創立35年の老舗「三島由紀夫研究会」の会報を兼ねた、あらゆる角度からの総合研究メルマガ
- 最新号:2008-10-05
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- コメント数 : 7
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三島由紀夫研究会メルマガ
発行日: 2007/10/28
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『三島由紀夫の総合研究』
(三島由紀夫研究会 メルマガ会報)
平成19(2007)年10月28日(日曜日)
通巻 第179号
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(読者より その1) 貴誌177号の掲載の井川氏の三島論は高尚ですね。
個人的な感想ですが、三島文学を読み込み過ぎ、分解し過ぎているのではないでしょうか。一ファンとしては刺激を受けましたが。
ついでに言いますと、『兵士になれなかった三島由紀夫』の著者の杉山隆男氏は筆力のある方ですね。『週刊ポスト』に連載中は、斜め読みしていたので、そのときは感じませんでした。右翼少年だったのですね。
(HN生、神奈川)
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(読者より その2) 小林秀雄さん(評論家の方)が、「才能ある三島さんが45歳で、、、勿体ない、、、」、「勿体ない」という言葉がそのままこの度の「薔薇と海賊」の公演に思いを重ねます。
昨年の「憂国忌」でこの度の公演の台本読みがなされて役者さんの粒揃いに先ず驚かされました。
どんなに素晴らしい戯曲であっても表現者に力がなければそのお芝居は見るものに感動を与えません。
遠い昔、「春の雪」を佐久間良子主演で観劇しました。近年は、映画で「春の雪」を観ました。
三島さんが育てたいと仰った「村松英子さん」演劇人としては、作品の一つも拝見していません。
『三島由紀夫 追想のうた』(阪急コミュニケーションズ刊)が上梓されることを、知人から伺った時から書店に並ぶ日を待ち望んでいました。
村松さんでしか知りえない三島さんを知りえたことで、直一層「薔薇と海賊」公演が楽しみでもあり、村松さんのこの作品への思い入れの深さにも思いをいたすことが出来、今からセリフの一語一句を聞き漏らすまいと思っています。
幸い、「三島由紀夫 追想のうた」p175から夫々セリフがありますので、役者さんになったつもりで暗記していって観劇するのも愉しいかも知れませんね。
こちらに読者の声をお寄せになられた方たちと観劇後にでも観想を語らえる時間が持てたらまたどんなにか愉しいでしょうねぇぇ。お芝居を観に来られる方たちに、村松さんの「こころのはな」2003年講談社刊行をお薦めします。
「天才は天才をしる」。三島さんが何故村松さんを女優として育てたいと仰ったかが解るような気がしますから。。
そこで、前号に投書された「富家伸行、仙台」さま、万障繰り合わせて是非お芝居にもお出かけください。
イタリアから、三島さんのお墓参りをしたいとわざわざ多摩霊園までいらした若いイタリア人ご夫妻もいるほどですから、、、、。
「憂国忌」の三島さん、三島さんがお育てになら村松さんのお芝居から見える三島さんはまた角度が変わってきっと何かを富家さんに語りかけるはずです。
小林秀雄さんではないですが「勿体ない」ですよ、「薔薇と海賊」観劇しなくては、、、、、、、。
(深井貴子、東京都)
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「憂国忌」
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三島由紀夫氏が憂国の諫死を遂げる直前、開催された「三島由紀夫展」は「小説の河」「演劇の河」「肉体の河」「行動の河」と四つに展示が分けられた。そこで憂国忌も一昨年は肉体をテーマに細江英公氏の「薔薇刑」を、昨年は「演劇」で村松英子さんに「薔薇と海賊」の予告上演をしていただいた。
ことしは「行動の河」に焦点をあてて次の要領で開催します。
記
と き 11月25日 午後二時(一時開場)
ところ 豊島公会堂 (池袋東口、三越うら)
ことしのテーマは、『行動の河』です!
第一部 シンポジウム「あれは楯の会事件ではなかったのか」
パネリスト 堤 堯(元文藝春秋編集長)
中村彰彦 (直木賞作家)
司会 花田紀凱(WILL編集長)
第二部 記念講演 「武士道の悲しみ 最後の特攻としての三島由紀夫」
評論家 井尻千男(拓殖大学日本文化研究所所長)
代表発起人 井尻千男、入江隆則、桶谷秀昭、嘉悦康人、小室直樹、佐伯彰一、
篠沢秀夫、竹本忠雄、中村彰彦、細江英公、松本徹、村松英子。(当日、会場では入手しにくい奇観本などの頒布会も行われます。会場分担金はおひとり千円)
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(編集部から)小誌は「三島由紀夫研究会」(昭和四十六年創設)の会員に限定せず、三島研究の論文、エッセイを常時募集しております。
比較文学論(たとえば「吉本隆明と三島」とか)、作品論(たとえば『仮面の告白』に新解釈)、読後感、政治論、芸術論。まるで分野を問いません。三島先生自身が古典から前衛まで、映画からシャンソンまで万能の作家でしたから。
「憂国忌」や「公開講座」への希望講師、御感想も歓迎です。
皆さんからの御投稿を広くお待ちします。原則として実名。簡単な肩書きをつけて下さい。ただし三島文学批判も構いませんが誹謗中傷のたぐいの投稿は採用しません。ゲスト寄稿者コーナーも常設しております。
一部の原稿は年二回発行のメルマガ合本に掲載することがあります。
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三島由紀夫研究会 HP URL http://mishima.xii.jp/
メール yukokuki@hotmail.com
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(C)三島由紀夫研究会 2006―2007 ◎転送自由
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