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【アフリカ発! 理数科授業改善の試み〜教師中心から生徒中心の授業法へ〜】ケニアそしてアフリカ大陸の理数科教育改善を目指し、ASEI&PDSIアプローチに基づいた教員研修事業を繰り広げている日本のODA活動:SMASSEプロジェクトの現状をお伝えします。

  • 最新号:2008-02-14
  • 発行周期:不定期・隔月刊
  • 読んでる人:26人
  • 創刊日:2005-06-23
  • Score!:-点
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  • 発行者サイト:あり
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[SMASSEメールマガジン] 050621 第14号

発行日: 2005/6/23


◎★◎★◎ SMASSEメールマガジン  第14号  2005.6.21

ケニア中等理数科教育強化(SMASSE、スマッセ)プロジェクトが
お世話になっている皆様にお送りするメールマガジンです。
   Web:   http://www.smasse.org
   Email: news@smasse.org
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 □ □ □ □ □ □ 目次 □ □ □ □ □ □

[速報]
★ CEMASTEA拡張計画の予備調査団が来訪
★ 2005/06年度のケニア政府予算発表
★ 第5回SMASSE-WECSA域内会議の開催

[最近の出来事]
★ マラウイの教育省関係者がSMASSE視察 (2005.4.10-4.13)
★ 「地球サポーター」ケニア篇 取材訪問受入れ (2005.4.28)
★ JOCVザンビア4名の中央INSET参加 (2005.4.10-4.23)
★ SMASSE Malawiコアトレーナー32名の中央INSET参加 (2005.4.24-6.18)
★ ウガンダ理数科プロジェクト3名のSMASSE訪問 (2005.4.24-4.27)
★ ナイジェリア教育省チーム12名のSMASSE訪問 (2005.5.1-5.6)
★ 草野厚教授(慶応大学)のSMASSE訪問 (2005.5.2)
★ SMASSE-WECSAモニタリング評価のための出張 (2005.5.8-5.20, 5.22-5.28)
★ ADEA運営委員会@パリへの出席 (2005.5.24-5.27)
★ 第5回SMASSE-WECSA域内会議@ルワンダの開催 (2005.5.29-6.3)
★ セネガル教育省事務次官がSMASSE視察 (2005.6.6-6.8)
★ CEMASTEA拡張計画予備調査団の来訪 (2005.6.14-6.30)
★ JICA-Net事業 マルチメディア教材作成のための取材訪問受入れ2 (2005.6.19-6.24)
★ ナイジェリア初等教育案件形成サポートのための出張 (2005.6.19-6.24)

[SMASSEの今後の予定]
★ 校長研修、視学官研修、DEO研修
★ SMASSE-WECSAモニタリング評価のための出張2 (2005.7.2-7.9)
★ SEAMEO RECSAM@マレーシア視察訪問 (2005.7.17-7.21)
★ 中央研修講師の本邦研修参加 (2005.8.9-10.2)
★ 地方INSETの開催とモニタリング評価活動(2005.8月中)
★ ステークホルダー(SMASSE関係者)会議の開催 (2005.8.15-19)
★ SACMEQ International Invitational Conferenceでの発表 @ Paris (2005.9.28-10.2)
★ SPAIS(中等理数科学習達成度調査)の実施 (2005.9月から)
★ ステークホルダー(SMASSE関係者)会議の開催 (2005.8.15-19)
★ 第3回第三国研修の実施(2005.11月に予定、5週間、定員88名、割り当て国未定)

