| >> 記事トピックス一覧 |
花岡信昭メールマガジン522号
発行日時: 2008/1/22★★花岡信昭メールマガジン★★522号[2008・1・22]
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
★名刺交換させていただいた方々などにも送信しています。ご不要の場合は、末尾の停止措置をご利用ください。このメルマガは、無料・原則日刊です。
★ブログ「はなさんのポリログ」 <http://hanasan.iza.ne.jp/blog/>
★メルマガバックナンバー <http://www.melma.com/backnumber_142868/>
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
<<「年内解散」が吹き飛ぶ可能性>>
【日経BP社サイト「SAFETY JAPAN」連載コラム「我々の国家はどこに向かっているのか」第93回・17日更新】再掲
越年した臨時国会の攻防戦は自公与党側の「完勝」に終わった。18日召集の通常国会ではそうはいかないという見方が強いようだが、果たしてどうか。早期解散に追い込み衆院総選挙で圧勝して政権奪取、というのが民主党の戦略であったはずなのだが、どうにも「未熟さ」「バラバラ感」が目立つ。「総選挙の年」といわれてきたが、そうはならない可能性も出てきた。
おかしなことが立て続きに起きた。9日に行われた福田首相と民主党の小沢一郎代表の初の党首討論は「対決」とはほど遠い内容に終始し、さらに11日の衆院本会議での新テロ特措法の再議決採決を小沢氏は棄権した。
党首討論はベテラン政治記者、岩見隆夫氏が「木戸銭を返せ」と言うほどの低調ぶりであった(12日付毎日新聞)。「勝負を避け、無理に調子を合わせるような雰囲気さえ感じとれた」(岩見氏)。
小沢氏は当人も認める「演説べた」ではあるが、それだけでは説明がつかない。福田首相を追い詰める好機であるはずの党首会談なのだ。「年金5000万件」をはじめとして、追及すべきテーマはいくらもある。当然ながら周到な事前準備のもとに臨んだはずである。それが、何らのポイントも稼げずに終わってしまったことは何を意味するか。
衆院本会議で採決直前に退席した小沢氏の態度も不可解であった。大阪府知事選の応援に行くため時間がなくなったという理由のようだが、憲法59条の再議決規定が適用されたのは、57年ぶり、戦後2度目である。それも小沢氏が憲法違反と断じたインド洋での海上自衛隊の給油支援を再開するための新テロ特措法の採決なのだ。
小沢氏はとかく「合理主義者」として知られ、自分1人が採決に参加しなくても大勢に影響はないと判断した、という解説もある。だが、鳩山由紀夫幹事長は党首の採決棄権をテレビで謝罪したのだから、どう考えてもまずい対応であったことは言うまでもない。
およそ政治家は意味のない行動は取らない。実力者であればなおさらだ。党首討論と衆院本会議で小沢氏が示した態度から「何か」を感じ取った向きは多かったはずである。
そこから出てくるのは「小沢氏は大連立をあきらめてはいない」という観測である。昨年10月末から11月はじめにかけての2回の党首会談で、福田首相と小沢氏は大連立でいったん合意している。それが民主党役員会の猛反発にあって頓挫し、小沢氏が代表辞任を表明、慰留されて撤回するというドタバタ劇を演じたのは記憶に新しい。
その後、小沢氏は表向きは「次期衆院総選挙で勝ち抜いて政権奪取」という旧来の民主党の政権戦略に戻ったのだが、内心は違うものがあるのであろう。それを察知しているから、民主党幹部たちも小沢氏に対して腫れ物に触るような態度を取らざるを得ない。
衆院本会議では国民新党の亀井静香代表代行も採決を棄権した。小沢氏の行動とともに、今後の政局流動化をにらんで、自在に動ける余地を残そうとしたのではないか、という見方が出てもおかしくはない。
一方で、遊説造反組で復党していない平沼赳夫氏を軸とする新党結成、中川昭一氏らの保守派糾合の動きなどが浮上している。自民党の古賀誠選挙対策委員長は平沼氏とともに堂々と郵政造反・落選組のパーティーに出席するという動きも見せた。古賀氏は来年9月の任期満了まで総選挙はないと繰り返し言明している。百戦錬磨の古賀氏ならではの揺さぶり戦法である。
自民党サイドではそうした「政局激動を予期させる動き」が続いているというのに、民主党側は政局の主導権を握れないままだ。依然として「風任せ、敵失頼み」の体質に変化はない。
衆院解散の時期として伝えられているのは、4月と7月である。予算関連法案の成立と引き換えの「話し合い解散」が喧伝されている。3月末には「最後の1人まで照合させる」といったんは公約した「年金5000万件」処理の期限を迎える。民主党はこの問題で追い込んでおいて、予算関連法案の扱いをめぐり優位に立つという作戦だ。7月というのは洞爺湖サミットの終了後という意味で、「話し合い解散」なら時期の設定も可能になるという読みに基づくらしい。
予算案本体は衆院で可決すれば30日で自然成立する。予算関連法案は参院の可決も必要で、3月末に暫定税率の期限切れを迎える揮発油(ガソリン)税など租税特別措置の扱いが厄介だ。成立が遅れると、暫定税率を適用できないため、ガソリンの値段が一時的に下がる。2兆円を超える税収不足も生ずる。
