食品偽装に消えた年金!「人気メルマガ発行者」が鋭く斬り込むNEWS評論!【投票は28日迄】
トップ > ニュース&情報 > 国際情勢 > IOM国際移住機関 “Migration”

【IOMニュース】スリランカ -戦闘を逃れた避難民への支援、パキスタン -土砂崩れ被災地で緊急支援、インターン体験記

発行日時: 2007/3/30

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■  M I G R A T I O N  ■■■■  2007年3月30日号   
     IOM国際移住機関 駐日事務所メールマガジン
 
          International Organization for Migration
         ☆‥…・・☆‥…・・☆・・…‥☆・・…‥☆
                    The Migration Agency
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
= 多様化する世界の人の流れに向き合う国際社会の求めに応えて =
 IOMは国際的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です



Contents       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
【1】プレス・ブリーフィング・ノート日本語版
  スリランカ バティカロアで戦闘を逃れた避難民を支援
  パキスタン 土砂崩れの被災地で緊急支援
【2】北欧フィンランドからIOMインターン体験記
◆IOM駐日事務所からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
   【1】IOMプレス・ブリーフィング・ノート日本語版
-------------------------------------------------------------

↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/press_088.cfm

--------------------------------------------------------
■ スリランカ バティカロアで戦闘を逃れた避難民を支援 ■
--------------------------------------------------------
スリランカ軍とタミル・イーラム解放のトラ(LTTE)の間の戦闘により、バティカロア県西部で15万人以上の国内避難民が発生している。IOMは地方政府や他の援助機関と協力しながら、人道的ニーズに応えて支援を行っている。

IOMは緊急シェルター用のテントなど750張を提供した。寺院や教会、道路脇で避難生活を送っている多くの人々に対して、さらに数週間のうちに700張を支援する予定。

「バティカロアの状況は緊迫しています。何千人もの市民が攻撃から逃れて、故郷を後にしています。」とカルロ・ベネデッティIOM緊急支援調整員は語る。

他の団体とも協力しながら、IOMは戦闘地域から県内のより安全な地域への移送支援も行っている。戦闘が終結すれば帰還のための移送サービスも提供する予定。

IOMは食糧とその他の援助物資も配布している。地方政府や他の援助機関との協力のもと、IOMは2006年12月以来11,000人以上に生鮮食料を提供した。現在は米、豆などの乾燥した食糧を国内避難民3,500人に提供している。衛生用品、ハリケーンランタン、就寝用マット、バケツ、蚊帳などの物資も配布した。

IOMはまた水衛生のニーズに応えるため、200近くのトイレをバティカロアの避難民受け入れコミュニティのために建設した。

バティカロアにおけるIOMの緊急支援活動は、欧州委員会人道支援事務所(ECHO)、オーストラリア政府、国連児童基金(UNICEF)、国連中央緊急対応基金(CERF)の援助を受けている。

IOMは2004年4月以来バティカロアに拠点を置いて活動している。現在の緊急活動に加え、未だに恒久住宅へ移ることができない2004年末の津波被災者に対し、仮設住居や水衛生の施設を提供している。


-------------------------------------------- 
■ パキスタン 土砂崩れの被災地で緊急支援 ■
--------------------------------------------
IOMは先週、政府機関、パキスタン軍、他の援助団体と協力し、冬用テント、ビニールシート、防寒用衣類、毛布、調理用こんろ、灯油、衛生用品、医薬品、食糧などの援助物資を、パキスタン実効支配下カシミールのDoba Sayedan村で配布した。2005年の地震の被災地でもあるこの村では先週、激しい雨と雪による土砂崩れにより27人が死亡した。

ムザファラバードに拠点を置くIOM緊急支援チームは23日、米国国際開発庁(USAID)のヘリコプターで被災地へ向かった。遺体の収容を行ったのを始め、生存者に医療支援を提供し、350の被災世帯への物資の配布を支援した。