[ケニアの生活情報]
★ 気候、通貨、為替レート、主な日用品の価格

[編集後記]
★ ルワンダの満天の星

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┛┛┛ 速報 ★ CEMASTEA拡張計画の予備調査団が来訪
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 現在92名の宿泊定員で研修事業を続けているCEMASTEA。今年1月の開所以来、常
に満員御礼なのですが、ケニア国内からもアフリカ各国からも研修ニーズは増え続け
るばかり。「アフリカ理数科技術教育研修センター」という名称が目指している通り、
CEMASTEAがアフリカ大陸の理数科教育の拠点施設として十分な役目を果たすため、
定員を200名に拡張し、研修設備・宿泊設備もそれにふさわしいものにアップグレー
ドできないだろうかと、ケニア政府が日本政府へ無償資金協力の要請書を提出したの
は2003年9月のこと。
 以来、手続きには紆余曲折あったのですが、この度ようやく要請書が東京に渡り、
その要請内容を確認するための調査団が東京から派遣されました。
 多額の資金が必要になる工事内容を吟味し、その妥当性を確認する作業の第一歩に
過ぎないのですが、CEMASTEAの今後の事業計画を大きく左右することになりますか
ら、日本側とケニア側の協議も(いつも以上に)真剣勝負になります。
 今後、何度かの調査団派遣を経て、工事内容を決めて、工事業者を決めて、工事が
始まれば(まだここまで辿り着くかどうかもわかりませんが)、最速で2008年の初め頃、
拡張されたCEMASTEA=「アフリカ大陸の理数科授業改善運動の拠点施設」がお目見
えする、かもしれません。

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┛┛┛ 速報 ★ 2005/06年度のケニア政府予算発表
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 今年7月から始まるケニア政府の新予算年度(2005/06)。6月半ば、財務大臣から各省
庁別の予算額が発表され、新年度も教育省の予算が最大額となりました。政府予算全
体2299億ケニアシリング(経常予算、約3450億円)の38%を占める883億ケニアシリン
グ(約1300億円)という教育省向け予算額は、昨年に比べても96億シリングの増額。
初等教育無償化を達成し、教員給与を改善することにより、教育の質と量を向上させ
ようと全力を挙げて予算を注ぎ込んでいる真っ最中なのでしょう。ちなみに第2位は
大統領府の256億シリング、第3位は防衛庁の232億シリングですが、教育省の管理費、
つまり教育省員や教員の給料等に費やされる予算だけでも638億シリング(教育予算の
7割、政府予算の1/4)を占めているのですから、その規模の大きさがわかります。
 逆に言えば、SMASSEの研修事業が教員の授業の質を向上させることは、ケニア政
府が費やす巨額のお金がより有効に使われることに貢献しているのです。
 嬉しいことに、SMASSE事業に対する教育省予算割り当ても、2000万シリング
(2004/05年度実績、約3000万円)から4000万シリング(新年度予算、約6000万円)へと
倍増しました。それだけSMASSEが実施している「教師教育を通じた理数科教育の質
向上」が評価され、今後も大きく期待されているのだと身の引き締まる思いです。

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┛┛┛ 速報 ★ 第5回SMASSE-WECSA域内会議の開催
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 第5回SMASSE-WECSA域内会議、予定通りルワンダで開催されました。
 今回の会議にはアフリカ大陸27ヶ国からの参加者を中心に133名が参加し、7ヶ国か
ら新たな参加者を迎えました。これを過去SMASSE-WECSAの活動に参加した23ヶ国
に加えれば、SMASSE-WECSAは30ヶ国によるアフリカ教育関係者ネットワークに育
ちました。サブサハラアフリカのほとんどをカバーしたと言って構わないでしょう。
 今後はSMASSEが掲げる「教師が教室で実践する授業の改善運動」を、アフリカ全域
の実践活動としてより深く掘り進めていくことになります。

 また、アフリカの理数科教育協力に携わる日本人関係者19名が参加した第3回WSSD
フォローアップ会議も開催され、2003年3月に策定した行動計画とその進捗状況をアフ
リカ側の関係者とともに確認しました。

