【アフリカ発! 理数科授業改善の試み〜教師中心から生徒中心の授業法へ〜】ケニアそしてアフリカ大陸の理数科教育改善を目指し、ASEI&PDSIアプローチに基づいた教員研修事業を繰り広げている日本のODA活動:SMASSEプロジェクトの現状をお伝えします。
- 最新号:2008-02-14
- 発行周期:不定期・隔月刊
- 読んでる人:26人
- 創刊日:2005-06-23
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[SMASSEメールマガジン] 050402 第13号
発行日: 2005/6/23
◎●◎●◎ SMASSEメールマガジン 第13号 2005.4.2
ケニア中等理数科教育強化(SMASSE、スマッセ)プロジェクトが
お世話になっている皆様にお送りするメールマガジンです。
Web: http://www.smasse.org
Email: news@smasse.org
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□ □ □ □ □ □ 目次 □ □ □ □ □ □
[速報]
● ADEA理数科ワーキンググループ発足式
● JICA-Netのマルチメディア教材編集中
[SMASSEの活動紹介]
● 平成16年度経理報告 (日本・ケニア両国からの経済的貢献)
[最近の出来事]
● セネガル訪問 (2005.3.5-3.9)
● 第5回SMASSE-WECSA会議の実施準備会合 (2005.3.6-3.12)
● 日本ケニア学生会議の訪問受入れ (2005.3.9)
● JICA-Net事業 マルチメディア教材作成のための取材訪問受入れ (2005.3.19-3.30)
● FASIDの取材訪問受入れ (2005.3.20-3.29)
● JICA本部より運営指導調査団の来訪 (2005.3.29-4.1)
● ADEA理数科ワーキンググループの発足式/第1回運営委員会 (2005.3.30-31)
[SMASSEの今後の予定]
● マラウイ、ジンバブエ、セネガルの教育省関係者がSMASSE視察予定 (時期未定)
● SMASSE-WECSAモニタリング評価のための出張 (時期、訪問国未定)
● アフリカ教育大臣会議@アルジェリアへの出席 (2005.4月予定)
● ADEA運営委員会@パリへの出席 (2005.5.24-5.27)
● 第5回SMASSE-WECSA域内会議@ルワンダの開催 (2005.5.29-6.3)
● JICA-Net事業 マルチメディア教材作成のための取材訪問受入れ2 (時期未定)
[ケニアの生活情報]
● 気候、通貨、為替レート、ガソリン価格、身近な事件簿
[ルワンダの生活情報]
● 基本情報、主要産出物、気候/服装、通貨、電気、その他
[お知らせ]
● 第5回SMASSE-WECSA域内会議@ルワンダの開催予告
● 2005年 SMASSE中央研修と地方研修の年間実施計画
[編集後記]
● 年度末
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┛┛┛ 速報 ● ADEA理数科ワーキンググループ発足式
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2004年11月のADEA運営委員会の場で決定した、理数科教育ワーキンググループ
(WGMSE)の設立に伴い、SMASSEの活動にまた新たなフィールドが生まれました。
http://www.adeanet.org/workgroups/en_wgmse.html
3月30日午前、ケニアの教育大臣Prof. George Saitotiが同グループの発足を公式に
宣言し、JICA本部から出席した神田上級審議役がリードドナー機関としての決意を表
明しました。
同日午後開かれた第1回運営委員会では、WGMSEの概要、目的、メンバー、年間計
画が議題にのぼり、大臣クラスのアフリカ各国教育省代表や他のWG代表による活発
な意見交換を経て、今後の活動方針が承認されました。
この日はケニアの大物政治家として長年活躍しているSaitoti教育大臣が、ほぼ一日
中会議に出席していたことも幸いし、ケニア側から多くのオブザーバーやマスコミ
(TV、ラジオ、新聞)関係者が集まり、会議の内容とも相まって、会場は一日中熱気に
包まれていました。
会議2日目の31日は、SMASSEの新中央研修センター(略称: CEMASTEA / セマステ
ア)見学から始まりました。百聞は一見にしかず。現在まさに中央研修が実施中であり、
会議参加者は研修室や理科室などの設備を見たり、実際の研修を目の当たりにして、
会議初日に議論したことを具体的にイメージできたのではないかと思います。
その後、ケニアにおけるSMASSEプロジェクトの概要と成果についての発表があり
