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【IOMニュース】移民を乗せた漂流船、フィリピン-海外への就職あっせん業者協会、3/9外国人問題シンポジウム

発行日時: 2007/2/16

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■■■■  M I G R A T I O N  ■■■■  2007年2月16日号   
     IOM国際移住機関 駐日事務所メールマガジン
 
          International Organization for Migration
         ☆‥…・・☆‥…・・☆・・…‥☆・・…‥☆
                    The Migration Agency                     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
= 多様化する世界の人の流れに向き合う国際社会の求めに応えて =
 IOMは国際的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です



Contents       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
【1】プレス・ブリーフィング・ノート日本語版
  大西洋/モーリタリア 移民を乗せた漂流船、接岸に成功
  フィリピン 就職あっせん業者協会の設立に合意
【2】外国人問題に関するシンポジウム 申込受付中(外務省・IOM共催)
◆IOM駐日事務所からのお知らせ
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   【1】IOMプレス・ブリーフィング・ノート日本語版
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↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/press_083.cfm

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■ 大西洋/モーリタリア 移民を乗せた漂流船、接岸に成功 ■
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IOMとモーリタリア赤新月社の救援チームは2月8日、公海上で漂流していた船に乗る移民数百人に、スペイン赤十字社から寄贈された食糧と水5トンなどの支援物資を届けることに成功した。

海上での支援は強い波のため困難を極め、移民だけでなく密入国あっせん業者も乗船している可能性があることから、移民の状況を詳しく確認するためには船を岸につける必要があった。

このMarine1号は12日、西アフリカの海岸沖で1週間以上過ごした後、ようやくモーリタニア北部ヌアディブ港に到着した。乗船していた男性移民369名は全員、その日のうちに下船することを許可された。多くの乗船者は下痢や疲労がひどく、モーリタリア赤新月社とスペイン赤十字社の手当てを受けている。

西アフリカ出身者は35名、南アジア出身者は334名で、インド、パキスタン、ギニア共和国の領事による面接が行われている。またIOMは、母国への帰還の可能性について、移民に対するカウンセリングを提供している。IOMは帰国を希望する移民への支援を検討している。

Marine1号はスペイン領カナリア諸島に向かっていたとみられるが、途中海上でエンジンが故障した。

乗船者の1人であるアジア系移民は海上から無線を通じ、2ヶ月半前にMarine1号に乗船する前、コートジボワールのアビジャンで4ヶ月監禁されていたと語った。

密入国あっせん業者によって、西アフリカで多くの移民が立ち往生する。IOMはこの数年、多くのアフリカ、南アジアからの移民の自主的帰還を支援している。

西アフリカはヨーロッパへの不正規移住、特に南アジアからの密入国の主要なルートとなっている。陸上、および海上での国境管理の強化により、密入国組織は出発地をモロッコからモーリタリアへ、セネガルからギニア共和国へと南に移している。航海が長くなることで移民の危険はさらに高まる。
 

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■ フィリピン 就職あっせん業者協会の設立に合意 ■
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海外での職業あっせんに携わる民間業者33社と移住労働者の送り出し国9カ国の(バングラデシュ、中国、インドネシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、タイ、スリランカ、ベトナム)関係団体は、アジアの移住労働あっせん業者による協会を組織することで合意した。

協会は倫理的な職業あっせんの促進、職業あっせんのベスト・プラクティスなどの情報共有、労働移住にまつわる問題の啓発などを行う。

アジアの職業あっせん業者は労働移住を促進する最たる存在である。2006年には、フィリピンだけで100万人以上の労働者が海外へ渡ったが、そのほとんどが民間業者を通したもの。

また移民による本国への送金は、上記のアジア9カ国で最も大きな海外からの収入源の一つ。

しかし、いくつかの職業あっせん業者は過去、移住労働者に高額な手数料を請求し批判されている。

この合意は、IOMが主催したワークショップ、「ヨーロッパへの移住労働者派遣、倫理的な職業あっせん」がきっかけとなった。このワークショップは、欧州委員会の支援によりマニラで3日間に亘って開催された。

IOMはこの協会の設立と発展を今後支援する予定である。



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【2】3/9 「外国人問題に関するシンポジウム」参加申込受付中
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↓詳細はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/symposium2007.cfm

外務省・国際移住機関(IOM)共催
外国人問題に関する国際シンポジウム
- 移民の社会統合における国際的経験と日本の課題 -

【日時】2007年3月9日(金)9:30〜17:00

【会場】UNハウス(国連大学ビル)3階 ウ・タント国際会議場
    ≫会場への地図http://www.iomjapan.org/archives/UNHouseMapWeb.jpg

【主催】外務省・国際移住機関(IOM) 
 
近年、日本に長期在留する外国人が急速に増えています。これら外国人の方々はすでに日本の各地域社会の重要な構成員になっている一方で、様々な問題も発生しています。このため、外国人の受入れのあり方について様々な議論が活発に行われています。

具体的には、1990年代以降急速に増加している日系人の方々など「ニューカマー」と呼ばれる外国人の方々は、今や国内の多くの地方都市で重要な労働力となっています。他方、これらの方々の間では、不安定な雇用、社会保険への未加入、不十分な日本語習得など多くの問題が発生しています。「ニューカマー」の定住化と集住化が進む中で、教育や医療などの分野で地方自治体の負担も急増しており、企業やNGOなど地域社会全体と連携した取組みが求められています。

国際社会においても、人の移動の多様化に伴い、多数の移民を受け入れた経験のある欧州や北米など伝統的な移民の受入国に留まらず、東アジア地域といったより広範な地域で、移民の社会統合を進める受入国の政策が一層重視されています。特に移民が早期に受入国の言語を習得することが社会統合の鍵を握っていることから、受入国と出身国の双方における言語教育の促進が重視されています。

