義高です。
この度山崎は編集部をはなれてしまいましたが、今後も外部編集スタッフと
して「ヘロリ・ペロリ日記」をこれまでどおり(いつかの次回に続く・・)
ことになりました。
今号はその記念すべき1回目、旧暦七夕前夜、身体に潜む願いがどのように
呼び覚まされたのか、ヘロリと山崎がお伝えします。
■ヘロリ・ペロリ日記 バックナンバー■
→ http://www.pangea.co.jp/c-press/semina/sintai/herori/
「きゃりあ・ぷれす」で毎回紹介している身体感覚講座について「どんなこ
とをするの?」と聞かれると実はちょっと困ってしまう。立ったり座ったり
身体の内部に意識を集中しています、と書くとなんだかあやしい。
じゃあ、講師の松田さんってどんな人?と聞かれれば、それなら答えられる
ような気がする。立ったり座ったり、身体の内面に意識を集中することの達
人です。・・・ってそれじゃあ答えになっていません。
そこで、身体感覚講座講師の松田さんが普段どんなことを考えているのかを
ファックスによる手紙のやり取りで読者の皆さんにお送りすることにしまし
た。タイトルは「ヘロリ・ペロリ日記」。不定期かつ内容もち密性を欠いて
いて、たまに矛盾もあるかも知れません。でもやり取りのあった「その時」
は間違いなくおおマジメなんです。矛盾をあらかじめ排除するよりは、その
まま出せるものを出していく方が面白いのではないかと思っています。「ヘ
ロリ・ペロリ」のタイトルにはそのような思いを込めています。
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ヘロリペロリ日記 その12
七夕の日の願いごとは叶うんです!
〜 ほんとうの願いごとってどんなことだろう? 〜
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【ヘロリ山崎より】
久しぶりの「ヘロリ・ペロリ」です。皆様ごきげんよう、ヘロリ山崎です。
「ヘロリ・ペロリ」日記を始めて、1年半が経ちました。回数も12回目を
数え、1ダースだなあと、区切りのよい数字であるなあと思っています。と
書くと、まるで今回をもって連載が終了するのだという雰囲気ですが、実は
そういうわけではありません!今後は外部編集スタッフとして、「ヘロリ・
ペロリ」をお届けする予定です。発行人の宮崎さんのご厚意に感謝です。時
間と環境が許す限り、今後とも続けたく思っています。
さて、今回の「ヘロリ・ペロリ」ですが、7/30(日)に行なわれたテー
マ「七夕の願いごと」についてへろへろぺろりと綴ってみようと思います。
七夕といえば笹の葉さらさら、短冊に願いごと。みなさんは毎年「願いごと」
してますか?
僕はしていますよ〜。願いまくりです。問題なのは願ったことの内容をいつ
も忘れるので、叶ったかどうかが不明であるということです(笑)。
ちなみに七夕というと7/7が定番というイメージですが、元来は旧暦の7
/7に祝っていたお祭りを日付だけそのまま新暦に移行したため、新暦の7
/7の時期は梅雨の真っ只中なので、天の川を見られる機会は少ないという
おかしな状況になっています。
日本最大の仙台の七夕祭りが旧暦に行なわれているのを知って、僕はなんだ
か少し安心しました。七夕の日の夜空は晴れているのがなによりです。ちな
みに七夕の季語は秋なんだそうですね。
さて、今回の講座のテーマは「七夕の願いごと」。半紙に墨で願いごとを書
いていきます。というわけで早速、自分の手に馴染む筆と馴染む墨、硯を各
自が選ぶところから始めます。
そうして選んだ硯に水を差し、墨を摺る。手に力を入れて硯で墨をこするだ
けでは墨の粘りと香りはなかなか出ません。そこで身体全体を使って摺る。
跪座または正座の姿勢で下半身からの動きで全身で墨摺りに関わる姿勢にな
ります。言うは易し、行なうは難しですが、墨摺りに集中していきます。松
田さんはそのようなアプローチを取ることで“その人の奥のもの・深いもの
と出会ってもらいたい”という意図があったようです。
実際、指先に墨を持っているからといって、指先や手先に力を入れるのでは
なく、もっと遠くからアプローチするという考え方はもっと大切なことに通
じる考え方だと思いました。
大切なこと、大切なもの、大切な人に対してちゃんと関わるのは時として難
しいことです。失敗を恐れたりしてつい頭を使って、合理的に論理的に事を
進めようとしがちになります。今までそういうふうにして何とかやり過ごし
てきましたが、それはとても疲れる作業でした。抽象的な書き方になってし
まいますが、うまくいくときは無心で取り組んでいるような気がします。丁
寧に丁寧に身体の奥底から紡ぎだされたものだけが、ちゃんと届くように思
います。『急がば回れ』。そう思いながら墨を摺ると非常に心地が良く、涼
しいような清々しい心境になれました。
ちなみに筆は左手で持ちます。そしてちょっと変わった持ち方をするので、
手先で器用に書くことができません。そういう風に筆を使うことも「急がば
回れ」的な接し方だと感じました。
ひと通り「点」や「跳ね」の書き方を教わると3チームに分かれて連想ゲー
ムをやりました。一番目の人が松田さんからお題を聞き、思い浮かんだ言葉
を書いたのを見て、二人目、三人目と続けて書いていきます。
ちなみに僕のチームでは「星夜」「願」「晴耕雨読」「礼拝」「光」と続い
ていきました。お題は「七夕」でした。
次は1人が1枚の半紙を受け取りそこに文字を書く間、そのあとに書く人は
前の人がなにを書いているのかを見てはいけません。書き終わった人は新聞
紙に挟んで隠してから交代するというルールです。つまり連想しようのない
状況で行なわれます。
トップバッターは僕で、じっくりと考えてから書いたのは「豊」という字。
2番目の人は目を閉じて正座をして待っています。「どうぞ」と言って交代
して、2番目の方は「円」。3番目の方は「生」。4番目の方は「水」。5
番目の方は「流水」と書きました。
おお、見ていないのになんという符合だろうか。お題は何かわかりますか?
