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自然素材で創る家ガウディから:Gaudi*LOHAS*Life vol.7
発行日: 2006/7/21
こんにちは!編集部の南條です。
いよいよ夏本番ですね。
ご家族はこの夏、どんな計画をお立てでしょうか?
『LOHASな暮らし』7号目。
暮らしのヒントに、また家をお建てになる時のご参考に
今後ともどうぞご愛読ください。
ガウディ・レポート 『昔、悪役。今、主役。シラスが壁材に』
シラスというと、南九州の火山灰土で
大雨が降ると土砂崩れを起こすとか、
栄養素が少なく、サツマイモくらいしか育たないなどと、
悪評ばかり聞こえていたのですが、
実は壁材として、とんでもなく役立つ素材に変身していました。
壁材としてどんなパワーがあるのでしょうか?
興味津々、探ってみました。
( いまも噴煙をあげる桜島
)
■ シラスってなんだろう?
シラスは、白色で粗い目をもつ火山噴出物の総称で、
鹿児島湾を中心に南九州一帯に広大な台地を形成しています。
シラスは、火山のマグマ中の成分の結晶分化作用が始まってから 爆発的に噴出したもので、成分の7割以上が
ガラス粒子や多孔質の微粒軽石により形成されています。
しかも、総埋蔵量は全国でおよそ 2億トンと推定されています。
東京ドーム一杯分が37万トンですから、約540万杯分。
いやはや、こんなにあったんですか。
シラス粒子の顕微鏡写真
粒子は 0.006 ミリ。複雑なスキ間、空洞が表面積を大きくしています。
■ 通気するのに完全防水
シラスのこの多孔質構造を活かしたメリットの一番は、
表面に防水処理をしなくても、建物内部に水が浸透せず、また凍結にも強いということ。
あのちっちゃな粒が集まるとこんなパワーがあるのですね。
またシラス壁材は、二次焼成等を必要としない、
(つまりタイルのように焼き固める必要がない)省エネ商品。
しかも化学物質を一切含んでいないため、将来建替えで取り壊した場合でも土に還ります。
これはもう、究極のエコロジー建材ですね。
■ 科学物質ゼロの安心感
メリットその2は、シラスは自然素材そのものですから、
内壁に使ってもホルムアルデヒド、トルエンなどの
化学物質を一切出しません。
ですから「壁材によるシックハウス問題」とはまったく無縁。
アトピーや喘息、過敏症でお悩みの方にもうれしい素材ですね。
さらにいいことに、例えばタバコやペットのアンモニア臭なら、
60分でほぼ完全に消臭します。
しかも、壁材以外から出たホルムアルデヒド臭まで消臭してくれます。
外壁では防水。内壁ではアンチ・アトピー&消臭。
厄介者だったシラスは、完全に人のお役に立つキャラクターに
変身を完了しています。
(町田市:N様邸)
第6回:『石垣島の自然環境の行方(上)』
このままでいいのに、このままでいられない島
毎年、梅雨明けしたばかりの沖縄を訪れるのが
恒例になりました。
東京がまだジメーっとしている最中に
ひょっこり抜け出す気分は格別、
那覇空港に着いたとたん「ここは同じ日本なのか」と
思わずにはいられない夏の雲に唸り、
そこからオキナワン モードに一気突入するわけです。
■ 変わり始めた石垣島
とはいえ、本島は素通りし、いつも目指すは石垣島。
私も大好きなこの島は、東京人がスーッととけ込みやすい島です。
実際、島の人は東京志向で、方言も他の沖縄地方に比べて柔らかい。
それにしても、今年はびっくりするほどドミトリーやカフェ、レストランが
ふえていました。まぁ、この島の人気を物語っているわけですが、
内地からの移住者も年々ふえて、なんだかすごいことになっているぞーってな感じ。
■ 珊瑚の生育地に空港移設
しかもとてもショックな事実が・・
ずっと難題であった空港移設がついに決まったというのです。
場所は「白保」というところで、ここは世界でも有数の青珊瑚の生育地。
何度かシュノーケリングをしましたが、
世界の海の中でもトップクラスの、
素晴らしい珊瑚礁が広がっている場所なんです。
作家の椎名誠さんも「うみ そら さんごのいいつたえ」で
その美しさの保存を訴え、空港建設に反対をしましたが、
時が経ち、結局着工に至ることとなったようで 。
■ 行政の薄い自然保護意識
石垣島にはお気に入りの定宿があり、いつもその民宿にたどり着くと
「帰ってきたナー」という気にさせてくれる、
そこは私にとってありがたい場所なのですが、
その民宿のオーナーは東京から嫁いできて10 年というお方。
彼女と今のモンダイについて話しをました。
彼女曰く「もともと石垣島は島全体がひとつの学校のようだった。
ところが近年の移住者激増で、もうそういう雰囲気もなくなりつつある。
そして、島のおエライさんは自然に対してのんびりしすぎており、
絶対保存の概念がちょっとうすい。
都会で生活している者の方が、案外自然に対して賛美と
危惧のココロを持っているのかもしれない」ということでした。
石垣島ファンの私などは、白保に空港ができたら、
もう二度とあの珊瑚礁は還ってこないだろうという、
泣きたくなる現実を目の当たりにして大落胆するのですが、
島の指揮をとる人は「また生まれてくるサー」と
なんとも呑気モードらしいんです。
自然に囲まれすぎて育ち、かえって自然に鈍感になっている
世代が牛耳っているこの島の現在。
民宿のオーナーも、なんとか次世代まで持つといいけれど、
と不安を訴えていました。
■ 行き過ぎた観光業が失うもの
石垣島随一のスケールを誇る米原海岸では、大手住宅メーカーによる
ホテル建設の反対運動が現在起きています。
建設されると、海の生態が変わってしまうのは疑う余地もありません。
この「米原」は、内地からの移住者も近頃とても多い場所ですが、
もともとは聖地で、島の人は住むことは避けていたとされている場所だそう。
あの手この手で開発の手が伸びてしまっている現状況は、
ちょっと目を覆いたいものがありました。
島の実状としては、観光業をもっともっと発展させて、
経済へ結びつかせたいという気持ちに沸いている。
そこで得たもので失うものの代償にまだ、気づけていない。
美しく人気者の島の悲しい性なのでしょうか。
私はただの観光客のひとりだし、
一瞬をのほほんと過ごすだけですが、
この島をいとおしむ気持ちは強い。
空をピンク色に染め上げる夕日の中で
「このままでいてー」と叫びたくなりました。
(文:瓜谷早樹子)
あなたはロハスって言葉、知っていましたか?
英語では、Lifestyles Of Health And Sustainability.Sustainability(サスティナビリティ)とは、
「続けていけること」。つまりロハスとは『人と地球が健康的な暮らしを
ずっと続けていけるライフスタイル(生活文化)』のことです。
食べること、住むこと、遊ぶこと、働くこと、自然環境のこと・・・。
そのすべてに、ロハスという考え方は関係しています。
でも「そのために私たちは何すべきなのか」なんて肩に力を入れないで。
いっしょに学びましょう♪ ひょっとしたら、あなたはもうロハス的な暮らしをしてるかも?
-編集部・後記-
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
シラスを壁材に使う家は最近、ぐんぐん増えてきました。
ガウディでもすでに数棟の建築実績があります。
ご興味のある方は当社までお気軽にお問合せください。
次号はもっと面白くってためになるロハスな暮らしを
ご紹介します。どうぞお楽しみに。
(編集部 南條)
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