経営に携わる皆さんに、成功の王道に入るための「経営の極意」をお伝えします。経営とは、まさにあなたの自己表現なのです。
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経営道!未来を支配するもの Vol.143
発行日: 2008/6/2
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143. 結果がすべてじゃありません 《2008年6月2日》
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ビジネス社会においては結果がすべてである。
あるいは、良い結果の伴わないものは、切り捨てるべきである。
という考え方があります。人間の活動には理想(戦略)があり、計画(戦術)があり、
そして具体的行動プラン(実行)があり、その結果としての成果が表れてくるわけです。
(ビジネスに関わっていればご存知の、Plan→Do→Check(See)というものです)
逆説的な表現になるのですが、ビジネス展開を考える時に、
「結果が良ければ、全てが許されるのか。あるいは、正当化されるのか」
ということを考えなければいけないと思うのです。というのも、本当に嫌になって
しまうほど、企業の不正や隠ぺいのニュースを聞かない日はないような有様だからです。
こうしたニュースを聞きながら、何が原因なのだろうかと考えさせられてしまいます。
前回のメルマガでもふれましたが、船場吉兆は「もったいない」が使い回しの原因に
なったとのことですが、その奥にあるものは「会社としての利潤追求」であることを
ほとんどの方が感じられたのではないでしょうか。
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月刊誌「日経レストラン」の調査でこんな結果が出た。(原文のまま)
食材の一部を使いまわしたことのある飲食店は21%――。
高級料亭「船場吉兆」がやっていた料理使いまわしは「特別」なことでなく、
かなりの店で行われていたことになる。実例を報じるメディアもあり、ネットでは
「うちの店でも普通にやってた」
といった告白まで出ている。
「日経レストラン」が行った調査は「飲食店での『使い回し』の実態と
消費者の意識」。
飲食店で働く100人(アルバイト、過去1年以内の勤務経験者を含む)に
2008年5月13日から15日にかけて聞いた。それによると、「勤務している(していた)
店で、お客が手をつけずに残した料理を使いまわしたことがある」と答えた人は
15%。
メインの料理ではなく、「刺身のツマや添え物などを使いまわしたことがある」と
答えたのは21%だった。
また、同時期に行った消費者200人に対する調査では、「飲食店で、手をつけないで
残った料理の使い回しが行われていると思うか」の問に、「思う」と答えたのは
86.5%。「刺身のツマや添え物など」については、93.0%が「使いまわしていると
思う」と答えた。
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このように「成果を上げる」「利益率を向上させる」「回転率を上げる」ことを目標に
した活動は間違いではないのですが、いつの間にか顧客不在の「我のみ良し」の経営に
なってしまうわけです。
その結果は、惨めな形として表れてくることは想像にかたくありませんよね。
皆さんの会社はいかがですか?
「結果」や「成果」を求めていく時に、どのような理念・理想、考え方を持って
ビジネスに取り組んでおられますか?
今の会社の成績を維持したいと考え、あるいは発展させていきたいと考えられている
はずです。その時に、あなたが考える念いや理想が、その「結果」の中に常に含まれて
いるでしょうか。
私は世の中とは非常に精密にできていると感じることがあります。それは、
『この世の中のすべての出来事には、必ず原因があり、結果がある』
というルールが存在していると思うのです。例えば、あなたが売上を上げるために
ある計画を練ったとします。その計画の中身が
「売上を上げるための行動計画」
であるのか、それとも
「この行動計画で、相手の方が喜んで買ってくださるか」
であるのか。これはマネジメントの内面の違いであって、販売方法や販売ルートなど、
外から見える部分での違いは他に見られないかもしれません。
しかし、この念いの違いこそが、結果に大きな差を生じさせるポイントであると
思っていただきたいのです。
前者の「売上を上げるための行動計画」には、自社の成果を追及していくことが
中心課題になっています。もちろんお客様あってのビジネスですから、お客様不在
ということはないでしょうが、何パーセント含まれた考え方であるのかがポイントに
なるでしょう。
もう一つの「この行動計画で、相手の方が喜んで買ってくださるか」は自分のビジネス
の中心が「お客様の喜び」を中心に置いていることだと思うのです。
当たり前のように、皆さんは後者に賛成されると思うのですが、それではあなたの
会社とお付き合いしたお客様は、何に対して喜ばれているのか把握されているで
しょうか。
そこを間違うとどうなるかというと、最悪なのが「安いから喜んでくれた」という答え
で返ってきます。
本当にそれがお客様の喜びだったのでしょうか?
あなたの取扱商品の特性が「薄利多売」の商品であったとしても、なぜあなたの会社
から買われたのでしょうか。実はここに先ほどお話しした
『この世の中のすべての出来事には、必ず原因があり、結果がある』ということが
かかわってくるのです。
あなたがいま、実行されたことや、考えていることが原因として、社内や市場に
「種」となって播(ま)かれていきます。
時間の流れとともにその「種」は成長し、花を咲かすことになるでしょう。
その「花」のことを「結果」と考えてください。あなたの「花」はみんなから美しいと
称賛される「花」でしょうか。それとも汚かったり、毒をもった「花」だったで
しょうか。
あなたが播いた「種」は必ずや「結果」を残していきます。
どんなに小さな出来事でも、必ず結果が出るのだということを知っていただきたいと
思います。
「良い結果を導く方法」は?
それはあなたが「何のためにビジネスをし、利益を上げ、発展させたい」と考えている
かを振り返れば、答えも方法も出てくると思います。
毎日の中で一定の時間「考える時間」、「思考(思慧)する時間」を取るように
してください。
あなたの考えが徐々に深淵になっていくことを感じられると思います。
《今日の着眼点》
*お客様は千差万別! でも必ず「喜んでもらえる」ポイントがあるはずです。
あなたの商品の喜びポイントと、あなたの会社が提供できる喜びポイントを考えて
みましょう。
(例、なぜ町の電気屋さんが売上を上げ始めているのかがヒントになるでしょう)
*「原因」と「結果」は、100%全員が経験していることです。2008年1月から
今日現在までの期間で、あなたが経験された「原因」と「結果」の流れに該当した
事柄を思い出してください。
*出てきた「結果」に対して、それまでにあなたが実行した事柄を考えてください。
この部分が「縁」(わかり易く言うなら「行為」)となって、いま現われている
「結果」へとつながっているのです。
ssssssssssssssssssssssssssssssssssssss
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【件 名】 経営道!未来を支配するもの
【発行元】 有限会社ウィズダム 武藤 一治
【配信登録】 sub-145569@mc.melma.com (空メールを送ってください)
【配信中止】 us-145569@mc.melma.com/ (空メールを送ってください)
【ご意見・ご感想・ご質問】 E-mail wisdom7@nifty.com
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