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花岡信昭メールマガジン563号

発行日時: 2008/4/28


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★★花岡信昭メールマガジン★★563号[2008・4・28]


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<<衆院補選は民主が制したものの・・・>>

衆院山口2区補選は民主党の平岡秀夫氏が自民党新人を破った。

 知名度からいって予想されたことではあったが、メディアはいっせいに午後8時の投票終了と同時に当確を打ったから、出口調査で相当の開きがあったのだろう。

 補選の結果がその後の政局を左右することはこれまでにもあったが、さて、今回はどうなるか。

 福田首相にとっては就任後、初の国政選挙だ。「福田離れ」のあらわれといわれてしまってもやむを得まい。当初、地元の自民党県連が福田首相の応援要請をしなかったという話も伝えられているほどだから、こういう結果になったのも分かる。


 告示の15日が後期高齢者医療制度による年金からの天引き開始と重なったのも痛かったに違いない。「衆参ねじれ」になす術がないという政治力の欠如が改めて浮き彫りになるだろう。

 かといって、勝った民主党はどうか。これで、一段と強気の攻防戦を展開しなくてはならないことになる。昨年の参院選に続いて「民意はわれにあり」と喧伝するだろう。

 自民党側は焦点の歳入確保法案、特定財源特別措置法改正案ともに、再議決に持ち込むという既定路線を変えようとはしない。

 となると、参院での首相問責決議案の提出、可決が必至となる。それを踏まえて、民主党は審議拒否に出る。だが、審議ボイコットが長引けば、国民の批判を浴びるということも民主党執行部は理解している。

 そこが悩ましいところだ。補選の結果は今後の政局に影響を及ぼすだろうというところまでは、メディアも書き立てるが、そこから先を展望すると、混迷がさらに深まるだけの結果に終わる。選挙結果だから尊重しなくてはいけないのは当然だが、一刀両断、単純明快にはいかない。

[衆院山口2区補選結果]投票率69・0%
平岡 秀夫(民主)  116348
山本繁太郎(自民)   94404


<<石平さんの奮闘を>>

 25日夜、都内で中国出身の評論家、石平さんの出版記念会が行われた。近著は下記に(産経)。

 当方は別の会合があって、ちょっと遅れてかけつけたが、論客せいぞろいといった感じであった。

 石平さんとの付き合いは長い。北京大学哲学科卒。日本でいえば東大法学部卒と同等の水準である。だが、そのガキ大将のような風貌からはインテリの論者には見えない。そこがまたいい。

 日本に留学して、中国批判を強め、ついに昨年、帰化した。おなじ中国留学生の女性と結婚したが、石平さんの変化が影響したのか、一度離婚、それが復縁した。そのドラマもまたいい。

 パーティーで初めて奥方にお会いした。想像していた通り、少女の面影を残す女性で、なんともいえない二人の初々しい雰囲気が好ましかった。

 この会を企画したのは、宮崎正弘さんである。宮崎さんは早稲田の同期。といっても、同じ年に入学したという意味で、あちらは文士の称号である「早大中退」だ。早稲田に7年いたという。当時はこういう猛者がいた。

 宮崎さんから「石平クンの祝いの会だから一発歌え」と命じられていた。前半のシンポジウムの部分には遅れてしまったが、余興の部には間に合った。

 ずっと何をやろうかと考えていたのだが、演歌世代とあって、都はるみの「浪花恋しぐれ」の「石平バージョン」を恥も外聞もなくやってしまった。

 それここれもみんな芸のためや→それもこれも評論活動のためや

 あんたが日本一の噺家になるためやったら、うちはどんな苦労にもたえてみせます→あんたが日本一の評論家になるためやったら・・・

 といった具合である。著作権問題があるから、この程度しか書けないが、これを考えるのに何日もかかった。

 調子に乗って、打ち上げの二次会では、これまたおだてられて、「好きになった人」の「石平バージョン」をやった。

 一人待ってる私には幸せ持って帰ってね→印税持って帰ってね

 この「印税」部分を「講演料」だの「ギャラ」だのと変えれば、いくらでも歌える。

 これで、企て通りに二次会は大カラオケ大会となった。西尾幹二先生が八代亜紀の名曲「愛の終着駅」を思い切り心を込めて歌われたのである。

 出席者の中には、これからバスや車で長野へ行くという人も多かった。聖火リレー前夜の会であった。


■『知っているようで知らないこれが本当の中国 33のツボ』石平著(海竜社・1575円)
《実像を分かりやすく解説》
 現在、日本の輸出相手国は中国が1位。また、食糧自給率39%の日本は中国から大量の食料を輸入。日本と中国は切っても切れない関係です。
 日本人は、古来、孔子や孟子、『三国志』などで中国に親しみを持ってきました。仏教や文字の伝来、日清戦争をはじめとする中国大陸での戦争など、深いかかわりのある隣国だけに、日本人の中国に対する知識は豊富なはずです。テレビや新聞で日々報道される情報からも、われわれ日本人は中国のことを「よく知ったつもり」でいます。
 本書の著者、石平氏は中国四川省成都に生まれ、「文化大革命」当時は、毛沢東の小戦士として少年時代を送ります。その後、共産党政権の本質が内部政権闘争であることや天安門事件で多くの学生が虐殺されたことから、共産党政権に絶望。北京大学を卒業後、日本へ移住します。
 たくさんの日本人との交流の中で、石平氏は経済人やジャーナリストでさえ、現代中国の実像と中国人の本質を知らない人が多いことにあぜんとしました。本書は、中国を理解するために、ぜひこれだけは押さえてほしいと33のツボを選び出し、分かりやすい解説を加えた中国の入門書です。これらのツボを読み解くことで、中国がさまざまな矛盾を抱えたまま、軍事力、経済力ともに超大国へと成長した様子が手に取るように分かります。
 今後、日本が中国とどう付き合うべきか、頁(ページ)をめくるごとに目からウロコのヒントを得られます。裏づけデータや資料も豊富で、興味の尽きない一冊です。
(海竜社編集部 美野晴代)



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この記事へのコメント

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パトリオット山口の大敗についてどう書くか。しばらく休むのではないかとも予想していましたが、さすがにこうも予想通りだと、黙っているわけには生きませんでしたね。
それにしても「衆院補選は民主が制したものの・・・」がタイトルとは潔くない。与党の敗因は羅列するだけ。一方で民主党の今後について一緒になって考えるふりをなさっている。大敗の真因が小泉ー竹中の悪政の後遺症であることは、本当のジャーナリストであれば気がついていないはずはありませんが、それを書いたのでは今後のお座敷の数に響くというわけで、悩ましいところですね。
日時:2008年4月28日


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