IOM緊急支援チームはまた26日、27歳の女性をムザファラバード市内の病院に緊急移送した。女性は流産により体内出血を起こしていた。

降雨や降雪が予想されることから、再び土砂崩れが発生する可能性があり、政府機関は地質学者を含めてリスク評価を行う予定。

医師、緊急評価専門家、山岳救助ガイドなどからなるIOM緊急支援チームは、将来起こり得る災害への政府主導の対応計画に協力したいと考えている。

25日にニーラム渓谷で起きた別の土砂崩れは、Lilam村で家屋3軒を破壊し、死者7人、負傷者4人を出した。道路によるアクセスができないため、パキスタン軍が負傷者の手当てなどの救援活動を開始した。

IOMは26日、USAIDのヘリコプターで北西辺境州カガン渓谷にあるNarran村も訪問した。道路が寸断され、積雪も180センチ以上あることから、60世帯以上が隔離されている。IOMは他の援助機関との協力で、緊急に必要とされる食糧、医薬品、防寒用衣類を配布する予定。

北西辺境州のIOM緊急支援チームは現在、大小の土砂崩れにより7ヵ所で遮断されているアライ渓谷へ通ずる道路の開通を支援している。地方政府の要望により、Thakotから渓谷への道路の土砂を除去するため、堀削機を提供した。



◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
    【2】北欧フィンランドからIOMインターン体験記
-------------------------------------------------------------
フィンランドのIOMヘルシンキ地域事務所におけるインターンの体験記を、海老原周子さんが寄せてくれました。

↓写真入りの記事はこちら↓
http://iomjapan.org/japan/jp_report_008.cfm


海老原周子

IOMはフィンランドにおいてバルト海沿岸・北欧諸国の地域事務所として、自主的帰還および社会統合支援、移送支援等の様々な案件を実施しています。私はインタ−ンとして2007年1月より3月まで、社会統合ユニット(Integration Unit)の案件の一つ「文化オリエンテ−ション」の実施と内部評価の補佐を行いました。
 
------------------------------------------------------- 
■ フィンランド受入難民に対する文化オリエンテ−ション ■
-------------------------------------------------------
フィンランド政府は、年間750名の難民を受入れています。これに基づき、IOMヘルシンキは、これからフィンランドで新たな生活を始める難民に対して2004年より包括的な文化オリエンテ−ションを実施しています。自国の文化や伝統、生活様式とまったく異なる環境での新たな生活は、誰にとっても不安や期待が伴いますが、受入難民がフィンランドにおいて生活基盤を一から始めるのはとても大変なことです。 

文化オリエンテ−ションは、このような受入難民に対し、フィンランドに関する知識を提供することで、新たな生活への不安やこれから直面するであろうカルチャ−ショックを少しでも和らげ、ホスト社会での受入難民の自発的な行動を支援してきました。IOMの過去の実績を元に、フィンランドに適した文化オリエンテーションのカリキュラムが開発され、専門にオリエンテーションを行う文化オリエンテ−ション・トレイナ−がこのカリキュラムに沿ってオリエンテーションを行います。 
 
3日間かけて政治・経済・文化といった基礎的な知識から教育・仕事・住居・福祉サービスなどの実生活に必要な情報を提供し、また、新しい国で生活を始めるにあたって、どのような困難に直面するのか、どういったカルチャ−ショックを経験するのだろうか、という問題を考えるワークショップを通じて、新天地での生活に対して、より具体的に心構えが出来るように支援します。 
 
--------------------------------------- 
■ タイにおける文化オリエンテ−ション ■
--------------------------------------- 
2007年3月、タイにおいてフィンランドに定住予定のミャンマ−難民350名に対する文化オリエンテ−ションを行うことが決定しました。フィンランドにおけるミャンマ−難民の受入経験は浅く、政府や各自治体のパンフレットや資料で、ミャンマ−の言語で書かれているものはまだ数が限られています。 
 
