| >> 記事トピックス一覧 |
【IOMニュース】【IOMニュース】スーダン-ナイル川を通じた国内避難民の帰還支援 、アジアにおける人身取引 報告書
発行日時: 2007/6/28━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■ M I G R A T I O N ■■■■ 2007年6月28日号
IOM国際移住機関 駐日事務所メールマガジン
International Organization for Migration
☆‥…・・☆‥…・・☆・・…‥☆・・…‥☆
The Migration Agency
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
= 多様化する世界の人の流れに向き合う国際社会の求めに応えて =
IOMは国際的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です
Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
プレス・ブリーフィング・ノート日本語版
スーダン ナイル川を通じて国内避難民の帰還支援を継続
ASEAN アジアにおける人身取引 報告書
◆IOM駐日事務所からのお知らせ 人身取引対策公開セミナー報告
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
IOMプレス・ブリーフィング・ノート日本語版
-------------------------------------------------------------
↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/press_0100.cfm
----------------------------------------------------------
■ スーダン ナイル川を通じて国内避難民の帰還支援を継続 ■
----------------------------------------------------------
IOMは、首都ハルツームのキャンプを後にする国内避難民の第一陣2,400人を対象に、ナイル川を通じた帰還支援を開始した。この船による帰還支援は、国民統一政府(GoNU)、南部自治政府(GoSS)、国連との協力で行われる。スーダン北部から南部へ行うものとしては初めて。
まず国内避難民451人が、IOMがチャーターした船にKostiで乗り込んだ。スーダン南部のジョングレイ州とレイク州の故郷まで、2週間の船旅。医療や調理などを担当するIOMスタッフ30人以上が国内避難民に同行している。船はまずレイク州Shambeに停泊して、255人を下船させる。その後更に南方のジョングレイ州Borに航行する。
国内避難民は出発前に、IOMがハルツームの3ヵ所に設置したセンターで健康診断と予防接種を受けた。その後IOMがNGO、Fellowship for African Relief (FAR)とAdventist Development and Relief Agency (ADRA)と共同で運営しているKostiの帰還民支援センターに陸路で移送した。
ShambeとBorの港に到着後は、トラックで国内避難民をいくつかの地域へ移送する。そこでは、コミュニティや地方政府の代表に出迎えられる。国連世界食糧計画(WFP)から3ヵ月分の食糧と合わせて、国連児童基金(UNICEF)などからのビニールシート、就寝用マット、毛布、蚊帳、バケツ、石けんなどの生活物資を世帯ごとに受け取る。
雨季の到来により、陸路による帰還支援は停止しており、10月に再開予定。しかし、ナイル川を通じた帰還支援は雨季でも可能で、IOMは今後7週間に亘り、Kostiとナイル川沿いの南部の主要な町との間を6回の航行で結ぶ。国内避難民1,500人を対象としたハルツームから南部への空路による帰還支援は、7月10日に開始予定。
IOMは2月以来、国内避難民42,000人が南コルドファン州、青ナイル州などのスーダン南部に帰還するのを支援した。
-------------------------------------------
■ ASEAN アジアにおける人身取引 報告書 ■
-------------------------------------------
IOMは6月26日、東南アジア諸国連合(ASEAN)との協力で、カンボジア、インドネシア、フィリピン、タイにおける人身取引についての報告書「ASEANと人身取引:データを人身取引根絶に活かす」を発表した。これはアメリカ政府の資金援助で作成されたもの。
報告書では、人身取引は犯罪組織が関与しその実態がベールに包まれている特質から、正確な統計を取ることが極めて困難な中で、データ収集のベストプラクティスを紹介している。
報告書はラオスの首都ビエンチャンで開催された国境を越えた犯罪についてのASEAN上級会合で発表された。各国の取り組みや、被害者の救済を阻む制度上の不備や加害者が訴追を免れるような制度の抜け穴などを紹介し、比較している。
報告書はベストプラクティスの採用、関係機関間の連絡体制の改善、情報管理の改善、データ収集に関わる人員へのよりよい研修機会の提供を始めとした助言を含んでいる。
「この報告書は、政策決定者が人身取引対策について重要な事項を決めるときに助けとなる効果的なツールとなるでしょう。」とオン・ケンヨンASEAN事務総長は語った。
アジアにおける人身取引が政府や国際機関、NGOにとって大きな課題であることは専門家の一致した見解。インドネシアの警察病院3ヵ所でIOMが運営している人身取引被害者のための回復センターは、2005年4月から2006年10月の間に、1,650人の被害者を受け入れた。うち26%が子ども。
「140万から210万人のインドネシア人女性が海外で働いていると推計されています。搾取的な環境で働いている人々が多いことは認識しています。しかし、実際何人が人身取引の被害者であるのか、もっと正確なデータが必要なのです。」IOMインドネシア事務所人身取引対策担当、Kristen Dadeyは言う。
