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━━━━━━━人の心━━━━━━━━━━━━━━━━2006.12.15
シェークスピア「マクベス」の三人の魔女の価値観は人とは異なり「きれいは汚い」「汚いはきれい」である。心の中では汚いとわかっていても、口では奇麗であると言う。官製談合の三人の知事たちのことである。この人たちの言葉の中には悪魔と同じ価値観がはびこっている。彼らの顔は自分で嘘をついている辛さで形相は悪魔が乗り移乗ったかのようで、人のこころを見失っている。嘘を追及された時始めて「嘘をついている」という心の痛みが自己の心の中で確信されるのであろう…素直に真実を話し罪に伏すという。今年は、人の心がもたらした多くの問題が世相に反映された年であった。
豊かさが満ち溢れ、消費が美徳とされた時代が終わった。いじめも虐待も心の正しいありようが忘れられているがためである。人の心の在り様とは今日明日に作り上げられるものではなく、時間の経過が必要であり、人の思いやる心の育成には多くの時間が必要といえる。自然環境の変化で人の生活環境も心までもが、魔女の言葉を代弁するようになった。物があふれかえっている時代だからこそ「衣食足りて礼節を知る」ことの大切さを人は知るべきである。まだ何かにつけてわが国は満たされている。貧しくて食べるものにも困る国もある。豊かさ故に節度が必要である。心の節度が必要な時代の始まりといえよう。
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