 回を重ねるごとにこの会議への参加国も参加者数も増え続けていますが、アフリカ
各地の国での「具体的な活動」が着実に芽生えていることが何より嬉しく感じます。
「何ヶ国から何人が参加したどんな内容の会議だった」は実は重要でなく、「この会議
をきっかけにこれからの1年間、アフリカ各国でどんな活動が生まれ、どんな成果が生
みだされた」かが今回の会議の価値を決めてくれます。その意味で、まだ気が早いので
すが、来年の同時期にジンバブエで開催予定の次回会議の場が楽しみです。

第5回WECSA会議の概要
 日時:2005年5月29日(日)〜同6月3日(金)
 場所:地方都市ギタラマの研修施設 (首都キガリから西へ50km、車で50分程度)
 プログラム:ルワンダ教育大臣による開会式と基調講演、事務局の年間報告(第三国
   研修実施、NEPADとの連携合意、ADEAでの理数科WG設立、モニタリング
   評価活動)、近郊の学校視察とASEI授業研究、ルワンダ教育副大臣による閉会式
 参加者 133名
  (WECSA招待者60, ADEA-WGMS枠5, NEPAD事務局1, JICA関係者19,
  WECSA事務局14, ルワンダ政府3, ルワンダ教員29, 他2)
参加国:ベナン*、ボツワナ、ブルキナファソ*、ブルンディ、カメルーン*、コンゴ*、
コートジボアール*、エジプト、エチオピア、ガーナ、ケニア、レソト、マラウイ、
モーリシャス、モザンビーク、ニジェール、ナイジェリア、ルワンダ、セネガル、
セイシェル、シエラレオーネ*、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、
ザンジバル*、ジンバブエ (*は新規参加国)

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 ┛┛┛ 最近の出来事
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★ マラウイの教育省関係者がSMASSE視察 (2005.4.10-4.13)
 4/11-12の2日間、マラウイのDr. Hau事務次官とドマシ教育カレッジの学長が、
SMASSEを視察訪問しました。一行にはSMASSEマラウイプロジェクトの大木専門家
やJICAマラウイ事務所の石井JOCV調整員が加わりました。

★ 「地球サポーター」ケニア篇 取材訪問受入れ (2005.4.28)
 TV東京系列局にて放映中のODA広報テレビ番組(毎週金曜日、21:54-22:00)、
「仲村トオルの地球サポーター」の撮影隊がケニアを訪れ、SMASSEの活動も取材さ
れました。7月22日(金)の放送をお楽しみに。

★ JOCVザンビア4名の中央INSET参加 (2005.4.10-4.23)
★ SMASSE Malawiコアトレーナー32名の中央INSET参加 (2005.4.24-6.18)
 宿泊定員は92名ですが、研修施設としては120名程度の収容能力を持つCEMASTEA。
一年中何かしら研修を実施しておりますので、都合の良い時期に、都合の良いコース
を選んで、参加希望の連絡をいただければ、何なりと対応させていただきます。

★ ウガンダ理数科プロジェクト3名のSMASSE訪問 (2005.4.24-4.27)
 マラウイに続いてウガンダでも、SMASSEとの連携事業を投入に組み入れた理数科
プロジェクトがスタートします。その立ち上げのために派遣された岡本専門家とウガ
ンダ側のカウンターパートがケニアのSMASSEを訪れ、今後の進め方について意見交
換を行いました。

★ ナイジェリア教育省チーム12名のSMASSE訪問 (2005.5.1-5.6)
 この視察チームが画期的だったのは、その旅費がすべてナイジェリア政府の負担で
賄われていたということ。さすがアフリカ随一の人口を擁する資源大国。汚職や内戦
ばかりが伝えられるこの国が持っている潜在能力とその可能性を侮るべからず。

★ 草野厚教授(慶応大学)のSMASSE訪問 (2005.5.2)
 今年のゴールデンウィークは祝日の並び方に恵まれて、長めの休暇を取得した方が
多かったそうですね。ケニアでも5月2日はメーデーの振替え祝日だったのですが、研
修スケジュールをこなすために祝日も関係なく働くSMASSEプロジェクトなのでした。
が、そんな中、お忙しいスケジュールを縫ってODA視察旅行をされていた草野先生の
プロ意識はその遙か上。脱帽です。