IOMカンボジア事務所の人身取引対策担当John McGeoghanはまた、次のように語る。「カンボジアには人身取引に関する膨大なデータがあります。しかし、80にも及ぶ政府機関やフィールドで活動する機関に分散しているのです。成果を上げるにはより一貫したアプローチが必要です。」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
報告書「ASEANと人身取引:データを人身取引根絶に活かす」
ASEAN and Trafficking in Persons: Using Data as a Tool to Combat Trafficking in Persons
↓PDF(英文)のダウンロードはこちら↓
IOM本部ウェブサイト
http://www.iom.int/jahia/Jahia/cache/offonce/pid/1674?entryId=14477
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
☆‥…・IOM駐日事務所からのお知らせ・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆
【人身取引対策公開セミナー -報告書をウェブサイトに掲載】
IOMは9月28日、「人身取引の防止をめざして〜国際機関の経験に基づく実践モデルと新たな視点の探求〜」と題した公開セミナーを国連薬物犯罪事務所(UNODC)、上智大学と共催しました。IOMなど国際機関が世界で使用している啓発ツールを紹介しています。
↓報告はこちらをご覧ください↓
http://iomjapan.org/act/trafficking_008.cfm
↓報告書のPDFはこちら↓
http://iomjapan.org/archives/CTseminarReport_Sep2006.pdf
【IOM人身取引ポスター展】今週末まで!
小田原市の男女共同参画週間行事の一環として、IOMのポスターを通じて人身取引対策について紹介
主催:小田原市市民部地域政策課
場所:おだわら女性プラザCHAT茶っと
神奈川県小田原市栄町1丁目14番4号(音羽プラーザビル2階)
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/human/joseipuraza.html
期間:2007年6月1日(金)〜6月30日(土)10:00〜18:00(最終日6/30のみ16:00まで)
お問い合わせ:0465-22-3719
【外務省・IOM共催シンポジウム】
「外国人問題に関する国際シンポジウム -移民の社会統合における国際的経験と日本の課題-」を2007年3月9日に開催しました。
↓外務省のウェブサイトに報告が掲載されています↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/sy_070309.html
↓当日のプログラムと配布資料、過去のシンポジウム報告はこちらをご覧ください↓
http://iomjapan.org/archives/symposium.cfm
【災害復興ガイド】
IOMスリランカ事務所主任エンジニア、大野拓也が寄稿
◆『災害復興ガイド−日本と世界の経験に学ぶ』
兵庫県震災復興研究センター 『災害復興ガイド』編集委員会 編
発行:クリエイツかもがわ(かもがわ出版) 定価2,100円(税込)
詳細は以下のパンフレットをご覧ください。兵庫県震災復興センターへ直接注文もできます。
http://iomjapan.org/archives/NaturalDisasterRecoveryGuide.pdf
【人身取引対策アニメ「夢のゆくえ」ワークショップ教材に最適】
主に東南アジア地域で、若者の人身取引への意識を高める活動や、被害者の社会復帰支援、入国管理局などの政府関係者やNGO職員向けのトレーニングで使用されているアニメーションです。
↓ハイライトシーンや日本語版DVDの入手方法など詳細はこちら↓
http://iomjapan.org/dream/index.cfm
☆‥…・・☆‥…・・☆‥…・・☆・・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆
*** 発行 ****************************************
国際移住機関(IOM)駐日事務所 駐日代表 中山暁雄
お問い合わせ 広報 後藤裕子
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル8階
Tel: +81(0)3 3595 2487 Fax: +81(0)3 3595 2497
E-mail: iomjpmagazine@iom.int
Website: http://www.iomjapan.org/(日本語)
http://www.iom.int/(本部英文)
**************************************************
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
- 日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万4千部突破!
- NPO/NGO Walker 市民活動の情報誌
- NPO/NGO、ボランティア、コミュニティ・ビジネスなど幅広い市民活動をテーマにした週刊情報誌。イベント情報や書籍紹介に合わせて、様々なNPO/NG...
- 週刊アカシックレコード
- 02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
- 宮崎正弘の国際ニュース・早読み
- 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
- 難民を助ける会・メールマガジン 国際協力の現場から
- 国連に公認登録されたNGO難民を助ける会がカンボジア・アフガニスタンなどで行う障害者自立支援や地雷対策などの最新情報をお届けします。現地駐在員から...
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/melma_logo.gif)