ましたが、中央研修施設を見学したばかりであることや、発表がよくまとめられた非
常にわかりやすいものだったので、参加者はSMASSEについてよく理解でき、また
その成果について感心しているようでした。
会議の最後にはADEA事務局長のママドゥー氏による、本ワーキンググループの総括
と今後の展開についての報告がありました。その大まかな内容は次の通りです。
本ワーキンググループでは現職教員研修を通じた中等レベルの理数科教育の改
善を目的とし、ADEAの他のワーキンググループやNEPADなどのネットワークを
十分に活用しながら成果をあげていくこととする。その際にはアフリカ各国のオ
ーナーシップを尊重し、それぞれの国々の経験を共有していきたい。生徒の積極
的な授業への参加を促し、教室内の授業を観察、評価することにより、それらを
達成していく。研修については現在アフリカで問題になっているエイズやジェン
ダー問題についても考慮し、また内戦が終結し復興途上にある国々の支援につい
てもNEPADを通じて取り組んでいく。なお本ワーキンググループの運営に関する
資金についてはJICAが負担する。
本ワーキンググループの活動はまさに始まったばかりであり、その実施機関と
なるSMASSEに対する期待は非常に大きい。言葉(仏語)や資金の問題が懸念さ
れているものの、それらの問題もやがて解決され、アフリカ域内に理数科教育の
授業改善運動が広がっていくことだろう。
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┛┛┛ 速報 ● JICA-Netのマルチメディア教材編集中 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3月19日から30日までの12日間、「SMASSE-WECSAの活動紹介」と「ASEI授業
精選集」を映像化した教材を作成するために、NTTラーニングシステムの皆様にお越
し頂き、SMASSEの活動現場の様子や、関係者の声を収録していただきました。この
時期、ケニアの学期末やイースター連休に重なってしまい、なかなか日程調整が大変
だったのですが、ケニア教育省、いくつかの地方研修センター、地方研修講師の献身
的な協力により、膨大な量の資料映像を集めることができました。
またNTTラーニングシステムの皆様の、プロ意識と好奇心みなぎる仕事への取り組
みぶりも印象的でした。より正確にSMASSEの全体像や伝えるべき特徴を把握しよう
と、SMASSE関係者との打ち合わせ/話し合いを頻繁に持ち、それをいかに効果的な
映像として編集すれば良いのか、その道のプロとしてのアイディアを沢山出していた
だきました。
この教材が完成すれば、ケニアで実施中の研修カリキュラム(利用者2万人)の中に
組み込むことが出来るだけでなく、日本やアフリカの教育関係者に、分かりやすく
SMASSEの実践活動を説明できるバイブルとして大活躍してくれるはずです。
大急ぎで編集作業を行えば、5月末の第5回WECSA会議の場にて、約100名のアフ
リカ教育関係者の前で、お披露目出来るのではないかと期待しております。その日
まで、NTTラーニングシステムの皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。
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┛┛┛ SMASSEの活動紹介 ● 平成16年度経理報告 (日ケ両国からの経済的貢献)
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昨年4月1日に始まり今年3月31日に終わった平成16年度(日本の会計年度)。
SMASSEプロジェクトが各種イベント(1000名の地方研修講師を対象とした中央研修、
1万6千人の教員が参加した地方研修、85名が参加した第三国研修、111名が南アに
集まったWECSA会議、全国6000人の生徒に学習達成度調査を実施したモニタリング
評価活動、その他もろもろの国内/海外出張、オフィスの電話代や郵便代etc)に費や
した予算は約1億円。ケニア側から提供された中央研修施設の改修工事に1億円。
加えて30ヶ所の地方研修センターを設立するため購入した機材が約3500万円。
さらに合計18名のケニア人関係者が日本での各種研修コースに参加した費用がざっと
1500万円。以上、合計して約2億5千万円の予算をきっちりと使わせていただきまし
た。週末も含めて365日で割れば、毎日約70万円分の事業をこの1年間継続して実施
したことになります。日本全国民から2円ずつの支援をいただいた計算です。
では、ケニア側からSMASSE事業に対して費やされた金額は・・・どれくらいだ
と想像されますか?
