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三島由紀夫研究会メルマガ

発行日: 2006/12/14


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『三島由紀夫の総合研究』 
   三島由紀夫研究会 メルマガ会報
     平成18(2006)年12月14日(木曜日)
       通巻 第104号   
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(読者より その1)
 秋山駿が三島由紀夫を評して“死後も成長する作家”と言いました。
事実そうなっています。
三島がいざ今なさん!と自決したからでしょう。日本人は西洋人が人生に敗れて自殺すると同じ理由でハラをキリません。キリスト教徒の西洋人に説明してもなかなか判らない部分です。
ハラキリは自殺ではありません。人間の始原的でブルータルな情動を形式美に高めた儀式を通じて後世、後輩、子孫に残す行為がハラキリです。
自裁した人間の気持ちを残された者は懸命に汲み取ろうとします。
そこに死んだ者と残された者の間に勁い機縁が生じます。これが日本の歴史の核を繋いできています。
十日ほど前、神風連の乱を調べに熊本に出掛けました。三島由紀夫は『奔馬』で神風連をとりあげています。明治九年火器を備えた熊本鎮台に刀と槍で少人数が討ち入った敗け戦を覚悟した士族の反乱です。
直接の原因は武士から刀を取りあげる廃刀令でした。ちょん髷を廃した断髪令も怒りの元でとにかく一切の洋風化を嫌いました。
電線の下をくぐるのも厭いました。くぐらなければならないときは扇子を頭にかざしたといわれています。
アナクロニズム極まれり。しかしその指導者のなかにはオランダ語をしっかり勉学していた者もいました。洋敵を破るには彼らを知らなくてはいけませんから。そういう指導者も決起した仲間と一緒に起ち死に行きました。その数人が生き残りましたが翌年の明治十年鹿児島で西郷隆盛が起こした西南戦争が熊本に及びこれに参加し討ち死にしました。西郷が西南戦争を起こしたというよりこれも周りの仲間に従うかたちで起ち死に行きました。
普通の理解を超えたこれら事変でした。それに感応している人々の集まりが三浦氏の追悼会でした。合掌。
(西法太郎)

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“現代の北一輝”はかく考え、かく行動し、かくして憤死した!
  三浦重周(前三島由紀夫研究会事務局長)の遺稿集第二弾

 『国家の干城、民族の堡塁』(K&Kプレス)。
定価税込み2310円。
  
すでにお申し込みの皆様、18日に発送します!
遅くとも20日、21日には到着します!


日本の核武装を予見する政治論文に加えて、前作『白骨を秋霜に曝すを恐れず』でも好評だった随筆のエッセンスを選び、巻末には資料として三浦が「早稲田大学国防部」時代の共同論文「満州国の理想」を再録、さらに多くの関係者の追悼文を附録に掲載。

お申し込みは下記へ
yukokuki@hotmail.com
お名前、ご住所、〒番号をお知らせ下さい。書籍到着後、同封されている振込用紙を使用して書籍、郵送寮とも2600円をお振り込み下さい。
特価キャンーペーンハ終了しました!
 
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三島由紀夫研究会 HP http://www.nippon-nn.net/mishima/contents/
        メール  yukokuki@hotmail.com
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(C)三島由紀夫研究会 2006 ◎転送自由
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発行者プロフィール

ペンネーム : 宮崎正弘

  • 文豪三島由紀夫は「死後も成長する作家」といわれ、今日も文学、芸術、思想のあらゆる分野に亘っての研究成果が紹介される

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