そこで、オリエンテ−ションをより効果的なものにするべく、トレイナ−が新たな教材として、前年IOMによる文化オリエンテ−ションを修了し現在フィンランドで生活している元ミャンマ−難民の日常を追ったビデオを作成し、私はその編集作業補助にあたりました。今回のオリエンテ−ションでこのビデオを流すことで、フィンランドがどのような国なのか、人々がどんな生活をしているのか、より具体的な理解を深める事が可能になると共に、文字の読めない難民達も映像を通じて理解することができます。 
  
また同じ背景を持った難民の声を伝える事で、よりミャンマ−難民のニーズに沿った情報提供が可能になります。この業務を通じて、新しい環境で生活するにあたってどのような情報が必要とされるのか、どういった状況で困難に直面するのかという問題に対して、自分自身の理解を深めると共に、難民の視点から考える重要性を実感しました。また、受入難民の定住予定先である各地方自治体からの情報をとりまとめましたが、社会統合につながる支援を提供する上では、関連機関との連携が必要不可欠だということを身をもって経験しました。 
  
--------------------- 
■ 受入難民のその後 ■
---------------------
2007年がこの文化オリエンテ−ションの最終年度となるにあたって、本プロジェクトがどれだけ受入難民のフィンランドでの新生活に寄与したかを調査する内部評価の一環として、定住した受入難民家族の一日に密着し、インタビュ−を行いました。  

「新しい地での生活することへの不安はあったけれども、文化オリエンテーションで事前知識があったし、新しい国、異なる文化での生活に対して心構えはあった。新しい環境に慣れるには時間がかかる事は承知している。とにかく早く社会の一員になれるよう努力したい」

文化も生活様式も異なる国で、新しい生活を築こうと強い意志を持ち努力している姿に心打たれました。本オリエンテ−ションが、フィンランド社会へのより円滑な統合に寄与することを願います。 
 
このような貴重な経験を得るインタ−ンの機会を提供してくださったIOM駐日事務所、ヘルシンキ地域事務所に感謝すると同時に、2007年3月9日に外務省・IOM共催で「外国人問題に関する国際シンポジウム− 移民の社会統合における国際的経験と日本の課題 −」が開催されましたが、今回のインタ−ンの経験を踏まえて、何らかの形で日本におけるより円滑な社会統合を支える一助になれたらと感じています。 
 

◆--------◇◆--------◇◆--------◇◆--------◇
現在IOM駐日事務所ではインターンの募集は行っておりません。募集を行う際には、IOM駐日事務所ウェブサイトなどでお知らせ致します。
また、海外のIOM事務所でインターンをご希望の方は、本部ウェブサイトの下記ページで注意事項などを確認された上、各事務所に直接ご応募ください。
http://www.iom.int/jahia/page166.html
◆--------◇◆--------◇◆--------◇◆--------◇



☆‥…・IOM駐日事務所からのお知らせ・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆

【外務省・IOM共催シンポジウム】 
「外国人問題に関する国際シンポジウム -移民の社会統合における国際的経験と日本の課題-」を2007年3月9日に開催しました。

↓外務省のウェブサイトに報告が掲載されています↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/sy_070309.html

↓当日のプログラムと配布資料はこちらをご覧ください↓
http://iomjapan.org/archives/Mar2007SympoProgramme.pdf 
http://iomjapan.org/archives/Mar2007SympoHandout.pdf

詳細な報告は後日掲載する予定です。

【IOM機関誌 "Migration" 12月号】
マッキンレーIOM事務局長による記事を含む「不正規移住」についての特集
イラク国内避難民支援、南アフリカ・タイでの人身取引対策 など
↓英文PDFはこちら↓
http://www.iom.int/jahia/webdav/site/myjahiasite/shared/shared/mainsite/published_docs/periodicals_and_newsletters/migration_dec2006_english.pdf

