T.S.ヒーリングサウンド |
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「正月は死出の旅路の一里塚喜びもあり悲しみもあり」
正月を迎えるということは、すべての生きとし生けるものは死に一歩近づくことである、という句である。
年末から高齢者の骨折を遠隔治療で診ているのだが、寒さが急激に到来する時期は、高齢者の容態が急変する場合がある。
人は生まれ出たその日から、死に向かい日々歩いているものである。しかし、このことは日常の生活の中に忘れ去られて、人の生き死になどは自分には関係ない事柄のように過ごしている。
ある程度の年齢を重ね周辺に目を配れる年代になって初めて、自分に終末期が訪れる時期を予測できるようになる。人は、どのように来世の世に導かれるのであろうか…来世の自分というものを受け止められるのであろうか…現代日本人の精神性の崩壊、宗教離れの昨今、心の有り様が来世に繋がる道筋だと人は知っているだろうか。心の崩壊が秩序を乱し責任の擦り合いがまかり通る世の中。「地獄極楽はこの世にござる」と快楽のみに走る多くの人たちに、時空の世界、来世とはどのようなものなのか…私の理解の範囲でこれからしばらく毎週書いてみようと思う。
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