★ SMASSE-WECSAモニタリング評価のための出張 (2005.5.8-5.20, 5.22-5.28)
 プロジェクトフェーズ2開始後3年目を迎える2005年の後半は、プロジェクトの中間
進捗状況を評価する時期でもあります。その事前準備として、アフリカ域内を対象とし
た事業のインパクト/成果を探る活動を開始します。
 その第一段として、WECSA域内会議直前のこの時期、マラウイ、ジンバブエとルワ
ンダを訪問し、第三国研修参加者の授業を参観しました。やはり、研修効果はあります。
「現地へ帰ってからのフォローアップ活動があると尚更良い」との結論を得ました。

★ ADEA運営委員会@パリへの出席 (2005.5.24-5.27)
 3月末の理数科ワーキンググループ発足後、最初の会合参加。他のADEAメンバー
やWG代表者と一同に会し、この一年間の活動計画等について情報共有/意見交換の
場を持ちました。

★ 第5回SMASSE-WECSA域内会議@ルワンダの開催 (2005.5.29-6.3)
 過去同様、WECSA事務局12名は一週間早め(5.22)に現地入りして各種準備作業を
進め、会議後も数日の後片付けを終えてからケニアへ戻りました(6.8)。次回開催地は、
教育省次官からの立候補レターを持参したジンバブエに内定しました。

★ セネガル教育省事務次官がSMASSE視察 (2005.6.6-6.8)
 ルワンダの会議にも出席したセネガルの教育省事務次官。引き続きナイロビにも
5日間滞在し、SMASSEの活動をとっくりとご覧いただきました。

★ CEMASTEA拡張計画予備調査団の来訪 (2005.6.14-6.30)

★ JICA-Net事業 マルチメディア教材作成のための取材訪問受入れ2 (2005.6.19-6.24)
 今年3月の取材訪問で作成された「SMASSE-WECSA活動紹介」は殆ど完成し、ルワ
ンダでの試写を終えました。その出来栄えに当事者であるSMASSEスタッフも大喜び。
家に持ち帰って子供に見せたい、というのは本音でしょう。引き続き、ASEI授業収録
ビデオの内容を充実させるため、再度、取材チームが派遣されています。
http://www.nttls.co.jp/

★ ナイジェリア初等教育案件形成サポートのための出張 (2005.6.19-6.24)
 今年度、ナイジェリアで立ち上げ予定のJICAプロジェクト「初等理数科教育支援」。
JICAナイジェリア事務所が主催する事前ステークホルダーワークショップに参加し、
技術的支援を提供することとなりました。

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┛┛┛ SMASSEの今後の予定
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★ 校長研修、視学官研修、DEO研修
 1月から6月まで続いた中央INSET第2サイクルもいよいよ終了。7月からは校長、
視学官、DEOといった行政系の関係者を対象とした啓蒙活動が始まります。
 校長研修 (毎回90名 x 4回、7.4-8, 7.11-15, 9.12-16, 9.19-23)
 視学官研修 (毎回90名 x 4回、7.18-22, 7.25-29, 9.26-30, 10.3-7)
 DEO研修 (72名 x 1回、8.22-26)

★ SMASSE-WECSAモニタリング評価のための出張2 (2005.7.2-7.9)
 マラウイ、ザンビア、ルワンダに続く域内M&E活動はジンバブエへ飛びます。

★ SEAMEO RECSAM@マレーシア視察訪問 (2005.7.17-7.21)
 SEAMEO RECSAMは、1967年マレーシアのペナンに設立された広域理数科教育研
修・研究機関。メンバーとしてカンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア等の
東南アジア諸国が加盟していて、メンバー国における理数科教育開発を目的とした研
修や研究を実施しています。同様の国際研修機関となることを目指すCEMASTEAの
運営管理の参考にするため、2泊5日の視察訪問を計画しています。

