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花岡信昭メールマガジン542号

発行日時: 2008/3/11


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★★花岡信昭メールマガジン★★542号[2008・3・11]


 日銀総裁人事をめぐる衆参両院の所信聴取が11日に行われる。民主党がこれを受けて、どういう対応を取るか、ここは見ものだ。困っているのは民主党側だろう。

以前ならば、こういう状況になる前に、「知恵者」がもっといたように思える。

 日銀総裁人事をめぐる混乱を見るに付け、政治がなんとも小さくなってしまった印象を受ける。

 民主党の鳩山幹事長は「別の人を出してくれば党首会談を受けてもいい」といった発言をした。

 ここに鳩山氏の政治的非力さが透けて見える。鳩山氏がこう言ったからといって、もし、福田首相が武藤総裁案とは違う案を出してきたら、どういうことになるか。

 福田首相の政治力はそこで終わる。野党第一党が反対していることは前から分かっていたことで、それを承知の上で出してきたのである。

 だから、鳩山氏は事態打開に向けての発言をしたのではない。混迷の責任は福田首相にあるという構図を作り出そうということにすぎない。

 福田首相としては、こうなったらテコでも引かないだろう。引いたら、政治的なダメージは取り返しがつかないほど大きい。

 副総裁2人の同意が得られれば、このうち1人を「総裁代行」とてしてしのぐ手はある。副総裁案はそれなりに練り上げられたものだったが、これもだめとなれば、決めなければいい。

 理事のうちの最古参が「総裁代行」となる。それでいい。

 日本の中央銀行総裁が空席になるのだから、世界経済に与える影響は多大なものがあるだるう。株安にはずみもつくに違いない。

 だが、今回の構図はきわめて分かりやすい。そう複雑に入り組んだ話ではない。悪いのは民主党。世界中がそう思ってくれる。

 これは福田首相にとって悪い展開ではない。民主党はいよいよ政権担当能力の欠落ぶりを天下にさらすことになる。

 小沢氏の出方がすべてだ。申し訳ないが、鳩山氏とでは政治家としての器の大きさが違う。小沢氏は「別の人を出せば党首会談を受ける」などという単純な図式で考えてはいない。

 「財政金融の分離」が民主党の主張だが、財金分離は金融庁発足で制度としても確立したのだ。そこを見据えない「武藤忌避論」は反対のための反対でしかない。


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★ 私は1ヶ月に4回はレジャーボートで釣りに出ますが、大型船と出会うときはその船の前を横切るか、後ろを通るか常に選択することになりますが後ろを行くと、大型船の引き波を右後方と左後方の2回かぶることになります。この引き波を超えるのはかなり揺れてばたばたと動揺します。こういう訳で、出来ればみんな前を横切りたい筈です。
夜で目測と判断を誤ってああいう結果になったと小型船乗りはみんな知っています。(カワセミさん)

[花岡コメント]
 体験に基づいた貴重な情報をありがとうございます。


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この記事へのコメント

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もっとがんばりましょう日時:2008年3月12日

papa「武藤氏が総裁になろうとなるまいと」
世界のジャパンナッシングやジャパンパッシングの流れは変わらない。なぜなら、武藤氏自身がその流れを作ってきた日銀の幹部の一人だったからである。
だから、日銀の総裁の不在なぞ国際的に見ればどうということはない。何の影響もない。この混乱の責任はどう抗弁しても与党にあるということは明らかである。
 花岡氏のいうことを聴いていればアメリカにしっぽを振る売国奴の論説としか思えないな。
今の与党も頼みはアメリカしかないのだろうな。国民に全く目が向いていないことは明らかだな。こんなことだからジャパンナッシングとバカにされるのだとなぜ気づかないのかねえ?
日時:2008年3月12日

パトリオット重症障害者ほど多くの金を払わねばならない障害者自立支援法の「応益」主義を改める改正案や、介護者の人材を集める法案など、民主党が提出した法案を与党はずっと審議拒否している。論議になれば反対できないからだ。こっちの審議拒否は不問ですか? 花岡さん。こっちの方にも目配りできれば、ただの「お上原理主義者」でないことがわかるのに。日時:2008年3月11日

本気かね。プロパガンダ。どこから金をもらっているの。 産経、アメリカ??日時:2008年3月11日

べき論としては当前。でも政治としてみれば、この成り行きは自然。状況をつくる姿勢が与党になさ過ぎる。政治は可能性の技といったのはビスマルクだったか?仕方ない、せざるをえないない、自然である、追い込まれる、などの言葉が好きなこの国の政治家はアホやなあ。日時:2008年3月11日

花岡さんの主張には何時も共感していますが、今回のはいただけません。
日銀を財務省の下に置くようなことになると、益々官僚主導がはびこると思います。
日時:2008年3月11日


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ペンネーム : はなさん

  • ジャーナリスト花岡信昭(元産経新聞論説副委員長、日本の新聞社で戦後生まれの政治部長第1号)が現代政治、メディア、世相などを独自の視点で分析・解読、この国のありようをさぐる。

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