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【IOMニュース】イラク食糧支援実施、アフリカ平和の構築(大湖地域・ソマリア・スーダン)
発行日時: 2008/4/4
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【1】IOMプレス・ブリーフィング・ノート日本語版
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↓ウェブ版の記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/press_132.cfm
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■ イラク バグダッドと南部の病院への緊急食糧支援 ■
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IOMは4月2日、バグダッド市内のサドル地区、及び南部のバスラ県とカーディシーヤ県の病院へ食糧を届けた。これは最近の戦闘の収束後、サドル地区の病院への初めての食糧支援となった。
長きに亘って同地域への立ち入り許可を求めてきた結果、食糧パッケージ30セットをサドル地区のイマーム・アリ病院に届けることができた。
イラク政府軍とマフディー軍の間の戦闘が先週末に終結したことにより、外出禁止令及び制限はほとんど解除された。しかし車両での移動が制限されていることや、未だに一部地域では外出禁止令が続いているため、戦闘地域で身動きが取れず困難な状況にある人々へのアクセスが今まで不可能だった。
バスラでは食糧パッケージ500セットがバスラ教育病院に届けられ、需要に応じてそこからさらにバスラの6ヵ所の病院に配布される予定。イラク保健省の要請により、さらに食糧セット250組が翌日届けられた。
IOMはカーディシーヤ県の県都ディーワーニーヤの病院にも食糧パッケージ250セットを届けた。ジーカール県の県都ナーシリーヤとワーシト県の県都クートにある病院にも翌日食糧パッケージを届けた。
IOMは2日間で合計1,800セットを配布した。食糧の公的配給システムは対象地域が限られている上に、品目が不足している場合も多く、過去3年間充分に機能していない。そのため配給にアクセスできない国内避難民と、受け入れコミュニティーへの一刻も早い食糧支援が必要であった。
全ての食糧支援は入院患者や付き添いをする家族、病院スタッフを対象としており、パッケージには、イラクの人々から要望の多い、植物油、ヒヨコ豆、その他の豆、トマトペースト、米などが入っている。
約680人の命を奪い約1,500人を負傷させ、外出禁止令まで余儀なくした、バグダッド及び南部での戦闘の結果、イラク国内の広範な地域において食糧、燃料、水、医薬品の供給ラインに悪影響をもたらした。IOM現地職員の報告によれば、戦闘の影響を受けた地域では物価が50〜600%上昇しており、食糧不足と燃料不足が深刻。
IOMは食糧支援の他、パートナー団体と協力して国内避難民のモニタリングとニーズ調査を行っている。イラクには現在280万人もの国内避難民がいる。2006年2月のサマラでのモスク爆破事件をきっかけに、多数の人々が避難生活を強いられたため、その数は2003年度時点の120万人から更に150万人増加した。
最新報告によると、100万人以上の国内避難民が充分な食糧と住居を得られておらず、それとほぼ同数の人々が固定収入がないか失業状態にあるという。約30万人の国内避難民が清潔な水へのアクセスがなく、その他の基本的サービスについても支援を必要としている。
IOMは国内避難民やその他の困難な状況にある人々に食糧や生活物資の配布を行ってきた。2003年以来、500万人以上の国内避難民、帰還民、受け入れコミュニティーの住民を支援した。
↓イラクの国内避難民についての最新報告書は下記のIOMウェブサイトよりアクセスできます↓
Internally Displaced Persons in Iraq Update (24 Mar 2008) by IDP Working Group (英文PDF)
http://www.iom.int/jahia/webdav/shared/shared/mainsite/media/docs/reports/wg_update_032008.pdf
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【2】アフリカ平和の構築 ニュース 2008年3月
− 「人の移動」からのアプローチ −
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↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/act/peacebuilding_006.cfm
↓PDF版↓
http://www.iomjapan.org/archives/AfricaNewsJP_Mar2008.pdf
IOMはこのほど日本政府から1,100万ドルの支援を受け、人の移動の観点から、国境管理や国内避難民の帰還支援などのアフリカにおける平和構築の活動を実施します。この日本からの援助により、2008年5月に開催されるアフリカ開発会議(TICAD IV)を前に、アフリカにおける特に重要な活動拠点(大湖地域・ソマリア・スーダン)で、地域の安定に貢献する活動が可能となります。
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国境管理強化支援
大湖地域 コンゴ民主共和国・タンザニア・ブルンジ・ルワンダ