★CPをSMASSE Malawi INSETへ派遣 (4名、第三国専門家) (2005.7月から2ヶ月)
 マラウイで開始された理数科プロジェクトへ技術支援する一つの方法として、
約2ヶ月間、ケニア人スタッフを現地に派遣して、しっかりと仕事してきてもらうと
いう計画が進行中です。日本人でなくケニア人をJICA専門家としてマラウイへ派遣す
るような事業形態を「第三国専門家派遣」と呼びます。

★ 中央研修講師の本邦研修参加 (2005.8.9-10.2)
広島大学の「中等科学教育実技」という研修コースには、本プロジェクトの主力
メンバーが毎年お世話になっております。今年もMr. Odindo、Ms. Ombati(数学)、
Mr. Kibanya(物理)、Mr. Oduor(化学)、Mr. Kiria(生物)の5名が、研修カリキュラム
作成能力やASEI&PDSIに基づく授業案開発能力を向上させるため、約2ヶ月間の研修
コースに参加させていただきます。

★ 地方INSETの開催とモニタリング評価活動(2005.8月中に予定)
 この4月から6月までにナイロビで中央INSET(第2サイクル)に参加した地方研修講師
の数は500名弱。8月には彼らが自ら運営する地方研修が開催され、全国48ヶ所の研修
センターで約1万人の理数科教員が参加する予定です。同時期、SMASSEから大勢のス
タッフが地方へ散って、地方研修の運営・カリキュラムをモニタリングする予定です。

★ ステークホルダー(SMASSE関係者)会議の開催 (2005.8.15-19)
★ SACMEQ International Invitational Conferenceでの発表 @ Paris (2005.9.28-10.2)
★ SPAIS(中等理数科学習達成度調査)の実施 (2005.9月から)
★ 第3回第三国研修の実施(2005.11月に予定、5週間、定員88名、割り当て国未定)

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 ┛┛┛ ケニアの生活情報
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◎ 気候
 雨期が終わって、これから8月にかけてが最も寒い時期。昼間、晴れれば上着を脱い
で半袖シャツでも大丈夫なほど暖かくなるが、どんよりとした曇りの日が続くと晩秋
のような涼しい一日。夜になれば、長袖のジャケットを羽織っていても肌寒い。
 標高1700mのナイロビは内陸・高原の気候なのだと再認識します。
 6月19日の最高気温20度 / 最低気温10度

◎ 通貨 ケニアシリング ($1 = Ksh 72-78, Ksh1 = 1.4-1.5円)

◎ 主な日用品の物価
  卵6個                       Ksh 60       90円
  牛乳1L                     Ksh 50       75円
  ソーダ300ml瓶       Ksh 15      23円
  ビール350ml瓶       Ksh 60      90円
  新聞1部                    Ksh 35       53円
  たばこ1箱                Ksh 60      90円
  ガソリン1L(プレミアム)     Ksh 70-73      108円
  国内の最低郵便料金(封書)   Ksh 21       31円

創刊号を出した2年前の情報と比べても、あまり物価も変わっていませんし、
米ドルとケニアシルの換算レートがほとんど変わっていないことは驚きです。
携帯電話の通話料金は、最近いろいろな料金プランがあるので比較ができません。

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┛┛┛ 編集後記 ★ ルワンダの満天の星
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 明かりを消すと良く見えて、明かりを灯すと消えてしまうものは何でしょう?

