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【IOMニュース】北アフリカ -移民の帰還、アルゼンチン、人身取引対策セミナー、グローバルフェスタ

発行日時: 2006/9/22

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□■ IOM国際移住機関メールマガジン "Migration"  ■□
 2006年9月22日号   国際移住機関(IOM)駐日事務所
 --- IOM International Organization for Migration ---
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= 多様化する世界の人の流れに向き合う国際社会の求めに応えて =
 IOMは国際的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です


◆━━ CONTENTS ━━◆
 【1】プレス・ブリーフィング・ノート日本語版
     北アフリカ 求められる移民の帰還支援
     アルゼンチン 人身取引対策を強化
 【2】9/28 人身取引対策公開セミナー 申し込み締め切り迫る
 【IOM駐日事務所からのお知らせ】
   グローバルフェスタJAPAN2006 IOMテントをcheck!
 

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
    【1】プレス・ブリーフィング・ノート日本語版
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↓写真入りの記事はこちら↓
http://www.iomjapan.org/news/press_063.cfm

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◆北アフリカ 求められる移民の帰還支援◆
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カナリア諸島やイタリア領ランペドゥーサ島に大量の不正規移民が流入して注目を集めているが、IOMは移民を北アフリカ地域から主にサハラ以南アフリカ諸国の母国へ帰還させる支援を要請されている。

しかし、資金不足から支援は困難な状況。密入国に関わる犯罪組織に身を預けてでも、海外でのよりよい暮らしを求めて移住を決意したが、結果的に目的地から程遠い場所に放置される移民が後を絶たない。

公的機関への発覚を恐れて、犯罪組織に所持品や身分証明書類を奪われた上、食料、水もほとんどないまま砂漠に放置された移民もいる。現地の人々から食料や水の差し入れを受けてかろうじて生き延びている。

2005年11月以来IOMは、ドイツ、オランダ、スペイン、イギリスからの資金により、モーリタニア、モロッコ等の北アフリカ地域で移民の緊急支援を行っている。これまでに475人の移民が医療と帰国の支援を受けたが、さらに多くの移民が支援を必要としている。モロッコとスペインの不正規移住に対する厳しい取り締まりはモロッコ経由の流出を減少させたが、未だに多くの移民が同地域で立ち往生している。

増加はしていないが一定の割合で不正規移民の流出がある限り、危険な状態で立ち往生している移民に対して、帰還支援等の人道支援が必要。

IOMは先週、モロッコからダカールへ帰還するセネガル人3人を支援した。うち1人は、警察から逃れようとして電車から飛び降り、数ヶ月の入院を余儀なくされた。2005年3月にマリとアルジェリアを経由してモロッコに着いたこの男性は、一年余りスペインへ入国しようとしていたが捕えられ、アルジェリアとの国境地域に送られたが、再びモロッコに戻った。その他の2人は、マリ、ブルキナファソ、ニジェール、ベナン、アルジェニアを経由し、スペイン領メリリャに入国しようとした際に負傷し9カ月入院した。

IOMは現在、モロッコ政府に捕らえられている15人のマリ人移民の帰国を手配している。これ以降は、追加資金がない限り、移民への支援を継続することができない。

IOMは、モロッコで立ち往生していて母国への帰還を希望するマリ、カメルーン、コンゴ民主共和国、シエラレオネ、パキスタン出身の移民11人を確認している。加えてIOMは、在モロッコ ギニア共和国大使館よりダフラにいるギニア人17人の支援を要請された。


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◆アルゼンチン 人身取引対策を強化◆
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IOMはアルゼンチンで人身取引対策の活動を拡大している。被害が増加している中、特に被害者の保護や支援に携わる政府機関やNGO職員の能力向上に力を入れている。

アルゼンチンでの人身取引に関する正確なデータはないが、いくつかの調査によれば、近年人身取引の報告件数が増加している。パラグアイ人被害者のうち52%がアルゼンチンに送られたが、2001年の16人から2004年には236人に増加。また国際児童基金(UNICEF)の報告によると、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの国境地帯だけで3,500から4,000人の子どもが人身取引による性的搾取の被害に遭っていると推測される。

IOMはトゥクマン、エントレリオス、コルドバ、リオネグロ、ミシオネス、フフイ、チュブト、ブエノスアイレスの各州で人身取引対策活動を行う。2005年には同じ地域で、2,400人の政府、市民団体職員に対して研修と技術支援を提供した。女優のナタリア・オレイロ氏を起用した啓発キャンペーンや、人身取引を処罰する法整備に関してアルゼンチン政府への助言も行う。

ミシオネス、フフイ、トゥクマン、エントレリオスなどの北部の州はアルゼンチンでも最も貧しく、国内での主要な人身取引の送り出し地域。被害者は観光地や石油や漁業がさかんな町へ送られている。アルゼンチンは国際的な人身取引では目的国でもあり、パラグアイ、ドミニカ共和国などから性的搾取を、ボリビア、ペルーからは強制労働を目的とした被害が報告されている。しかし、国内の人身取引の方が規模は大きい。

IOMは、年内にアルゼンチン、チリ、ウルグアイの人身取引に関する調査報告を出版する予定。



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  【2】人身取引対策公開セミナー 申し込み締め切り迫る
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人身取引の防止をめざして
〜国際機関の経験に基づく実践モデルと新たな視点の探求〜

Preventing trafficking in human beings:
Lessons learnt, best practices and new perspectives

 
IOMは上智大学、UNODCとの共催で、人身取引対策の柱の一つである「防止」をテーマに、公開セミナーを開催します。セミナーでは、国際機関がアジア地域などで実施している啓発・教育活動や女性の自立支援など具体的な防止対策を紹介します。

