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三島由紀夫研究会メルマガ
発行日: 2007/11/19
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『三島由紀夫の総合研究』
(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
平成19(2007)年11月20日(火曜日)
通巻第194号
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憂国忌も間近になると、ブログにも三島由紀夫花盛り、です。
ブログから集めました(深井貴子)
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「憂国忌」を間近に控へた今日、東京府中市は多磨霊園にある三島由紀夫烈士の墓所を御参りさせていただきました。行くと決めてから興奮気味でやや緊張さへしてをりましたが、実際に墓前に立つと、身体が武者震ひするのをまざまざと感じました。
静かに休んでをられる所を失礼かとは思ひましたが、お詫びして、震へる手で写真を撮らせていただきました。
線香を手向け、墓前に跪き、只管に祈つて参りました。
どう表現して良いのか分かりませんが、思ひ出しながらこの記事を書いてゐる今も、腕の辺りに震えを感じます。
「私はただ冷笑していたのだ。或る種のひよわな青年は、抵抗の方法として冷笑しか知らないのである。そのうちに私は、自分の冷笑・自分のシニシズムに対してこそ戦わなければならない、と感じるようになった。」
とは、三島烈士が昭和四十五年七月、自決の約四ヶ月前に書かれた「果たし得ていない約束」の一節でありますが、正に私が数年前から抱いてきた心境と合致するものでした。
「果たし得ていない約束」を全文読んだのはまだ昨年のことですが、本当に私の心そのものでした。
私は三島烈士のやうな優れた才能を発揮してきた訳でもなく、ただ平凡な一人の人間です。私如きが烈士と同じ心境だつたと自慢したところで、私に出来ることなどたかが知れてゐます。「バカな誇大妄想だ」と笑はれても仕方のないことでせう。
しかし、私は今の日本の有り様に「これでいい」とは言へないのです。言ふことができない。
何で言へないのかなんてわからない。それでも、「これでいい」とは言へないのです。
正直、今まで墓前に立つことさへ躊躇はれました。
烈士には何の縁もゆかりもないこの私です。
それでも、今、探し始めた答へを求めて、不遜ながら御参りさせていただきました。
いつかきつと、その答へが見付ることを信じて。
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(コメント)あああ・・・三島由紀夫烈士の墓所だったのですね。私も一時、近在の小平に住まって居りましたが(府中は実家との往復ルートでした)、多磨霊園はとても静謐で環境の良いところですね。私は、恥ずかしながら、未だ一度も墓前に参じ申し上げた事が御座居ません。
「果たし得ていない約束」は私も拝読致しました。何だか、申し訳無い様な、何とも言えない読後感を持ちました。
「しかし、私は今の日本の有り様に「これでいい」とは言へないのです。言ふことができない」。
全く、そうだと思います。然し乍ら、未だに具体的行動に出切れない私・・・焦燥感と自虐心。
答えはきっと、今は見出せずとも、確実に「確かな形」として在ると信じて居ります。其れをはっきりと見出した時こそ、我等の「行動の秋」でしょう。
三島先生、後に続く者を信じて、どうか瞑目して下さい。
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読ませていただきながら、私にも震えを覚えました。上京した暁には、皇居、靖国さま、そして三島由紀夫烈士の墓所へは絶対に行きますね。
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多摩霊園では三島先生の墓所のほか、東郷・山本両元帥のお参りもさせていただきました。山本五十六元帥の墓前でふと、久左衛門さんの記事を思い出しました。
そうですか、小平にお住まいだったんですか。多摩霊園は周辺も静かで本当にいいところですよね。
答えはきっと、今は見出せずとも、確実に「確かな形」として在ると信じて居ります。
私もそう確信しております。久左衛門さん、そのためにも、これからもどうか、いろいろとお勉強させてください。宜しく御願いします。
三島先生が安らかに眠れますように、たとえ僅かでもお力添えができることを願ってやみません。
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11月25日三島先生のご命日は、憂国忌のほかに、
午前 墓前祭 楯の会関係者(多摩霊園)
福岡では「福岡憂国忌」 荒木和博氏が講演(箱崎神宮)
渋谷では「慰霊祭」、遠藤浩一氏が講演(國學院大學)
大分でも「三島義挙記念講演」、西村真悟氏が講演
このほか、愛媛などで、三島追悼会が催されるという情報が寄せられております。
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三島由紀夫氏追悼 没後37周年
「憂国忌」
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どなたでも予約なくご自由に参加できます!
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三島由紀夫氏が憂国の諫死を遂げる直前、池袋の東武デパートで開催された「三島由紀夫展」は「書物の河」「演劇の河」「肉体の河」「行動の河」と四つに展示が分けられました。
恒例の「憂国忌」でも、一昨年は肉体をテーマに細江英公氏の「薔薇刑」を、昨年は「演劇」で村松英子さんに「薔薇と海賊」の予告上演をしていただいた。
ことしは「行動の河」に焦点をあてて次の要領で開催します。
記
と き 11月25日 午後二時(一時開場)
ところ 豊島公会堂 (池袋東口、三越うら)
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_koukai/
ことしのテーマは、『行動の河』です!
会場分担金 おひとり千円)
第一部 1400−1530 (総合司会 藤井厳喜)
第一部 シンポジウム「あれは楯の会事件ではなかったのか」
パネリスト 堤 堯(元文藝春秋編集長)
中村彰彦 (直木賞作家)
司会 花田紀凱(WILL編集長)
(休憩)
第二部 1540−1710
檄文朗読(日本保守主義研究会) 漆原亮太、渡辺慧裕、福本哲
記念講演 「武士道の悲しみ 最後の特攻としての三島由紀夫」
評論家 井尻千男(拓殖大学日本文化研究所所長)
閉会の辞 西尾幹二(評論家)
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もっと詳しくは発売中の『WILL』12月号、『正論』12月号(11月1日発売)をご覧ください。また三島研究会の下記サイトにも詳しい案内があります。11月23日産経新聞の広告にご注目ください。
三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
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(実行委員会) 実行委員諸氏は、1030現地集合です!
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三浦重周(前三島由紀夫研究会事務局長)の三回忌
早雪忌
記
とき 12月9日(日曜日) 午後三時
ところ 九段会館 二階「孔雀の間」
会費 おひとり 一万円。
「早雪忌」実行委員会事務局
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(編集部から)小誌は「三島由紀夫研究会」(昭和四十六年創設)の会員に限定せず、三島研究の論文、エッセイを常時募集しております。
比較文学論(たとえば「吉本隆明と三島」とか)、作品論(たとえば『仮面の告白』に新解釈)、読後感、政治論、芸術論。まるで分野を問いません。三島先生自身が古典から前衛まで、映画からシャンソンまで万能の作家でしたから。
「憂国忌」や「公開講座」への希望講師、御感想も歓迎です。
皆さんからの御投稿を広くお待ちします。原則として実名。簡単な肩書きをつけて下さい。ただし三島文学批判も構いませんが誹謗中傷のたぐいの投稿は採用しません。ゲスト寄稿者コーナーも常設しております。
一部の原稿は年二回発行のメルマガ合本に掲載することがあります。
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三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
メール yukokuki@hotmail.com
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(C)三島由紀夫研究会 2006―2007 ◎転送自由
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