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花岡信昭メールマガジン566号

発行日時: 2008/5/7


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★★花岡信昭メールマガジン★★566号[2008・5・07]


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<<パンダ貸与が最大の成果?>>


中国の胡錦濤国家主席が来日した。本来はこの時期をずらすのがよかったのだろうが、日中双方にそういう判断は働かなかった。中国側はやはり北京五輪前に日本との関係改善を国際社会に強調したかったのだろう。

 で、初日の6日は日比谷公園の松本楼で福田首相主催の非公式夕食会。孫文ゆかりのレストランで、なるほど、あれこれ気を使っている双方の思惑が分かる。公園内に独立している建物だから、警備もしやすいという判断があったのか。

 やはり「パンダのつがい貸与」が胡錦濤主席の最大のお土産となった。リンリンはタイミングよく死んだものだ、などというとかわいそうだが、パンダを日中友好の武器に使う当事者の「知恵」は、もうひからびているのではないか。

 パンダによって、チベット問題や毒ギョーザ事件、一連の反日姿勢など日中間の懸案が吹き飛んでしまうのでは、お笑いモノといわなくてはなるまい。

 7日の首脳会談で、福田首相がチベット問題などにどう言及するかが焦点だ。なにも言わなかったというのであれば、これは国際社会には通用しない。ぴしっときつくやれば、国内政局から見ても、福田首相のカブは上がる。


 日中の立場はかつてとは一変した。今回、打ち出される共同文書でも過去の歴史をめぐる「反省と謝罪」は盛り込まれない見通しという。

 10年前の江沢民国家主席来日のさい、日本記者クラブでの会見のもようをいまだに覚えているが、謝罪と反省をせまり、言いたい放題という雰囲気だった。会見場が妙にざわつき、緊張したのを思い出す。

 今回はそれとはまったく異なるようだ。立場が悪くなっているのは中国側だ。であるならば、ここはこの機会を思い切り「利用」することだ。

 北朝鮮の拉致問題をめぐって中国側に北へのプレッシャーをかけるよう求めることも忘れてはなるまい。

 福田政権がいつまで続くかはともかく、これによって、政権の最大の「功績」として、胡錦濤国家主席の訪日による日中関係改善が最上位にランクされるのは間違いない。

 国賓の訪日日程は詳細には事前に公表されないのが通例だが、ネット社会ではすでに予定時刻まで含めて、かなり詳しいものが出回っている。

 それをそのまま引用するのは信義違反だろうから避けるが、主要な日程はこうなっているようだ。

6日
・夕 専用機で羽田到着
・夜 福田康夫首相主催の夕食会=松本楼(千代田区日比谷公園)

7日 
・午前 皇居で歓迎式典。天皇陛下への謁見
    首相官邸で日中首脳会談
・昼  日中共同記者会見。日中共同声明署名式
    御手洗冨士夫日本経団連会長主催の昼食会
・午後 各党幹部、創価学会の池田大作名誉会長と会談
・夜  天皇陛下主催の宮中晩餐会。

8日
・朝  中曽根康弘元首相ら首相経験者との朝食会(小泉純一郎元首相は欠席)
    議長公邸で衆参両議院議長と会談
・昼  日中友好団体主催の歓迎パーティー
・午後 早稲田大学大隈講堂で講演。早稲田大学国際コミュニティセンターで日中青少年友好交流年日本側除幕式に出席。福田首相と卓球
・夜  首相官邸で福田首相主催の晩餐会

9日
・朝  在日中国使館員や留学生、駐在員らと朝食会
・午前 天皇、皇后両陛下がホテル訪問。お見送り
    JFEアーバンリサイクル施設(神奈川県川崎市川崎区水江町)を視察
・昼  松沢成文神奈川県知事主催の昼食会。
・午後 横浜中華街や横浜山手中華学校を視察。羽田から専用機で伊丹空港へ
・夜  橋下徹大阪府知事と会談。関経連、関西経済同友会ら主催の歓迎レセプション
10日
・朝  奈良へ。法隆寺、唐招提寺、平城京跡を視察
・昼   荒井正吾奈良県知事主催の昼食会
・午後 大阪へ。松下電器産業尼崎パネル工場を視察
・夜  在阪中国総領事館員や留学生、駐在員らと夕食会。専用機で伊丹空港から帰国。



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<<読者から>>
★ シンガポールの水はどこから?
 国家にとって国民に飲ませる水は重要である。シンガポールは、それをマレーシアのジョホールバールからもらっている。
 マレーシアからの不法移民(新型慰安婦?)増加に怒って、マレーシアを非難、マレーシアが怒って水を止める騒ぎがあって、平謝り。これは国家設計に何か手落ちがあったのでないか。国家100年の計はどうなっているのだろうか? (観戦棋士さん)

[花岡コメント]
そういうことがあったのですか。なるほど、国家の経営というのは難しいものですね。

<<重要注目記事>>

★「中央日報」08/05/06

李大統領が独島を日本に譲った?