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コンゴ民主共和国(DRC)とタンザニア北西部、ブルンジ、ルワンダの国境地帯への支援は、未だ多数の難民・国内避難民を抱える大湖地域の安定にとって重要な鍵を握っています。DRCやブルンジへの難民の帰還が進む中で、IOMは犯罪者や武器・麻薬など不法な人と物の流れに対処する地域の国境管理強化を支援し、大湖地域の安定化の兆しを逆行させないよう手助けをします。
DRCでは、警察の国境管理部門を北キブ州、及び南キブ州において研修の提供や調査活動、関係施設の整備などを通じて支援し、現在人員が不足している国境への警察の配備を進めます。
2007年に新たに東アフリカ共同体(EAC)に加盟したルワンダ・ブルンジと、タンザニア北西部との間では不正規移住の問題が深刻で、法整備を始め、渡航書類や情報の管理などの実務の改善、国境におけるチェックポイントのインフラなどを支援します。
また、EAC諸国により支援されているタンザニアのモシ研修センターを拠点に、地域のニーズに合った研修カリキュラムや教材の作成を支援し、地域4カ国の国境・移住管理関係機関の職員を対象とした合同研修などを実施することで地域の情報共有と連携を促進します。
政府や国連などの関係機関だけでなく、同地域で税関の支援事業を行っているJICAとも連携し、これまでに開発した教材や経験の共有など特に研修に関して協力を進めます。
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ソマリア - ケニアとの国境管理・人身取引対策
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ソマリアには暫定連邦政府が存在するものの、1991年に内戦が勃発して以来統一政府が存在せず、近年は適切な移住管理がほとんど行われていません。そのため、テロリストや国際犯罪集団の温床となっており、同国や周辺国の不安定な治安の原因ともなってきました。ソマリアと682kmの国境線を共有するケニアは、安全上の懸念から、2007年1月以来ソマリアとの国境を閉鎖する措置を採っています。しかし、国境周辺の両国にまたがるコミュニティは密接なつながりを持ち、地域の商業や子どもたちの就学に深刻な影響をもたらしています。また、庇護を必要としている人々への適切な支援が困難な状況です。他方で、国境が閉鎖されても適切な移住管理がない限り、犯罪者やテロリストなどの不正な人の流れは続いており、密貿易、人身取引なども横行しています。
IOMはソマリア中南部暫定連邦政府とケニア政府双方の移住管理能力の向上を目標に、入国管理関係職員への研修や国境チェックポイント・関連施設の整備を行います。併せて、特に国境管理に携わる政府機関職員、市民団体などの間で、人身取引に関する意識を高める活動を行い、ひいては地域全体の治安の改善を目指します。
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スーダン 南部への国内避難民の帰還を支援
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IOMは2005年の包括和平合意締結の後に国内避難民の帰還が本格化した2006年以来、日本政府を始めとした援助により、国内避難民の帰還支援を継続してきました。2007年2月から8月にかけて、IOMが国民統一政府(GoNU)、南部自治政府(GoSS)、及び国連スーダンミッション(UNMIS) と協力して実施している共同帰還計画は、国内避難民5万人の南部への帰還を支援しました。
帰還先のスーダン南部はインフラがほとんど整っておらず、帰還には危険が伴います。IOMは組織的帰還を通じ、希望帰還先の安全や受け入れキャパシティが確認された国内避難民について、登録、健康診断、陸路・水路・空路での移送、帰還先での受け入れなどの支援を最大5,500人に継続します。途中で立ち往生した最大1,000人への緊急支援も行いますが、特に川を上って帰還する人々に注意を払っています。衛生状態の悪い船や定員を超えた乗客を乗せて運行する船が多いことから、IOMは2隻の船を用意し安全な運行で国内避難民を移送します。
組織的帰還だけでなく自発的に帰還する人々も支援するため、IOMは3ヵ所の出発センターと主な帰還ルート上に10ヵ所の一時滞在所を設置し、水や医療サービス、安全な宿泊場所などを提供しています。今後もこうした支援拠点のネットワークを拡充する予定です。
■スーダン人専門家の帰還支援
IOMは上記の支援と並行して、国内避難民や難民、海外に暮らすスーダン人のうち、医療・教育などの分野で専門技能を持つ人たちの帰還を支援して、公共サービスの充実を支援します。スーダン南部では基本的な社会サービスの供給体制が整っておらず、保健分野では必要な人材の1/4、教育では25,000人の教師が必要なところ15,000人しかいません。今後南部で復興と開発が進む中で、技能を持つ人材はますます必要とされています。IOMは専門技能を持つスーダン人の登録、南部受け入れ先の選定、実際の帰還支援、必要な研修機会や機材の提供などを行います。
2006年の事業開始以来2008年2月までに、186人の専門家(男性131人、女性55人)とその家族485人が、このプログラムを通してスーダンに帰還しました。多くが教師や医療従事者(看護師や助産師)でしたが、中にはエンジニアや会計士などもいました。
日本政府の支援により、更に200名以上の専門家の帰還を目標にしており、南部で職業訓練センターを運営するJICAとの連携も計画しています。
■帰還先コミュニティのインフラ支援
人材だけでなく、多くの帰還民を受け入れる帰還先のインフラ不足も深刻です。特に帰還の影響が大きいと思われる、北バハル・アルガザール州・ユニティ州・ワラブ州の村々において、圧倒的なニーズのある井戸掘削や給水システムの整備など水衛生の分野や、学校の建築や修復、職業訓練を通じた教育分野などで活動し、22,000人を支援する計画です。
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☆外務省・静岡県・IOM共催☆