まず大雑把に説明すると、日本側は研修に必要な資機材や海外出張経費を負担し、
ケニア側は研修運営に必要な食費/宿泊/交通費/各種消耗品/国内出張経費を
負担することにしています。日本が将来援助を止めても、研修事業そのものはケニ
ア側の予算だけで継続していけるよう、そのような分担を取り決めています。
ケニア教育省はSMASSEの事業に対して毎年約3000万円の経常予算を割り当てて
います。この中から中央研修の各種消耗品や国内出張経費を支出しています。加えて
13エーカーの土地/建物合わせて約8500万円の新研修施設が提供されました。さら
に驚くべきは地方研修でしょう。SMASSEの地方研修は中等学校の生徒の学費の
一部(1人あたり約150円)を徴収して、研修参加者の宿泊/食費/交通費等に充てて
います。ケニア全国に約90万人の中等学校生徒が在籍していますから、90万x150=
1億3500万円もの経費が全国約90ヶ所で実施された地方研修に投入された計算です。
以上、合計すると約2億5000万円がケニア側からの支出でした。
ケニアの人口は日本の1/4、経済水準で比較すれば1/100、なのにSMASSEへの投入
金額が全くの同額というのは重い事実として受け止めなければなりません。ケニア側
の期待/決意に応えられるよう、今後もASEI&PDSIに基づく理数科授業改造運動を
広める教員研修事業を着実に実行していきます。
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┛┛┛ 最近の出来事
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● セネガル訪問 (2005.3.5-3.9)
今後の仏語圏アフリカ諸国におけるSMASSE-WECSA事業の展開について、セネガ
ルのJICA関係者、教育省関係者と会合を持ち、活発な意見交換を行いました。過去、
西アフリカへのJICA教育事業というと無償資金協力による学校建設等が主な活動でし
たが、今後、そうした施設をフル活用するためのソフト面からの技術協力を強化でき
れば、より有効な援助が実施出来るはずです。近い将来、セネガルの教育省関係者が
ケニアを訪問し、SMASSEを視察することになりそうです。
● 第5回SMASSE-WECSA会議の実施準備会合 (2005.3.6-3.12)
ルワンダ教育省の担当者とともに、首都と地方の研修施設を駆け巡り、ギタラマと
いう小さな町に素敵な会場候補地を見付けました。
● 日本ケニア学生会議の訪問受入れ (2005.3.9)
慣れない海外で会議を開催するのは、その準備や日程調整、運営に大変な手間が
かかるのですが、日本の大学生グループ「日本ケニア学生会議」はそれを毎年の恒例
行事にしてらっしゃるとのこと。そのプログラムの中で、SMASSEの普段の様子を
視察していただきました。
http://www.geocities.jp/jkscjp/
● JICA-Net事業 マルチメディア教材作成のための取材訪問受入れ (2005.3.19-3.30)
「SMASSE-WECSAの活動紹介」ビデオを作成するために、NTTラーニングシステム
から5名の撮影クルーがケニアを訪れ、SMASSEの活動現場の様子や、実際のASEI授
業、関係者の声を取材し撮影を行いました。
● FASIDの取材訪問受入れ (2005.3.20-3.29)
JICA-Netの取材訪問と同時期に、FASID(財団法人 国際開発高等教育機構)の教材作
成のための資料収集チームもケニアを訪れ、SMASSE関係者への取材を行いました。
http://www.fasid.or.jp
● JICA本部より運営指導調査団の来訪 (2005.3.29-4.1)
JICA本部より神田道男上級審議役と人間開発部の上野暁美Jr.専門員がケニアを訪れ、
CEMASTEAの視察、ADEA理数科WG発足式への出席、その他のJICA活動現場視察等
を行いました。
● ADEA理数科ワーキンググループの発足式/第1回運営委員会 (2005.3.30-31)
アフリカ諸国の教育大臣、ドナー機関、NEPAD事務局、ADEAの他のワーキンググ
ループ代表らをナイロビに招待した第1回運営委員会を終え、このワーキンググループ
の目的、メンバー構成、年間活動計画が承認されました。この集まりが、今後どのよ
うな成果/波及効果を生み出すことが出来るのか、これからが本当の仕事です。
http://www.adeanet.org/workgroups/en_wgmse.html
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┛┛┛ SMASSEの今後の予定