来る3月9日(金)、外務省と国際移住機関(IOM)は、「外国人問題に関する国際シンポジウム」を共同開催します。昨年3月のシンポジウムの結果を踏まえて、今回は欧州議会とカナダの関係者を招き、各界の有識者の知見を交えて、今後の日本における外国人の受入れのあり方を議論します。皆様のご参加をお待ちしております。 
 
【プログラム】(予定) 日英同時通訳付(終日)
(以下、敬称略)

◇午前の部 9:30〜13:00

基調講演 
   手塚 和彰(千葉大学大学院専門法務研究科教授)
   ブランソン・マッキンレー(IOM 事務局長)

第1セッション 各国における移民の社会統合
 <モデレーター>
   池上 重弘(静岡文化芸術大学文化政策学部助教授)
 <報 告>
   山脇 啓造(明治大学商学部教授)
   ケム・エスデミル(欧州議会議員)
   カナダ専門家(調整中)
 <パネル討論及び質疑応答>

◇午後の部 14:30〜17:00

第2セッション 移民の社会統合に関する社会的取り組みの事例
 <モデレーター>
   山脇 啓造(明治大学商学部教授)
 <報 告>
   鈴木 公平(愛知県豊田市長)
   島上 清明(日本経済団体連合会 外国人材受入問題に関する部会長)
   池上 重弘(静岡文化芸術大学文化政策学部助教授)
 <パネル討論及び質疑応答>

↓過去3回のシンポジウム報告書(PDF)はこちら(下記ページの下方)↓
http://iomjapan.org/archives/archive_list_bycategory.cfm?archive_category_ID=1

 
■お申し込み■
参加のお申し込みは電子メールでのみ受け付けます。希望される方は下記のメールアドレスまで必要事項(お名前、所属、メールアドレス)をご記入の上、お送り下さい。

 申込先アドレス: sympo2007@bilingualgroup.co.jp(IOM宛ではございませんのでご注意ください)
 2007年2月28日(水)まで受付

※お申し込みの際にご記入いただきました個人情報は、適切に管理し、本シンポジウムの運営のためにのみ使用します。
※お申し込みを受け付けた旨のご連絡は致しません。また、座席数の都合上、当日来場者多数となった場合は、お立ちになっての聴講となりますので予めご了承ください。

===================
シンポジウムに関するお問い合わせは
 Tel. 03-3519-5512
 〒105-0001
 東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル8階
 国際移住機関(IOM)駐日事務所内
=================== 
  



☆‥…・IOM駐日事務所からのお知らせ・…‥☆・・…‥☆・・…‥☆

【IOM機関誌 "Migration" 12月号】
マッキンレーIOM事務局長による記事を含む「不正規移住」についての特集
イラク国内避難民支援、南アフリカ・タイでの人身取引対策 など
↓英文PDFはこちら↓
http://www.iom.int/jahia/webdav/site/myjahiasite/shared/shared/mainsite/published_docs/periodicals_and_newsletters/migration_dec2006_english.pdf

【災害復興ガイド】
阪神・淡路大震災から一貫して災害復興のあり方を研究・提言しつづけてきた兵庫県震災復興研究センターと、日本と世界の災害復興の現場を歩いてきたボランティア・専門家らによる日本で初めての災害復興のための手引きです。IOMスリランカ事務所主任エンジニア、大野拓也が寄稿しています。

 ◆『災害復興ガイド−日本と世界の経験に学ぶ』
  兵庫県震災復興研究センター 『災害復興ガイド』編集委員会 編
  発行:クリエイツかもがわ(かもがわ出版) 定価2,100円(税込)
お求めは、神戸・新潟の書店の店頭、または全国の書店から「かもがわ出版」発売の本とご注文ください。
詳細は以下のパンフレットをご覧ください。付属の注文書で兵庫県震災復興センターへ直接注文もできます。
http://iomjapan.org/archives/NaturalDisasterRecoveryGuide.pdf

【人身取引対策公開セミナー -報告】
IOMは9月28日、「人身取引の防止をめざして〜国際機関の経験に基づく実践モデルと新たな視点の探求〜」と題した公開セミナーを国連薬物犯罪事務所(UNODC)、上智大学と共催しました。後日報告書をIOMウェブサイトに掲載致します。
↓当日のプログラムや配布資料はこちらをご覧ください↓
http://www.iomjapan.org/news/event_008.cfm

【人身取引対策アニメ「夢のゆくえ」ワークショップ教材に最適】
「夢のゆくえ」は主に東南アジア地域で、若者の人身取引への意識を高める活動や、被害者の社会復帰支援、入国管理局などの政府関係者やNGO職員向けのトレーニングで使用されているアニメーションです。 
↓ハイライトシーンやDVDの入手方法など詳細はこちら↓
http://www.iomjapan.org/act/trafficking_006.cfm

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***  発行  ****************************************
国際移住機関(IOM)駐日事務所  駐日代表 中山暁雄
          お問い合わせ  広報 後藤裕子
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル8階
Tel: +81(0)3 3595 2487 Fax: +81(0)3 3595 2497
E-mail: iomjpmagazine@iom.int
Website: http://www.iomjapan.org/(日本語)
         http://www.iom.int/(本部英文)
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  • IOMは世界的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です。人道復興支援、人身取引対策、移送支援、保健衛 生など、移民個人への直接支援から関係国への技術支援、移住問題に関する地域協力の促進にいたるまで、移住問題に対応する幅広い活動を世界各地で実施しています。

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