  3日、午後1時ポータルサイトネイバーのリアルタイム検索語1位に「李明博」(イ・ミョンバク)と「独島」(日本名竹島)がランクインした。 
  ネットユーザー数千人が一斉に「李明博大統領が独島を手放した」という噂を確認しようとインターネット検索をかけたのだ。 
  「独島放棄」を主張するブログと掲示物は、権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使の先月の発言をもとに書き込まれている。権大使は「以前から続く課題であり、懸案でもある独島、教科書問題は日本側から多少の挑発があっても、それに乗って感情をあらわにするのをやめよう」と述べた。 
  この発言は一部のネットユーザーにより「新政府が独島の主権を放棄を宣言した」ことの「証拠」に変身してしまった。大統領が日本を訪問したときの写真も合わせて提示された。「天皇と握手を交わしたあと、腰を曲げておじぎをした」という写真だ。このような内容の書き込みや写真の掲示後、たちまちインターネット上での署名活動が始まった。糾弾署名運動には3日間で2万人あまりが参加した。「独島がいつから大統領個人のものになったのか」「自分勝手とはいうが、韓国の土地をどうして譲り渡すのか」などといった抗議が相次いで書き込まれた。署名者らにとって独島の主権放棄は検証済みの事実として受け止められている。 
  インターネットが「情報の疎通を基にした合理的な討論」の場である代わりに「感情に依存する多数の横暴」に染まっているという懸念が出ている。 
  ポータル関係者は「内容が理にかなっていなかったり、とんでもないものであっても、現実とかけ離れていれば多数の支持を得られずに消える“自浄能力”があったが、最近はそれがなくなりつつある」と話した。 
  このような“怪談”の対象として政府が改革や導入案などが多い。しかし具体的な内容や日程が公開されないので、怪談が説得力を得ている。慶煕(キョンヒ)サイバー大学NGO学科の閔庚培(ミン・キョンベ)教授は「国民への説得や、情報公開をきちんとしない政府に対する不信が、狂牛病をきっかけに同時多発的に噴き出している」政府が具体的な事実を提示し、国民との対話に応えなければならない」と指摘している。 



<<産経新聞コラム>>
 花岡のコラム『政論探求』は原則火曜付ですが、紙面の都合でときどき水曜付となります。【5月6日付は紙面の都合で休載です】

<<SAFETY JAPAN>>(日経BP社サイト)
<http://www.nikkeibp.co.jp/sj/>
花岡のコラム『我々の国家はどこに向かっているのか』連載中。毎週木曜更新。

<<Janet>>
 時事通信サイトJanetの花岡コラム『官邸ウオッチ・風測計』。月末に更新。
<http://janet.jw.jiji.com/apps/do/auth/login.html>

<<知的空間・人形町サロン>>
<http://www.japancm.com/sekitei/>
若手研究者らによる「知的空間サイト」。花岡の政治コラム連載。月初めに更新。


<<そのほか花岡の論文・コラムなど>>
★正論6月号 「総力特集 胡錦濤訪日で問われる日本の「覚悟」 福田さん、それでも“熱烈歓迎”ですか」
★カレント(潮流社)5月号 「『馬英九の台湾』とどう付き合うべきか」
★WiLL3月号 「民主党の腫れもの小沢一郎」
★Voice4月号  渡辺喜美行革担当相インタビュー「霞が関との戦いに勝つ」
★道経塾(モラロジー研究所)50号 「国家としての汚名を晴らせ」
★激論ムック「反日マスコミの真実2」(オークラ出版)
★コメントライナー(時事通信)4月25日付 「問われる『胡錦濤来日』への対応」
★政経往来5月号 「政局展望 不透明政局の行方を追う」
★交詢雑誌(財団法人交詢社) 507号「当面の政局動向と日本の行方を考える」
★季刊・現代警察(啓正社)120号 「セレクト情報・国内政治・この不毛政局をどう見るか」
★JAPAN TAIWAN(日華文化協会)158号 「『大連立』は必ずよみがえる」
★時事評論(647・8合併号) 「自民党の手のひらの上で踊らされる民主党」


 
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あなたの消費税理論について
最悪だ!
20%だと・・・
ふんざけるな!
日時:2008年5月7日

真実報道有り難う御座います。日本政府、総理の情けなさ、マスゴミの偏向、などが解ります。日時:2008年5月7日

福田さんの態度にはもっときつい表現でも宜しいのでは?日時:2008年5月7日


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ペンネーム : はなさん

  • ジャーナリスト花岡信昭(元産経新聞論説副委員長、日本の新聞社で戦後生まれの政治部長第1号)が現代政治、メディア、世相などを独自の視点で分析・解読、この国のありようをさぐる。

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