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● マラウイ、ジンバブエ、セネガルの教育省関係者がSMASSE視察予定
4/11-12の二日間、総選挙を終えたばかりのジンバブエから事務次官Dr. Mahere率い
る教育省チーム6名(4/9-13)と、マラウイのDr. Hau事務次官以下4名(4/10-4/13)が、ケ
ニアを訪れます。また6月上旬にセネガルからの教育省チーム受入れを計画中です。
● SMASSE-WECSAモニタリング評価のための出張 (時期、訪問国未定)
プロジェクトフェーズ2開始後3年目を迎える2005年の後半は、プロジェクトの中間
進捗状況を評価する時期でもあります。その事前準備として、アフリカ域内を対象とし
た事業のインパクト/成果を探る活動を開始するため、幾つかの国を訪問する予定です。
● ADEA運営委員会@パリへの出席 (2005.5.24-5.27)
3月末の理数科ワーキンググループ発足後、最初の会合参加。他のADEAメンバーや
WG代表者と一同に会し、この一年間の活動計画等について情報共有/意見交換の場を
持ちます。
● 第5回SMASSE-WECSA域内会議@ルワンダの開催 (2005.5.29-6.3)
● JICA-Net事業 マルチメディア教材作成のための取材訪問受入れ2 (時期未定)
今回の取材訪問では「SMASSE-WECSA活動紹介」の資料収集が主な仕事でした。
引き続き、ASEI授業収録ビデオの内容を充実させるため、再度、取材チームが派遣さ
れる予定です。
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┛┛┛ ケニアの生活情報
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◎ 気候
今年のナイロビの3月も引き続き異常に暑い。3月20日、朝、ナイロビは突如大雨に
見舞われ、雨期の始まりと悟ったクンビクンビ(羽根蟻)が雨空を舞った。しかし気象
台発表による予報では、今回の雨期は、例年より降雨量が少ないと見込まれ、主食で
あるトウモロコシの生育が心配されるとのこと。
3月31日の最高気温29度 / 最低気温16度
◎ 通貨 ケニアシリング ($1 = Ksh 70-76, Ksh1 = 1.3-1.4円)
理由は不明だが、為替レートはケニアシル高傾向。
◎ 身近な事件簿:カージャック/火事/子供の失踪/19年ぶりの親子再会・・・
日本人6名にケニア人約60名が働くSMASSEプロジェクト。その家族や家族同様の
人たちを加えれば、何百人もの関係者がいるわけですが、ここ最近、身近なところで
色々な事件が起こりました。カージャック、もらい火事、子供の失踪、19年ぶりの
親娘再会・・・それぞれ書き出すときりがないので今回は一つだけ。
カージャック:某日本人スタッフ夫人が、気持ちの良い平日の朝、近所のテニスコー
トへ出かけ、レッスンを受けていた時のこと。ピストルを所持した賊3名が、自家用車
の近くで待っていた運転手を脅し、運転手と車両を奪って逃走しました。白昼堂々、
静かに速やかに実行されたカージャックでした。
犯人は近くに停車していた車内の白人女性を襲って金品を奪い、さらに逃走しなが
ら幾つかの犯行を重ね、ほど近い人口密集地域で車を乗り捨て、消え去ったようです。
幸い、連れ去られた運転手も無事、車も鍵を紛失しただけで無傷で発見されました。
こんな時のために、ナイロビ近辺に住んでいるJICA関係者は携帯無線機を貸与され
ているのですが、今回の事件解決/収拾に大いに役立ちました。被害者からの無線で
事件の一報を聞いた皆(JICA事務所、日本大使館、家族やその友人)が、即座に現地の
状況を把握することが出来、それぞれの立場に応じて、お互いに協力しあうことが出
来たからです(これを1対1でしか話せない携帯電話で成し遂げるのは大変な手間です)。
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┛┛┛ ルワンダの生活情報 (3月上旬)
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◎ 基本情報
人口820万人、面積26340平方km(日本の1/10以下)
人口密度340人/平方km(日本とほぼ同じ、ケニアの約6倍、アフリカ大陸でNo.1)。
言語 ルワンダ語、仏語、英語、スワヒリ語
宗教 カソリックがほとんど、プロテスタントやイスラムは少数
行政機構 12の州(Province)、92の郡(District)からなる
◎ 主要産出物
コーヒー/紅茶を栽培/輸出している。錫、金、天然ガスもわずかに産出する。
