花岡信昭メールマガジン |
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★★花岡信昭メールマガジン★★575号[2008・5・29]
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<<「言葉」を持たない政治>>
【産経新聞連載コラム「政論探求」27日付】再掲
通常国会は6月15日の会期末まで半月余りを残すだけとなった。延長はせず、ややこしい案件はすべて先送りのようで、なにやら消化試合のおもむきだ。
国会閉幕となれば、7月の北海道洞爺湖サミット、8月の北京五輪を経て、すぐ夏も終わるだろう。支持率低迷にあえぐ福田首相の「サミット花道論」もあるから不確定要素は残るものの、永田町の視線は早くも「秋」に向かっている。
衆院解散、総選挙の時期はなお混沌(こんとん)としている。福田首相とすれば、この内閣支持率ではとてもではないが早期には踏み切れまい。
消費税の引き上げ、自衛隊海外派遣の恒久法など、予想される対決法案の処理とは切り離した時期でないと、最初から「負け戦」覚悟でということになってしまう。来年9月の衆院任期満了まで引っ張れれば一番いいのだろうが、世間の「空気」がそれを許すかどうか。
後期高齢者医療制度のドタバタは、政権が置かれた状況を象徴している。役所だけの感覚で無防備にスタートさせてしまったから、庶民感覚とは遊離したものとなった。
政治が「言葉」を持っていない、というべきか。プレゼンテーションもひどければ、説明責任も果たしていない。ものごとを解決していくパワーを失い、政治そのものがなんとも矮小(わいしょう)化されているように映る。
「衆参ねじれ」という未体験ゾーンへの突入が、これほど政治の劣化を招くとは、当事者たちも予想していなかったのではないか。
政権浮揚策の目玉として打ち出されたのが、消費者庁の創設だ。福田首相のメールマガジンによれば、ガス湯沸かし器の被害やこんにゃくゼリーをノドに詰まらせる事故が10年前に起きていたのに、役所が動き出さなかった実態を克服するのが狙いという。
ということは、かつての「すぐやる課」の国政版か。負け試合に二線級投手が出てきたようなもので、観客が席を立つのも当然だ。
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<<読者から>>
★谷垣政調会長がいみじくも発言しておりましたが、後期医療制度への民主党の対応は不可思議としか言いようがありません。この法律は2年前に成立しているとの事ですがその法案成立時に民主党が反対したと言うことを見聞きしておりません。谷垣議員の話では反対したのは共産党だけだったそうです。
民主党・社民党等は今になって反対すると言うどんなもんでしょうか。後だしじゃんけんみたいなことをしている政党には政権を任せられません。このような状況でもマスコミは本質を報道していません。
ガソリン税の時もそうでしたがマスコミのお粗末さには辟易しています。小泉元総理の劇場型政権運営を批判しながらマスコミは劇場型報道をしています。(青春一直線!さん)
[花岡コメント]
ご指摘のように、政治メディアの責任はますます大きくなってきたように思えます。
<<重要注目記事>>
★「朝鮮日報」08/05/26
「独島付近の海底地名を韓国語に」
来年国際公認を申請、日本との「投票対決」は必至
韓国と日本は独島(日本名竹島)がある海底地形4カ所の国
際名に自国語の名前を付けるため、来年対決することになりそ
うだ。
これは、世界海図などに記載される海底地名を決める国際機
関「海底地名小委員会」の決定方式が、従来の満場一致から早
ければ来年には多数決に変更されるためだ。
国土海洋部は25日、「これまで同委員会の委員12人に日本人
が一人いるため否決されることを懸念し、独島近海の海底地名
変更要求を先延ばししてきたが、来年はこれを推進することを
決めた」と明らかにした。
現在、慶尚北道盈徳郡から東へ50キロ離れた海底の地域を韓
国では「鬱陵(ウルルン)海盆」と呼んでいるが、国際的には
「対馬海盆」という名で知られている。また、その近くにある
「異斯夫(イサブ)海山」も国際海底地名辞典には日本式の名
称「俊鷹堆(しゅんようたい)」と記載されている。
特に、現在も国際名が登録されていない別の独島近隣海底2
カ所については、韓国式の名称である「韓国海裂」「ヘオルム
海山」を主張する韓国側と、これを阻止し日本式の名称を登録
しようとしている日本側が衝突するものと思われる。
韓国政府は昨年の第20回小委員会で、これら4カ所の名称を
含めた計14カ所の海底地名承認申請を提出しようとしたが、日
本が強く反発し、先の4カ所を除外していた。
韓国政府は「来年の会議では地名決定方式が変わることや、
わが国が独島近くの海底地形に関する調査資料を日本より多く
持っていることから、海底地名小委員会はわが国に有利な結論
を下すだろう」と自信を見せている。
【お知らせ】
<<産経新聞コラム>>
花岡のコラム『政論探求』は原則火曜付ですが、紙面の都合でときどき水曜付となります。
<<SAFETY JAPAN>>(日経BP社サイト)
<http://www.nikkeibp.co.jp/sj/>
花岡のコラム『我々の国家はどこに向かっているのか』連載中。毎週木曜更新。
<<Janet>>
時事通信サイトJanetの花岡コラム『官邸ウオッチ・風測計』。月末に更新。
<http://janet.jw.jiji.com/apps/do/auth/login.html>
<<知的空間・人形町サロン>>
<http://www.japancm.com/sekitei/>
若手研究者らによる「知的空間サイト」。花岡の政治コラム連載。月初めに更新。
<<そのほか花岡の論文・コラムなど>>
★正論6月号 「総力特集 胡錦濤訪日で問われる日本の「覚悟」 福田さん、それでも“熱烈歓迎”ですか」
★カレント(潮流社)5月号 「『馬英九の台湾』とどう付き合うべきか」
★WiLL3月号 「民主党の腫れもの小沢一郎」
★Voice4月号 渡辺喜美行革担当相インタビュー「霞が関との戦いに勝つ」
★道経塾(モラロジー研究所)50号 「国家としての汚名を晴らせ」
★激論ムック「反日マスコミの真実2」(オークラ出版)
★コメントライナー(時事通信)4月25日付 「問われる『胡錦濤来日』への対応」
★政経往来5月号 「政局展望 不透明政局の行方を追う」
★交詢雑誌(財団法人交詢社) 507号「当面の政局動向と日本の行方を考える」
★季刊・現代警察(啓正社)120号 「セレクト情報・国内政治・この不毛政局をどう見るか」
★JAPAN TAIWAN(日華文化協会)158号 「『大連立』は必ずよみがえる」
★時事評論(647・8合併号) 「自民党の手のひらの上で踊らされる民主党」
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