そのため、参院送付後60日たっても結論が出ない場合は否決とみなすという再議決規定を適用することになると見られているが、1月末までに衆院を通過させておけば、新年度に間に合うという荒業も検討されている。
民主党はこの問題の再議決をめぐって、今度こそ首相問責決議を参院で可決させるなど、一大政局をつくり出そうということらしい。ガソリンの値下げと「生活重視」路線を結びつけようというわけだが、いずれ関連法案が成立すれば元の値段に戻るのだから、国民はどう判断するか。むしろ、混乱を招くだけに終わらないか。
新テロ特措法で再議決規定を適用できたのは、免疫効果という点からしても自公与党に大きな「自信」を与えた。これが、衆院で再議決が可能な条件である3分の2の勢力の維持を最優先させるべきだという判断につながっている。小泉政権下の「郵政解散・総選挙」で得た3分の2の再現はだれが見ても無理だ。たとえ総選挙で与党過半数を達成したとしても、「衆参ねじれ」は解消しない。であるばかりか、再議決を不可能にしてしまうのである。
そう見てくると、年内解散がなくなる可能性もなしとしない。むしろ、政局が混乱していけば、大連立の再燃か、あるいは民主党の保守系議員が呼応する「中連立」が飛び出すことも視野に入れておく必要がありそうだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
記事を読んだら、あなたの評価をつけてください。
評価は3段階で簡単にできますので、本メールの一番下からご参加ください!
___________________________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
【お知らせ】
<<産経新聞コラム>>
花岡のコラム『政論探求』は原則火曜付ですが、紙面の都合でときどき水曜付となります。
≪知的空間・人形町サロン≫
<http://www.japancm.com/sekitei/>
若手研究者らによる「知的空間サイト」。花岡の政治コラム連載。
≪SAFETY JAPAN≫(日経BP社サイト)
<http://www.nikkeibp.co.jp/sj/>
花岡のコラム『我々の国家はどこに向かっているのか』連載中。原則として毎週木曜更新。
<<Janet>>
時事通信サイトJanetの花岡コラム『風測計』。月1回更新。
<http://janet.jw.jiji.com/apps/do/auth/login.html>
<<そのほか花岡の論文・コラムなど>>
★Voice2月号 防衛省の「平和ボケ」を覚ます 小池百合子氏インタビュー
★道経塾(モラロジー研究所)50号 「国家としての汚名を晴らせ」
★激論ムック「反日マスコミの真実2」(オークラ出版)
★月刊「正論」11月号 「安倍晋三は何に敗れたのか」
★コメントライナー(時事通信)12月27日付 「民主党に海自支援中断の責任」
★政経往来・新春合併号 「福田政権の命運を握る年金問題」
★交詢雑誌(財団法人交詢社) 507号「当面の政局動向と日本の行方を考える」
★現代警察118号 「安倍政治から福田政治へ」
★JAPAN TAIWAN(日華文化協会)157号 「安倍政治から福田政治へ」
【おすすめメルマガ】斎藤吉久の「誤解だらけの天皇・皇室」メールマガジン
http://www.melma.com/backnumber_170937/
≪ご意見などは、コメント機能をお使いになるか、このメルマガへの返信でどうぞ。メルマガ掲載の是非、本名かハンドルネームかなどもお書き添えください。長いものは割愛させていただくことがあります。拙メルマガの転載、引用、リンクなどはご自由に。その場合、こちらにご一報ください≫
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
このメルマガを読んでいる人はこんなメルマガも読んでいます
- Japan on the Globe 国際派日本人養成講座
- 日本に元気と良識を。歴史・文化・政治・外交など、多方面の教養を毎週一話完結型でお届けします。3万4千部突破!
- 週刊アカシックレコード
- 02年W杯サッカー韓国戦の「誤審」を世界で唯一「前日」に誌上予測し、誤審報道を「常識化」した推理作家(金正日の「遺書」で始まる「中朝戦争」後の北朝鮮...
- 宮崎正弘の国際ニュース・早読み
- 評論家の宮崎正弘が独自の情報網を駆使して世界のニュースの舞台裏を分析
- 頂門の一針
- 急所をおさえながら長閑(のどか)な気分になれる電子雑誌。扱う物は政治、経済、社会、放送、出版、医療それに時々はお叱りを受けること必定のネタも。
- 甦れ美しい日本
- 日本再生のための政治・経済・文化などの発展・再構築を目的とし、メールマガジンの配信を行う
この記事へのコメント
全1件表示元左翼活動家ばかりである。
○塚駅南口派出所職員、
暇さえあれば酒を飲み、情報を漏洩している。
同じく大塚北にある診療所。
検診という名の下日本人
のデータを採取している。
そしてコインロッカー運営会社。
マスターキーを持っている人物は
どこの国籍か。
日時:2008年1月23日
![メルマガスタンド[メルマ!]](/img/common/melma_logo.gif)