◎ 気候/服装
赤道のわずか南に位置するが、高い標高1000-4500mのため、年間を通じて温暖で
過ごしやすい。8月から9月頃が最も暖かく、乾期(6-9月、1-2月)と雨期(3-5月、10-
12月)がある。3月上旬のキガリ、朝は丘陵の間に霧が立ちこめ、日が昇るとともに
晴れ渡る。昼過ぎ、気温が上がったところでにわか雨が降り、夕方にはやむという
パターンが繰り返された。
高地ゆえ、朝/夜は冷え込むので、寒暖に応じて調節可能な服装を心掛けたい。
仕事上、日本と同様の服装で問題ないが、ネクタイをしない人も多い。
◎ 通貨 ルワンダフラン ($1 = RF 550, RF1 = 0.2円)
◎ 電気 230-240V/50Hz。丸が2つ並んだC型コンセント(仏/ベルギーの影響)を使用。
◎ 携帯電話 MTNの一社独占。GSM携帯電話を持っていれば、SIMカード(RF3000)と
アクセスカード(毎月RF2500)を購入し、すぐに利用可能。
◎ 食事/外食 ローカル食を外食すると、煮豆、バナナ、ご飯、チップス(フライド
ポテト)といった主食の皿に、牛肉、鶏肉、ヤギ肉、ミートボール、野菜のシチューと
いったおかずがてんこ盛りで出てくる。ベルギー植民地だったからか、ケニアのロー
カル食より美味しく感じる。他、イタリア/フランス料理、インド料理、中華料理の
レストランが多数あり、なかなかハイレベル。ホテルのレストランも比較的手頃な値
段で楽しめる。某ホテルの朝食のクロワッサンはサクサクで美味。
◎ 交通
車両右側通行だが、右ハンドルのままの日本の中古車を良く見かける。丘陵だらけの
地形のため、道が曲がりくねって、坂道が多い。しかし、キガリ市内でもそれほど渋滞
は激しくなく、地方へ向かう道路の舗装状況も良好。雨が降ると霧が立ちこめ、ブレー
キ操作を誤った車両のスリップ/転倒事故が頻発する。もらい事故にも注意が必要。
公共交通機関はタクシーかミニバス。キガリは国土のほぼ中心に位置し、全国どこへ
行くにも2-4時間のドライブで到着可能。
◎ ルワンダへのフライト/入国査証
キガリへ乗り入れている航空会社はSNブリュッセル航空、ケニア航空、エチオピア
航空、南アフリカ航空、ルワンダ航空(ドバイ、ウガンダ、ブルンディ、南ア、ケニア
へ運行)。日本人の入国にはビザが必要だが、東京では取得出来ない。ケニアに一泊す
れば、在ナイロビのルワンダ大使館にて発給可能。あるいはキガリ空港到着時に取得
可能かもしれないが、手続きに時間を要する恐れあり。イエローカードの提示は求め
られなかった。
◎ 観光 西部の国立公園でのゴリラ観察が最大の目玉。旅行会社のスタッフいわく、
ヨーロッパ諸国からの観光客もさることながら、アメリカからはるばる訪れる観光客
が非常に多いとのこと。日本人観光客の姿はまず見かけない。
◎ 宿泊 高級ホテルはインターコンチネンタルホテル、ノボテル、ミルコリンズの3
つ。いずれも大会議場、高級レストラン、ビジネスセンター、プール、ジム等を備え、
空港送迎も提供している。その他、中級ホテルでゴリラ、アルファパレス、アイビス、
オカピ等のこじんまりしたホテルがある。
◎ 病院/病気 キガリ市内にいくつかの政府系病院、教会系病院、私立病院がある。
マラリアの可能性もあるが、キガリのホテルに宿泊している限り、蚊を見かけること
はほとんどなかった。
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┛┛┛ お知らせ ● 第5回SMASSE-WECSA域内会議@ルワンダの開催予告
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2004年5-6月の第4回南ア会議に続いて、2005年も5月末から6月初めにかけての
1週間、第5回目のSMASSE-WECSA域内会議と第3回WSSDフォロー会議をルワンダ
で開催いたします。
日時:2005年5月29日(日)〜同6月3日(金)
場所:地方都市ギタラマの研修施設 (首都キガリ市内から西へ50km、車で50分程度)
プログラム:基調講演、事務局の年間報告(第三国研修実施、NEPADとの連携合意、
ADEAでの理数科WG設立、他)、グループ討論、近郊の学校視察とASEI授業研究、他
昨年の会議には21ヶ国から111名が参加しましたが、今年も出来るだけ多くのアフ
リカ諸国から教育省の実務責任者レベルを招聘し、SMASSE-WECSAが掲げる「教師
が教室で実践する授業の改善運動」を、アフリカ全域に一挙に広める機会にしたいと
考えています。
また、アフリカの理数科教育協力に携わる日本人関係者にも多数参加いただきたく
(昨年は専門家、事務所員、本部職員等あわせて20名が参加)、どうぞ宜しくお願いい