人身取引問題の長期的な解決を目指すには、単に出身国における貧困対策や啓発・教育活動を進めるだけでなく、日本を始めとする受入国の「需要」の問題にも同時に取り組んでいく必要があります。

このセミナーは同時期に人身取引問題に関する国際機関の専門家が東京に集まるのに合わせて行われるものです。ILO、UNDAW、UNIFEM、UNHCR、UNODC、IOMなど国際機関の専門家、日本国内の専門家、政府関係者が参加します。日本の国内、国外で、ジェンダー、開発、国際理解教育など人身取引の防止に関連する活動を行っている団体や個人に対して、国際機関の経験に基づく実践モデルを提供することを目指しています。

ぜひ、この機会に人身取引対策への理解を深め、それぞれの立場から議論にご参加下さい。 
   
 
【日時】2006年9月28日(木)9:30〜17:00
【会場】上智大学 国際会議場(四谷キャンパス2号館17階)
    東京都千代田区紀尾井町7-1
   (JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ッ谷駅より徒歩5分)
    http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya
【主催】国連薬物犯罪事務所(UNODC)、上智大学、国際移住機関(IOM)
【後援】外務省、独立行政法人 国立女性教育会館(NWEC)
    人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)
【参加費】無料

↓プログラム最新版はこちらをご覧ください↓
http://www.iomjapan.org/news/event_008.cfm
 
【お申し込み】
↓参加ご希望の方は、こちらからお申し込みください↓
http://www.iomjapan.org/info/eventapplication_200609.cfm
ホームページからのお申し込みをお願いしております
2006年9月25日まで受付

※お申し込みの際にご記入いただきました個人情報は、適切に管理し、本セミナーの運営のために使用します。
※お申し込み受け付けの連絡は致しておりませんので、ご了承ください。



◇◆―IOM駐日事務所からのお知らせ―◇◆――――◇◆――――◇◆
【グローバルフェスタJAPAN2006に参加】
IOMのテント番号は"0-13"(オレンジ・エリア。メインステージ客席側)です。
東欧、アフリカ、アジア、中南米の各国でIOMが工夫をこらして制作した人身取引対策ポスターを中心に展示します。

更に、今年のフェスタのテーマである「食」にちなんで、世界各地で活動するIOM日本人職員から寄せられた、各国の食にまつわるクイズにも挑戦いただけます。その他IOM活動全般に関するクイズにも合わせてお答えいただいた方には記念品を差し上げます。

また、9月30日(土)12:30-13:30には、人身取引対策ワークショップも開催予定です。

気持ちのよい秋の週末に、是非、IOMテント、ワークショップにお立ち寄りください。

 ●グローバルフェスタJAPAN2006● 詳細→ http://www.gfj2006.jp/index.html
 【日時】2006年9月30日(土)、10月1日(日)10:00-17:00
 【場所】日比谷公園
 【IOMワークショップ】
  深刻な人権侵害をもたらす世界的な犯罪に立ち向かうIOMの取り組み
  アニメ「夢のゆくえ」でわかる人身取引
   9月30日(土)12:30 - 13:30 於ワークショップテント・ターフ

【「移住と開発」コラム】
9月14-15日に国連総会の特別セッションとして「移住と開発に関するハイレベル討議」が開催されました。移住に対する国際的な関心の高まりを受けたものです。近年課題となっている移住に関するトピックを以下で取り上げています。
 http://iomjapan.org/act/act_005.cfm
↓「移住と開発」コラムの内容をコンパクトにまとめた
 パンフレット(PDF版)もご覧ください↓
 http://iomjapan.org/archives/Migration&Development.pdf

【IOM季刊誌 "Migration" 9月号発行】
レバノンからの移民労働者の避難、国連総会「移住と開催」ハイレベル討議などを特集しています。
↓英文PDFはこちら↓
http://www.iom.int/jahia/Jahia/cache/bypass/pid/8?entryId=10482

【人身取引対策アニメ「夢のゆくえ」ビデオクリップ掲載】
「夢のゆくえ」は主に東南アジア地域で、若者の人身取引への意識を高める活動や、被害者の社会復帰支援、入国管理局などの政府関係者やNGO職員向けのトレーニングで使用されているアニメーションです。 
駐日事務所が作成した日本語吹替版について、NGOや自治体、学校関係者などから、研修や授業の教材として使用するために多数お問い合わせをいただいています。ウェブサイトで是非一度ハイライトシーンをご覧ください。
↓ハイライトシーンやDVDの入手方法など詳細はこちら↓
http://www.iomjapan.org/act/trafficking_006.cfm

【外務省・IOM共催シンポジウム -報告】
3月9日(木)開催
「外国人問題にどう対処すべきか− 外国人の日本社会への統合に向けての模索 −」
↓当日のプログラムと配付資料(PDF)はこちらからご覧ください↓
http://www.iomjapan.org/news/symposium2006.cfm

◇◆――――◇◆――――◇◆――――◇◆――――◇◆――――◇◆  


発行:
**************************************************
国際移住機関(IOM)駐日事務所  駐日代表 中山暁雄
          お問い合わせ  広報 後藤裕子
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル8階
Tel: +81(0)3 3595 2487 Fax: +81(0)3 3595 2497
E-mail: iomjpmagazine@iom.int
Website: http://www.iomjapan.org/(日本語)
         http://www.iom.int/(本部英文)
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ペンネーム : iomjpmagazine

  • IOMは世界的な人の移動(移住)の問題に取り組む国際機関です。人道復興支援、人身取引対策、移送支援、保健衛 生など、移民個人への直接支援から関係国への技術支援、移住問題に関する地域協力の促進にいたるまで、移住問題に対応する幅広い活動を世界各地で実施しています。

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