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花岡信昭メールマガジン623号

発行日: 2008/9/25


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★★花岡信昭メールマガジン★★623号[2008・9・25]

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<<「麻生vs小沢」胆力勝負だ>>
【産経連載「政論探求」24日付】再掲

  新首相・麻生太郎氏は、大久保利通から数えれば「5世議員」ということになる。世襲議員批判など吹き飛ばしてしまうほどの華麗な家系は政界随一だ。

 「オレは生まれはいいが、育ちは悪い」。宴席などでは、こう言ってはばからない。失言も数多いのだが、それほどたたかれないのは、そうしたやんちゃな性格のおかげか。

 実力政治家になると、一晩に2つも3つも会合をこなす。そういう場合でも、麻生氏は最後に必ず、たとえ短時間でも銀座や六本木のなじみの酒場に顔を出す。
 「あのバイタリティーには脱帽だ。こっちはたまにしか行かないが、行けば必ず麻生さんに会う」。某議員の証言だ。

 女性問題を週刊誌に書かれたこともあるが、「60歳のママさんだよ。オレにだって多少の手駒はあるんだから、どうせ書くのなら、もっと若いのにしてほしかった」。これも某議員の証言だ。

 とかく地味でパフォーマンスも苦手な福田康夫氏とは、えらく違ったイメージを持つ宰相の出現だ。この場面転換の妙が、来るべき総選挙でどういう効果をあげるか。

 最大の標的はいうまでもなく民主党の小沢一郎代表だ。「麻生か小沢か」。日本政治が初めて本格的に経験する政権選択選挙がやってくる。総選挙は首相公選のニュアンスも帯びることになる。

 その小沢氏は演説や記者会見の受け答えは堅苦しいが、オフレコの酒席では本音丸出しで、言いたい放題の座談の名手である。

 互いの「地」を出し合って党首討論をやったら、おもしろいことになると思うのだが、いまの政治にそこまでの許容度はあるか。

 景気対策重視路線の麻生氏は、補正予算を成立させてからの衆院解散を考えている。民主党も、新政権攻撃の舞台として、予算委員会の開催を求めている。

 衆参2日間ずつの審議で、衆院可決、参院否決、衆院で再可決、そして事実上の「話し合い解散」という段取りが通用するのかどうか。

 参院で否決してくれないと、30日後の自然成立まで解散できなくなってしまう。民主党としても、補正予算成立を妨害したとなると、世間の反発を買いかねない。

 ここは麻生氏と小沢氏の「胆力」勝負である。





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<読者から>

★ 簡単に現在の政局への感想まで申し上げます。
小沢政権ができるかどうかですが、小生はできないと踏んでいます。小沢氏個人に人望がないのも理由ですが、それより日本の防衛・安保に決定的な欠陥があるというのが民主党敗北の理由です。
自公政権がこれだけの失敗を重ねてもなお民主政権とはならないのはこの1点によるのです。
インド洋給油問題、継続しないと大変なことになります。アフガンへの出兵、民主党ではできません。できたとして必ず人命が失われます。
米国ではマケイン政権が誕生します。この次期共和党政権と小沢政権はまともには付き合えないでしょう。日米同盟は不安定になります。
対韓、対中問題、いずれも民主党では叩頭外交になる恐れがありますし、中国の内政干渉も招く恐れがあります。
北朝鮮による拉致問題。民主党は真剣ではありません。
福田さんを久間議員にぶつけるなど、国民の人気取りに走っていますが、こういうやり方は姑息であり、自民勝利の流れに変わりはないでしょう。
あと米国の金融不安もあり、景気対策は待ったなしです。国民は政局よりも、経済安定を望んでいます。いま政権交代をすれば国政と経済は大混乱します。安定を提供できるのは自公政権しかありません。
以上から小沢政権又は民主党政権はない、とみています。(「いざ京都」さん)

[花岡コメント]
 お説、よく分かります。民主党への懸念はご指摘のとおりですね。

<<ご案内>>

★花岡の講演です。
●日本保守主義研究会講演会「混迷する政局を斬る!」
 講師:花岡信昭・産経新聞客員編集委員
 日程:10月5日(日曜日)
 時間:14時開会(13時半開場)
 場所:杉並区産業商工会館(杉並区阿佐ヶ谷南3−2−19)
※JR中央線阿佐ヶ谷駅南口より徒歩6分
 地下鉄丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅より徒歩5分
会場分担金:2000円(学生無料)
参加申し込み、お問い合わせは事務局まで。
TEL&FAX 03(3204)2535
        090(4740)7489(担当:山田)
メール  info@wadachi.jp





【お知らせ】
<<産経新聞コラム>>
 花岡のコラム『政論探求』は原則火曜付ですが、紙面の都合でときどき水曜付となります。

<<SAFETY JAPAN>>(日経BP社サイト)
<http://www.nikkeibp.co.jp/sj/>
花岡のコラム『我々の国家はどこに向かっているのか』連載中。毎週木曜更新。

<<Janet>>
 時事通信サイトJanetの花岡コラム『官邸ウオッチ・風測計』。月末に更新。
<http://janet.jw.jiji.com/apps/do/auth/login.html>



<<そのほか花岡の拙稿など>>
★正論9月号 「たばこのみを狙い撃つ“空気”への大いなる違和感」
★Voice7月号 「福田政権後の日本  政界分裂・再編マップ」
★JAPAN TAIWAN(日華文化協会)160号 「『たばこ千円』の怪」
★リベラルタイム8月号 「小沢一郎の是非」
★政経往来7月号 「政局展望 国会攻防、乗り切ったか」
★時事評論(潮流社・653号 7月20日) 「『たばこ1000円』の政治的意味合い」
★激論ムック「民主党政権が誕生したらこうなる」(オークラ出版)
★コメントライナー(時事通信)9月24日号 「さあ、『麻生・小沢』決戦だ」
★季刊・現代警察(啓正社)121号 「セレクト情報・国内政治・政権維持に腐心する福田首相」
★人形町サロン 「自民党と民主党の『成熟度』の違い」
http://www.japancm.com/sekitei/hanaoka/hanaoka27.html

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