 ルワンダでのWECSA会議開催に先立つ一週間前、会議準備のため現地に乗り込ん
だケニア事務局チームは総勢12名。意気込んで仕事を始めたところ直面したのは電気
の供給の不安定なこと。不安定どころか一日の半分は停電していました。普段「物が
無ければ無いなりに何とか工夫してやりなさい」と教員研修の場で激を飛ばしている
以上、泣き言は言いませんが、色々な書類を準備するのにパソコンやプリンタを使い
たいし、何より会議当日に、同時通訳やプレゼンテーションに必要な機器を活用して
スムーズな会議運営をするために、これほど頻繁に停電が起きるのは困るのです。
 何とかならないものかとルワンダ教育省に相談したところ、答えは簡単。教育大臣
から発電公社に電話一本掛ければ心配ご無用とのこと。半信半疑で迎えた会議初日、
それまでの一週間がうそだったかのように電気が供給されました。一週間の会議が
スムーズに進行したのは、まさに「政治パワー」のお陰。これほど電気の明かりを頼
もしく感じたのも久しぶりでした。

 WECSA会議開催中の一週間は、静かな研修施設に泊まり込み。毎日の会議を終え、
夕陽がストンと落ちてしまえば風も涼しく、皆ホッと一息。ルワンダのビールと夕食
を囲みながら、楽しげな話の輪があちこちに広がります。夜10時きっかり、宿の管理
人さんが発電機のスイッチを切ると、突然広がる満天の星空。薄い雲の帯のように、
うっすら白く横たわるのは天の川。普段ナイロビに住んでいるとまずお目にかかれな
い光景に、ぼう然と天を仰ぎながら、言葉も無く、ただ立ちつくす。そのまま吸い込
まれてしまいそうな感覚。
 ではまた明日と部屋に戻る道すがら、足下を照らしてくれるのは月明かり、そして
青白く光る携帯電話の液晶(思わぬところで役立つ携帯電話)。

 携帯電話を使って親指でぽちぽちメッセージを送る姿は、今や日本人だけのもので
はありません。外国へ出かけても、普段使っている携帯電話機のSIMカードを入れ替
えれば、簡単に家族と連絡が取れるようになるということは、WECSA会議参加者の
多くが知っている「常識」。携帯電話やインターネットは簡単に国境を越えてしまい
ました。が、外国へ旅行するのは一大事。パスポートを準備するのも、入国ビザを取
得するのも、フライトを予約・手配するのも、大変な苦労と手間とお金がかかります。
特にアフリカ大陸の西と東をつなぐのは馬鹿らしいほど。

 会議を運営しながらつらつらと考えたこと。SMASSE-WECSA事務局が良き仲介役
として、今後、何と何の掛け橋になるべきなのか。教師と生徒、教育行政と教室、カ
リキュラムと授業、教師の教科書と生徒のノート、教科書に書いてある理論と身の回
りで起きている現実、西と東、北と南、南と南、政治と生活、需要と供給、手を挙げ
る人と手を差し伸べたい人、学び喜びと教える喜び、教員が過剰の国と不足している
国、教育の量と質、過去と未来、慣習的判断と合理的思考、主張と妥協、国(政府)と
国民・・・色んなアイディアが湧き出てくるのは決まってベッドに入って目を閉じた
後の寝入り端。あっと閃いてベッドから跳ね起き、机に向かってラップトップパソコ
ンを開くと、不自然に明るい液晶画面。眩しくて目を細めているうちに、満天の星の
ように煌めいていたアイディアは一瞬にして消え失せてしまうのでした。

━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・・・・‥‥‥………━━━━━━━━━━
 発行:独立行政法人国際協力機構(JICA)ケニア中等理数科教育強化計画フェーズ2
 Strengthening of Mathematics and Science in Secondary Education Project
  編集長:チーフアドバイザー 杉山 隆彦
  編集 :業務調整員     長沼 啓一
  Web: http://www.smasse.org    プロジェクトの各種活動の様子はこちらへ。
  Email: news@smasse.org        ご意見、ご感想のメールはこちらへどうぞ。
  掲載内容の「無断 or 一部を取り出して or 改変して」の転載・再配布を禁じます。
━━━━━━━━━━………‥‥‥・・・・・・‥‥‥………━━━━━━━━━━

 
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