たします。詳細についてはまた別途お知らせいたします。
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┛┛┛ お知らせ ● 2005年 SMASSE中央研修と地方研修の年間実施計画
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中央研修:2005年を通じて実施される第2サイクルの研修テーマは"ASEI Planning /
Hand-On Activity"。「生徒中心の授業」を実現するための準備/計画/活動について
討論する場になります。毎回80名から90名の地方研修講師をCEMASTEAに集め、
2週間のカリキュラムを6月まで連続的に実施する予定です。
第六回 3月28日(火) 〜 4月8日(金)
第七回 4月11日(月) 〜 4月22日(金)
第八回 4月25日(月) 〜 5月6日(金)
第九回 5月9日(月) 〜 5月20日(金)
第十回 5月23日(月) 〜 6月3日(金)
第十一回 6月6日(月) 〜 6月17日(金)
なお宿舎の定員は92ですが、研修施設としては120名程度の受入れ能力はあります。
この研修コースに他のアフリカ諸国から参加希望される方があれば、受け入れること
も可能ですので、ご相談下さい。可能な限り対応させていただきます。
例えば、この4月には4名のザンビア理数科教師JOCVが在外技術補完研修のために
本研修に参加することになっていますし、マラウイの理数科プロジェクトからも、
8名のコアトレーナーからなるチームを4回連続(第8回〜第11回)で受け入れることに
なっています。
また、本研修マニュアル(A4、4教科、各100ページ)の余部も若干ございます。送付
を希望される方はお知らせ下さい。
地方研修:地方研修センター91ヶ所のうち、地方研修講師が中央研修を受けて、研修
に必要なお金と資機材が整ったところから、4月あるいは8月の後半2週間、全国各地
で開催される見込みです。
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┛┛┛ 編集後記 ● 年度末
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事の真偽/善し悪しは別にして、毎年この時期、つまり年度末には道路工事や水道
工事が増えるのだとか。正直なところ、ODA事業(=税金を使った国際協力事業)の現場
にも似たような現象はあるわけで、例年この時期、特に予算管理や経理を担当する
JICA関係者は最新の注意を払いながらピリピリと仕事をすることになります。一年間
の連続飛行の末、燃料を底まで使いきって、しかも着陸直前は全速力で、遠く離れた
目的地にピタリと着地しようとしているパイロットの状況を想像してみて下さい。
しかも今年のSMASSEの年度末は、最後の最後に大イベントがありました。約30
名の教育大臣クラス、ドナー関係者をナイロビに招聘したADEA理数科WG発足式
(3/30-31)には飛行機代約400万円、宿泊代約150万円、同時通訳約20万円、通信費
約10万円、合計約600万円の経費が見込まれていました。その支払いを16年度内に終え
るか、あるいは17年度へ持ち越すか、「残りの燃料」を確認しながらの2日間でした。
しかしこのADEA理数科WG発足式、誓って年度末の予算消化イベントではござい
ません!どうしても出席してもらわなければならないADEA事務局長の都合上、より
によって年度末の2日間に開催する以外なかったのです。この過酷な条件のもと、
本プロジェクトの経理担当者として年度末を過ごし、一夜明けて新年度、経理報告書
を提出し、今度は広報担当者として大イベントのご報告/ご案内をしている幸運に
ゆっくりと浸っているところです。
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発行:独立行政法人国際協力機構(JICA)ケニア中等理数科教育強化計画フェーズ2
Strengthening of Mathematics and Science in Secondary Education Project
編集長:チーフアドバイザー 杉山 隆彦
編集 :業務調整員 長沼 啓一
Web: http://www.smasse.org プロジェクトの各種活動の様子はこちらへ。
Email: news@smasse.org ご意見、ご感想のメールはこちらへどうぞ。
掲載内容の「無断 or 一部を取り出して or 改変して」の転載・再配布を禁じます。
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