「里山」でした。
その場に集中し、流れているものを感じ取ること。そうすれば「見えている」
ことは「観えている」ことであり、目で見ていることとは違う次元で、僕ら
は実際は何かを感じ取っているのだとわかる。
いよいよ最後に自分自身の願いごとを書きます。好きな場所で、時間をかけ
て自分の中にある奥深い願いごとを「観る」。書いたあとに壁の好きな場所
にそれぞれの願いごとを貼り出していく。みんなそれぞれの願いごとの力強
さが迫ってくるようです。個性や生き様が映し出されているように感じられ
ました。
書いた順番に願いごとに込めた想いについてみんなの前で語る。他の参加者
は質問や感想をめいめいに口にする。そうやって願いごとをシェアすること
によって、自分の願いごとは自分の中から外へ広がって行き、受け止めた人
々の心というフィルターを通して、もう一度具体的に自分に返ってくる。
深く暖かい雰囲気にその場が包まれて、なんともいえない濃密な空気が生ま
れて、僕はその空気に触れたこと、この場にいることに強く感謝しました。
僕の願いごとは「この先一年を楽に暮らす自分になる」。
楽に暮らすとは、まず楽しむこと。それから自分の身に起きることは何であ
れ全て受け入れること。全てに感謝すること。そういう風にしてこの先1年
を暮らそうと思います。
もしそれができれば来年はどんな願いごとが生まれてくるのだろうか。それ
が楽しみであり、また逆に、そこまでの1日1日を大切に過ごせば、自然と
「観えて」くるのだとも思う。
だから今はひたすらに生きよう。みえないことを楽しもう。それでいいし、
それしかできません。
そのような想いを持つことができたのは不思議であり、これまでの全てのこ
とが絡み合って連なってひとつとして無駄なことがなくあったからこそ、こ
こまで僕を導いてくれたのだろうなあと思う。
この場にいるみなさんに、今も僕と繋がっているみなさんに、今ではもう疎
遠になってしまったみなさんに、今はいなくなってしまった大切な人にも、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
参加された方の中には、古い習字の道具を持って来られた方もいて、かつて
その道具を使っていたという今は亡き人が、今日は一緒に来ているのだと仰
っていました。その方の願いごとはとてもその方らしい素敵な願いごとでし
た。
***
山崎義高
(いつかの次回に続く…)
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≪編集部より≫
今回の旧暦七夕前夜の身体感覚講座は早々に定員がいっぱいになり、申し込
みの締切りをさせていただきました。
にもかかわらず、「なんとか参加できませんか」という電話が編集部に入り
ました。
答えはもちろん「YES!」講師の松田さんはじめ、私たちはこの「招かざ
る参加者」を心から待つことになるのです。
千葉県のTさん、台風を宇宙から観てますか?
連絡先をお伺いすればよかったと思っています。
このメルマガを見てくださっているのでしたら、ぜひご連絡ください!
講座のご感想や、日々のことなどまたいろいろお話させていただきたいと
編集スタッフも松田さんも願っています。
☆次回身体感覚講座は9月2日(土)
また新しい出会いがあることと、皆さんの参加をお待ち申し上げます。
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●身体感覚講座は月1回土曜日に2つのコースを行ないます。
●リラクゼーションコース(13:00〜15:00) 1回 3,500円
疲れているのに眠れない、睡眠時間はとっているのに頭や身体がすっきり
しない。そんなことはありませんか? それは頭が休めていないから。今、
私たちにとってとても大切なのに、なかなか難しいのが、「頭の休息」で
す。このコースでは、季節に沿った身体の整え方を通して頭の休息、本当
の心身のリラクゼーションを体感していただきます。
※リラクゼーションコースは、「開放」から「瞑想」コースの前半部分とな
ります。
●「開放」から「瞑想」コース(13:00〜18:00) 1回 7,000円
柔らかな呼吸、軽やかな動きを身に付けることで、自然のリズムと共に自
分の身体の内側を観る目を育てます。
思考から離れて、ただ感じ味わう身体に戻るとき、瞑想が始まります。そ
れは生命力が充実するひとときとなるでしょう。
古代ヨーガの奥義である「開放」から「瞑想」まで導かれるコースです。
..............................................................◆◇◆
【日程】 9月2日(土)、9月30日(土)
11月11日(土) 12月9日(土)
【服 装】動きやすい服装をご用意ください。(Gパン不可)
足袋、手ぬぐいをお持ちの方はお持ちください。
【場 所】パンゲアソラリアム
渋谷区恵比寿西1-24-1
地図→http://www.pangea.co.jp/solarium/map.html
【問い合わせ】株式会社パンゲア 「きゃりあ・ぷれす」編集部
c-press@pangea.jp
○詳しい参加要領は、こちらへ。
http://www.pangea.co.jp/c-press/semina/sintai/
○講師の松田先生と「きゃりあ・ぷれす」編集部員による不定期日記
http://www.pangea.co.jp/c-press/semina/sintai/herori/
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●発行人:宮崎郁子
●編集:全いるち 溝口究 陳敦琳 山崎義高 田中景子 高橋信夫 包山奈保美
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