【災害復興ガイド】
インド洋大津波被害直後からスリランカで活動している、IOMスリランカ事務所主任エンジニア、大野拓也が寄稿しています。
 ◆『災害復興ガイド−日本と世界の経験に学ぶ』
  兵庫県震災復興研究センター 『災害復興ガイド』編集委員会 編
  発行:クリエイツかもがわ(かもがわ出版) 定価2,100円(税込)
お求めは、神戸・新潟の書店の店頭、または全国の書店から「かもがわ出版」発売の本とご注文ください。
詳細は以下のパンフレットをご覧ください。付属の注文書で兵庫県震災復興センターへ直接注文もできます。
http://iomjapan.org/archives/NaturalDisasterRecoveryGuide.pdf

【人身取引対策公開セミナー -報告】
IOMは9月28日、「人身取引の防止をめざして〜国際機関の経験に基づく実践モデルと新たな視点の探求〜」と題した公開セミナーを国連薬物犯罪事務所(UNODC)、上智大学と共催しました。後日報告書をIOMウェブサイトに掲載致します。
↓当日のプログラムや配布資料はこちらをご覧ください↓
http://www.iomjapan.org/news/event_008.cfm

【人身取引対策アニメ「夢のゆくえ」ワークショップ教材に最適】
主に東南アジア地域で、若者の人身取引への意識を高める活動や、被害者の社会復帰支援、入国管理局などの政府関係者やNGO職員向けのトレーニングで使用されているアニメーションです。 
↓ハイライトシーンや日本語版DVDの入手方法など詳細はこちら↓
http://iomjapan.org/dream/index.cfm

☆‥…・・☆‥…・・☆‥…・・☆・・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆  


***  発行  ****************************************
国際移住機関(IOM)駐日事務所  駐日代表 中山暁雄
          お問い合わせ  広報 後藤裕子
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル8階
Tel: +81(0)3 3595 2487 Fax: +81(0)3 3595 2497
E-mail: iomjpmagazine@iom.int
Website: http://www.iomjapan.org/(日本語)
         http://www.iom.int/(本部英文)
**************************************************

 
このメルマガの読者になる
規約 
>> メルマ!の会報誌もお届けします
ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to GoogleRSS

このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます

Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万4千部突破!
NPO/NGO Walker 市民活動の情報誌
NPO/NGO、ボランティア、コミュニティ・ビジネスなど幅広い市民活動をテーマにした週刊情報誌。イベント情報や書籍紹介に合わせて、様々なNPO/NG...
週刊アカシックレコード
02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
宮崎正弘の国際ニュース・早読み
 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
難民を助ける会・メールマガジン 国際協力の現場から
国連に公認登録されたNGO難民を助ける会がカンボジア・アフガニスタンなどで行う障害者自立支援や地雷対策などの最新情報をお届けします。現地駐在員から...


この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

おすすめキャンペーン

おすすめカードローン!
オリックスVIPローンカードなら

<<年率5.9%〜15.0%、利用可能枠最高500万円>>
ゆとりのカードローンです。
お申込みはこちら⇒

はじめようメルマガ生活
メルマガを読むには
メルマガを出すには
約64000誌から検索

メルマガデータ

  • メルマガID : 145524
  • 創刊日 : 2005-08-26
  • 最新号 : 2008-07-24
  • 発行周期 : 不定期(月2〜3回)
  • バックナンバー: 全て公開
  • 発行者サイト: あり
  • 読んでる人 : 809人
  • コメント数 : 3
  • Score! : 非表示
  • >> 月間ランキング

発行者プロフィール

ペンネーム : iomjpmagazine

  • IOMは世界的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です。人道復興支援、人身取引対策、移送支援、保健衛 生など、移民個人への直接支援から関係国への技術支援、移住問題に関する地域協力の促進にいたるまで、移住問題に対応する幅広い活動を世界各地で実施しています。

このメルマガの読者になる

規約に同意する



このメルマガの最近の記事


このメルマガの最近のコメント


このメルマガのバックナンバー


注目情報


新着記事トピックス