「外国人住民と社会統合に関する国際シンポジウム」
国際的経験の共有と、
地域における日系ブラジル人住民の課題を中心にして
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IOMは3月25日、外務省及び静岡県と「外国人住民と社会統合に関する国際シンポジウム」を、実際に多くの外国人住民が暮らす静岡県において共催しました。多くの日系人の方々を始めとした熱心な参加者約350名とともに、国際的な経験と静岡県の現状・取組みを踏まえつつ、在日日系ブラジル人が直面している課題について議論を行いました。
シンポジウム当日に参加者に配布された資料をIOMウェブサイトで公開しています。後日報告書等が出される場合にも、当メルマガやIOMウェブサイトを通じて案内致します。
↓当日配布資料はこちらから↓
★昨年2007年も含め、過去のシンポジウムの報告も閲覧可能です。
http://www.iomjapan.org/archives/symposium.cfm
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■IOM後援■ シェイクフォワード 2008
チャリティー ヒップホップ コンベンション
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IOMは、多ルーツ(移民や在日外国人、「ハーフ」など、日本を含む様々なルーツを持った個人)のアーティストを中心としたヒップホップのイベントを後援しています。アイヌ、アフリカ、ブラジル、ペルー、コリアなどそれぞれ異なったルーツを持つ、人気急上昇中の若手音楽ユニットが出演します。
大阪(チケット発売中)、及び東京[川崎](チケット近日発売開始)で開催!多くの皆さまのご来場をお待ちしています。詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
シェイクフォワード 2008 チャリティー ヒップホップ コンベンション
【主催】NPO法人神戸国際ハーモニアイズ協会
【共催】MixRoots関西・Mischlingroove
【後援】国際移住機関(IOM)
【大阪公演】
2008年4月12日(土)18:00開場
心斎橋 SUNHALL(サンホール)
前売2,500円 当日3,000円
【東京公演】
2008年6月8日(日)14:00開場予定
川崎 CLUB CITTA’(クラブ チッタ)
↓「シェイクフォワード 2008」の詳細はこちら↓
http://www.wajju.jp/shake2008/
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☆‥…・☆‥…・IOM最新出版物のご案内・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆
【人身取引被害者支援セミナー報告】
IOMは昨年12月11日、カナダ大使館と、セミナー「日本における人身取引被害者への支援−ケースワーカーの視点から」を共催しました。反人身取引キャンペーン「MTV EXIT」のドキュメンタリーが上映された後、NGO、国際機関、それぞれの立場で被害者の支援に直接携わるケースワーカーが、自らの経験をもとに被害者の置かれる状況を訴えました。
↓イベントの要綱はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/event_013.cfm
↓セミナーの報告書(PDF)はこちら(NGOポラリスプロジェクト作成)↓
http://www.iomjapan.org/archives/CTseminarReport_Dec2007.pdf
★IOMは、MTVジャパン株式会社が日本で展開する、反人身取引キャンペーン「MTV EXIT」に協力しています★
↓詳細はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/exit.cfm
【移住と気候変動 報告書】
気候変動、自然災害、及び移住と開発といった一連の問題への将来予測を行い、環境が人の移動に与える影響についての意識啓発と、問題解決の糸口を探ることを目的としています。
↓MRS Nº 31 - "Migration and Climate Change"↓ http://www.iom.int/jahia/webdav/site/myjahiasite/shared/shared/mainsite/published_docs/serial_publications/MRS-31.pdf
【IOM機関誌 "Migration" 2007年12月号 最新号】
「移住と労働」特集
欧州、アジア、中南米など、世界各地での移住と労働を取り巻く状況を紹介。他にアフリカから欧州・中東への不正規移住など。
↓全文(英文PDF)のダウンロード↓
http://iomjapan.org/archives/Migration200712.pdf
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☆‥…・☆‥…・・その他のお知らせ・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆
【人身取引対策アニメ「夢のゆくえ」ワークショップ教材に最適】
主に東南アジア地域で、若者の人身取引への意識を高める活動や、被害者の社会復帰支援、入国管理局などの政府関係者やNGO職員向けのトレーニングで使用されているアニメーションです。
↓ハイライトシーンや日本語版DVDの入手方法など詳細はこちら↓
http://www.iomjapan.org/dream/index.cfm
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