記者コラム「インターネットで読み解く!」 |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
┏━◆◇━━━━━━━━━━━━━━by mag2/melma!/Kapulight/E-mag━
┃
┃ 記者コラム「インターネットで読み解く!」2006/6/6号 (毎日曜刊)
┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━ 独立刊 No.189 発行部数13,136部 ━
┃
┃ ※ライブドアに続いて、村上ファンドにも「国策捜査」が・・・
┗━━
----- PR ------------------------------------------------------------
=1食約80kcalの低cal ゆっくり味わい飲む シアワセ気分でダイエット=
栄養バランスと美味しさを追究「みやびのスタンダードダイエット」。L-カル
ニチン配合でビタミンB1・B2が充実したドリンクタイプと本格的なコクと旨み
が魅力のスープタイプ。
<詳しくはこちら→ http://211.10.20.135/a/a.cgi?k30370Dm01202 >
----------------------------------------------------------- PR ------
デキル社員を増やしませんか?
「ビジネスを成長させる」という気持ちを大切にしていく中で、キーワードと
なったのは「デキル社員」。「デキル社員」とは、あなたの会社のお手本とな
る社員のこと。研修を通してこの社員を増やすお手伝いをするのがアルーです
http://211.10.20.135/a/a.cgi?k05482Am01202 >
----------------------------------------------------------- PR ------
------ 本物の投資家に至らず村上ファンド退場 [ブログ時評58]------
5月上旬、シンガポールへの村上ファンド本拠移転あたりから流れていた、
東京地検の捜査着手が本物になった。6月5日午前、村上世彰代表は異例の記
者会見でニッポン放送株のインサイダー取引を認めて謝罪し、地検は5日午後、
取り調べに呼び、証券取引法違反容疑で逮捕した。インサイダー行為による利
益は数十億円とも言われる。ファンドに出資していた年金資金などは違法行為
を理由に一斉に資金引き揚げに出るとみられ、代表本人は業界を去り、ファン
ドを別名に変えても存続したい意向が実るかどうか、疑問がある。
昨年10月に「村上ファンドを研究してみよう [ブログ時評35]」
http://dandoweb.com/backno/20051010.htm
を書いた際には、無能力な阪神電鉄経営陣に対して何らかの新風を吹き込んで
くれるのではないか、と期待する気持ちもあった。しかし、電鉄株を最終的に
1300億円の資金投下で47%にまで買い増し、役員の過半をおさえる提案をしな
がら、これも結局は脅しの手段に過ぎず、阪神電鉄が持つ諸資源を活性化させ
る具体策は持ち合わせなかった。
「アクティビスト(行動する投資家)」(なるなる&かねこっちの「未来予
報3.0」)
http://futuref3.exblog.jp/4910503
が指摘する通りだろう。「『安ければ買い、高ければ売る』これは投資家では
ない。投機家がやることである。最近、各種メディアではこういった人々をア
クティビスト(行動する投資家)と呼んでいる。全てのアクティビストがそう
であるとは思わないけれど、大半が口先だけの行動である」「本当のキャピタ
リストであれば、経営・オペレーションのステアリングにまで言及して、明確
な責任を持とうとするはずである。こういう人たちを、ハンズオン型キャピタ
リストと呼ぶが、本来こうあるべきだ」
「ハンズオン型の投資家であれば、その会社の最適な組織体制やそこで従事
する社員のモチベーションにまで、細かい配慮をしていくものである。それが、
村上世彰氏には全くできていなかった。それだけである。決して成功体験が続
いて、バランスを失ったわけではない」と、当初から各種メディアが持ち上げ
たことそれ自体がおかしいと判断する。
「Deep KISS第82号『ダブルカウント(2)〜阪神×阪急』」(板倉雄一郎事務所)
http://www.yuichiro-itakura.com/archives/2006/06/04-2347.html
は阪神株取得では根本的な錯誤を犯していたと主張する。企業を買い取る場合
の値付けをどうするかである。「事業価値か、または不動産価値か、『どちら
か一方』だけ、投資家は価値としてカウントすべきなのです」。ところが、村
上ファンドは「事業価値+不動産価値」のダブルカウントをしてしまったとみ
る。「事業を解散もしくは移転して継続する場合でなければ、その事業を営む
ために必要な不動産価値を、企業価値に上乗せして評価することは出来ないの
です。また、移転を前提にしない場合、不動産の簿価と時価の違いも、何の意
味も持ちません」
事業を継続しながら、事業が依拠している不動産を切り売りしていくことな
ど非現実的なのだ。「ある意味、こうなって、社会にとっても、村上氏自身に
とっても、良い結果だと思います。彼らの手法では、いずれ行き詰まり、リタ
ーンを出すことが出来なくなるでしょうから」「何も生み出さず、奪い取るだ
けの行為は、誰かに止めてもらえなければ、止まらなかったかもしれません。
これで村上氏は、(ファンド出資者の)奴隷から解放されたということです」
と、今回の逮捕が持つ意味を説く。
阪神が持つ不動産の巨大含み益を担保にして関連事業を起こすのならともか
く、何らかの方法で現金化することにしか関心が無いように感じられた。「ア
クティビスト」とは「ものを言う投資家」でもあるが、最後まで有益な「もの
」は言われなかったようだ。
==============-----------------------------------------=================
◆◇◆◇ 記者コラムは、オンライン書店「bk1」を応援しています ◇◆◇◆
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3a9cd38874e2e0103cf8?aid=p-dandoweb09005
日本最大の書誌データベースが検索でき、読者書評の投稿もできます
☆会員制ではありません。一度のぞいてみて下さい☆
------------------------------------------------------------------------
◆◇編集後記
村上代表が逮捕前にした記者会見は異例中の異例でした。でも、彼の説明とは
裏腹に相当、危うい立ち回り方をしていたことがどんどん明らかになっています。
岩波『世界』7月号に「看護師不足起こし老人医療放棄を強行[ブログ時評57]」
http://dandoweb.com/backno/20060605.htm
を転載しました。今日、手元に届きました。
英語版の"Seemingly Overheated International Marriages in East Asia"
http://dandoweb.com/e/marriage.html
が色々な所で好評を得ています。
http://www.japan-101.com/
のトップページにも転載されました。
┏━━━━━━━━━━◇発行 団藤保晴 dando@dandoweb.com ◇━━━━
┃
★バックナンバー200編以上と「読者の声」ほかを以下の新ウェブで公開中
http://dandoweb.com/
◇ブログ時評(抜粋版を岩波書店『世界』連載中)http://dando.exblog.jp/
☆携帯電話版も内容充実、好評です。
「Yahoo!モバイル今週のオススメ」選定 http://dandoweb.com/i/
◆英語版ページでは話題作17編を公開中 http://dandoweb.com/e/
Ranked 3 by Google among 291,000,000 entries for Japan Research
http://www.google.com/search?hl=en&lr=&q=Japan+Research&btnG=Search
┃ ※ サイトへのリンクは自由ですが、記事の無断転載はご遠慮下さい。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃▼△このメールマガジンとウェブで3万人に広告が可能です△▼
広告について詳しくは以下のページで
┃ http://dandoweb.com/cm.htm
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃このメールマガジンは以下の5サイトのシステムで発行しています。
☆まぐまぐ http://www.mag2.com/
☆melma! http://www.melma.com/
☆カプライト http://kapu.biglobe.ne.jp/
☆E-Magazine http://www.emaga.com/
★発行部数-->mag2=9865 melma1=697 melma2=2102
Kapulight=258 E-mag=214
┃メールマガジンの登録・解除は次のページから出来ます。
┃ http://dandoweb.com/reg.htm
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
