【IOMニュース】インドネシア・アチェ 元女性戦闘員の社会復帰、アフガニスタン -イランからの帰国者へ緊急支援
発行日時: 2007/6/1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■ M I G R A T I O N ■■■■ 2007年6月1日号
IOM国際移住機関 駐日事務所メールマガジン
International Organization for Migration
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The Migration Agency
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= 多様化する世界の人の流れに向き合う国際社会の求めに応えて =
IOMは国際的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です
Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
プレス・ブリーフィング・ノート日本語版
インドネシア・アチェ 元女性戦闘員への小規模ビジネス支援
アフガニスタン イランからの帰国者へテントの緊急支援
◆IOM人身取引対策ポスター展のお知らせ 小田原にて開催中
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IOMプレス・ブリーフィング・ノート日本語版
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↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/press_096.cfm
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■ インドネシア・アチェ 元女性戦闘員への小規模ビジネス支援 ■
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IOMは元戦闘員のアチェ人女性818人に、生計を立て直すための研修や小規模ビジネスの起業支援を行った。これは独立アチェ運動(GAM)の元戦闘員・政治犯4,957人に対する社会復帰支援プログラムの一環。
このプログラムは日本政府の援助により2006年7月から実施されているが、アチェ内10ヵ所のIOM情報・カウンセリング・紹介サービス(ICRS)事務所を通して、地元の女性たちに小規模ビジネスの起業、農業、家畜の飼育に関する支援を行った。
「女性はしばしば紛争の犠牲となりました。男たちが出掛けていけば、子どもや畑、村を守るのは残された女性たちの役割でした。拘束や性的搾取の危険と常に向き合っていたのです。銃を持っていたにしろいなかったにしろ、GAMをスパイや料理人などとして、また輸送などを通じて支援していた人たちを、元女性戦闘員と捉えています。」とマーク・ナイトIOM紛争後社会復帰支援プログラムマネージャーは語った。
元女性戦闘員は様々な種類の小規模ビジネスを始め、その多くが成功を収めている。
アチェベサルに住む元戦闘員のTyaは、将来大学で学ぶ資金を得るため、携帯電話の店を始めた。「利益が出れば勉強を続けることができます。このビジネスで、医者になる夢を叶えたいのです。」と彼女は語った。
チャランに住む別の元女性戦闘員はIOMが提供した資材で新聞雑誌販売店を始めた。現在は、そこで得た利益でコーヒー店を始め、5倍の収入を得ている。
アチェ中央高地でも、他の元女性戦闘員たちが支援を受け、コーヒー事業を開始したり再開したりしている。アチェのコーヒーはインドネシア最良のものの一つである。
ICRSのスタッフは元戦闘員に個別のカウンセリングを行って、適切で持続可能な生計手段を、小規模ビジネス、農業、漁業などから特定し、必要な資機材の調達を支援する。元戦闘員は1000万ルピア(1,100ドル)までの支援を受ける。
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■ アフガニスタン イランからの帰国者へテントの緊急支援 ■
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IOMは、イランからの帰国を余儀なくされ、困難な状況にあるアフガニスタン人家族にテント130張を提供した。
テントは西部のファラ州とニムロズ州に送られ、受け入れ世帯の所有している土地に設置される。
IOMはまた、首都カブールに到着した帰還民家族に対し、毛布や医療サービスをすでに提供している。
ここ一月で、イランから帰国させられたアフガニスタン人不正規移住労働者とその家族は合計77,900人に上る。これまでの帰国の規模や政府の予想などから、今後数ヶ月間さらに一月約1,500人が帰国するとみられる。
「私たちは全てを失いました。帰国しても私の夫には仕事がありません。」とMarzia Mohammadiさん(17歳)は語る。彼女は双子の赤ちゃんの母親で、イスラムカラで国境を越えカブールまでたどり着いた。赤ちゃんは到着後IOMの医師による診察を受けた。
IOMのこのような活動は、多数の帰国者への対応に関するカルザイ大統領による国際社会への支援の呼びかけに応えるもの。
「コミュニティと政府機関は対応に努めていますが、資源が非常に限られています。多くの人々は着のみ着のままで帰国しています。人道的危機を避けるためにも国際的な支援ができるだけ早く必要とされています。」と国連による国境地帯での調査ミッションに参加した、フェルナンド・アロセナIOMアフガニスタン事務所代表は言う。
アフガニスタンは国内にさまざまな問題を抱えながら、帰国者に対応しなければならない。国内の治安は不安定で、失業率は、とりわけ若年層や単純労働者に関して、警戒レベルに達している。そして都市・地方ともに住宅が不足している。
IOMは緊急用物資の再備蓄と帰国者の緊急的なニーズへの対応の必要性から、国際社会へ支援を呼びかけている。
◆----◇ IOM人身取引ポスター展のご案内 ◆----◇
●小田原市の男女共同参画週間行事の一環として、IOMのポスターを通じて人身取引対策について紹介
主催:小田原市市民部地域政策課
場所:おだわら女性プラザCHAT茶っと
神奈川県小田原市栄町1丁目14番4号(音羽プラーザビル2階)
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/human/joseipuraza.html
期間:2007年6月1日(金)〜6月30日(土)10:00〜18:00(最終日6/30のみ16:00まで)
お問い合わせ:0465-22-3719
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☆‥…・IOM駐日事務所からのお知らせ・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆
【外務省・IOM共催シンポジウム】
「外国人問題に関する国際シンポジウム -移民の社会統合における国際的経験と日本の課題-」を2007年3月9日に開催しました。
↓外務省のウェブサイトに報告が掲載されています↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/sy_070309.html
↓当日のプログラムと配布資料、過去のシンポジウム報告はこちらをご覧ください↓
http://iomjapan.org/archives/symposium.cfm
詳細な報告は近日掲載致します。
【災害復興ガイド】
IOMスリランカ事務所主任エンジニア、大野拓也が寄稿
◆『災害復興ガイド−日本と世界の経験に学ぶ』
兵庫県震災復興研究センター 『災害復興ガイド』編集委員会 編
発行:クリエイツかもがわ(かもがわ出版) 定価2,100円(税込)
詳細は以下のパンフレットをご覧ください。兵庫県震災復興センターへ直接注文もできます。
http://iomjapan.org/archives/NaturalDisasterRecoveryGuide.pdf
【人身取引対策公開セミナー -報告】
IOMは9月28日、「人身取引の防止をめざして〜国際機関の経験に基づく実践モデルと新たな視点の探求〜」と題した公開セミナーを国連薬物犯罪事務所(UNODC)、上智大学と共催しました。後日報告書をIOMウェブサイトに掲載致します。
↓当日のプログラムや配布資料はこちらをご覧ください↓
http://www.iomjapan.org/news/event_008.cfm
【人身取引対策アニメ「夢のゆくえ」ワークショップ教材に最適】
主に東南アジア地域で、若者の人身取引への意識を高める活動や、被害者の社会復帰支援、入国管理局などの政府関係者やNGO職員向けのトレーニングで使用されているアニメーションです。
↓ハイライトシーンや日本語版DVDの入手方法など詳細はこちら↓
http://iomjapan.org/dream/index.cfm
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*** 発行 ****************************************
国際移住機関(IOM)駐日事務所 駐日代表 中山暁雄
お問い合わせ 広報 後藤裕子
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル8階
Tel: +81(0)3 3595 2487 Fax: +81(0)3 3595 2497
E-mail: iomjpmagazine@iom.int
Website: http://www.iomjapan.org/(日本語)
http://www.iom.int/(本部英文)
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