メルマガイドよくある質問サイトマップ

あなたが選ぶ メルマ!ガ オブ ザ イヤー2008
あなたが選ぶ メルマ!ガ オブ ザ イヤー2008

海外CAD事情

RSS
トップ > コンピュータ > ソフト > 海外CAD事情
最新号をメルマガでお届け

この記事の発行者<<前の記事次の記事>>最新の記事

海外CAD事情:UPFRONT.EZINE - ISSUE #296

発行日: 2002/6/6

************************************************************************
          海外CAD事情:UPFRONT.EZINE - ISSUE #296(簡略版)
************************************************************************

Tuesday, 21 May 2002 -英語版- http://www.upfrontezine.com
========================================================================

今週号の内容:
* Bricsnetが消えていく
* PLMとは?
* Autodeskの第一四半期コンファランスコール
*プレスリリースのサマリー、及び他のレギュラー項目

========================================================================
◆◆Bricsnetが消えていく◆◆

Bricsnet社は"いたとしてもごく僅かの社員で構成される"持株会社になる
ことを発表した。残存資産はドイツにあるコンテンツ事業といくつかの知
的所有権である。同社には1,500万ユーロの負債がある。Erik De Keyserと
Piet Dejongheは5月1日付けで取締役を辞任した。
ベルギーをベースにしたBricksnetはドットコム騒ぎの間に狂ったような買
収劇を続けたが、最近では買収した会社を元の経営者などへ売却してきた。
以下に例を上げておく。

* Rick Jannottは1999年12月にBricksnetに買収された"The Architect 
 Catalog"を買い戻した。
* Bricsnetの創設者Erik de KeyserはBricsnet Architecturals (社内で
 開発)とBricsnet IntelliCAD (2000年1月にBricksnetが買収していた)
 を買った。このCAD事業はBrics|Cad の名前で現在運営されている。
* Geert GoossensとWerner VictoorはBuildSoftを買い戻した。

昨年11月、Bricksnetは750万ユーロの損失を出した第3四半期の結果の中に
明るい部分を見出そうと努めていた。"これは一時的減退と言っても正当で
あると私は考えている。実際、我々の顧客の中にBuilding|Centerの強みで
ある統合化プラットフォームを採用する機運が盛り上がってきている。最
近の契約は我々のビジネスモデルがかつてなく強くなっていることの証明
である。"年末になると、Bricksnetの前年の損失2,950万ユーロを上回る
3,760万ユーロの損失を報告することになり状況はより悪くなった。
2002年の初めにはBricksnetはProject|CenterとBuilding|Centerの二つの
ソフトウェアに絞られたが、しかしまだ希望を持っていた。"Bricksnetは
これらのアプリケーションの潜在的販売力は極めて高いと信じている。"
4月になると、同社が持株会社に縮小されるべきという提案を株主に対し
て行った。
Bricsnetは先月設立されたBricsnet FMという会社として"存在"は継続され
る。Bricsnet FM [facilities management]はBricsnetのProject|Centerと
Building| Centerを受け継ぐ。同社はBricksnetのCEOであったDennis 
Neeleyによって経営される。
http://www.bricsnet.com


========================================================================
◇◇PLMとは?◇◇
投稿者:John Stark

CADの世界はPLMの方向に動いていくだろう。John StarkがPLM及びPLMとCAD
との関係を説明する。

PLM("product lifecycle management")は製品定義データに焦点を合わせ
ている点ではCADに似ている。しかし、CADは'単に'製品定義データを作成
するだけであるのに対して、PLMはそれ以上のことを行う。
他のエンタープライズ・ソフトウェアとPLMが異なる点は、PLMが製品とプロ
セスの定義データにフォーカスしていることである。

* CRM (Customer Relationship Management)− 顧客にフォーカス
* SCM (Supply Chain Management) − 物資調達と物流にフォーカス
* ERP (Enterprise Resource Planning) − 資金、人間、物資、注文、製品、
 工作機械などのリソースにフォーカス
'製品とプロセス定義データ'とは、製品(例:自動車や発電所などを定義する
ためにCADによって作成された形状データ)を定義するデータ、または製品を
製作、販売、サポートするためのプロセス(例:NCプログラムのデータ)を
定義するデータである。
CADはPLMを構成する一部品である。CADは対象製品の最初の詳細定義の多くを
作成する部品である。PLMを構成する他の部品にはEDM (Engineering Data/
Document Management) とPDM (Product Data/Definition Management)がある。
これらはバージョン管理、ファイル管理、アクセス管理など、製品定義を
管理するものである。
PLMにはCADやPDMには属さない、製品定義データを扱う多くの他のシステム
(及びアクティビティ)が含まれている。インターネット上から自動車を
注文するときにはカスタマイズされた製品定義をあなた自身が行うのだが、
そのときにはCADもPDMも使用されない。PDMシステムは設計ベースでのBOM
[bills of material]を管理することはできるが、組み立てベース、イン
ストールベース、及びメンテナンスベースでのBOMはERPシステムやコンフィ
ギュレーション管理システムなどの別のシステムで管理されるのが普通である。

CADやPDMの範囲を越えるPLMの領域には他にも次のような領域がある。

* 新製品に対する顧客要望事項はCADシステムでは作成できない。
* ビジュアリゼーション・システムやビューワーはデータ作成システムでも
 なければデータ管理システムでもない。 
* プロセス工業の企業では製品の製造を作成・管理するのにCADシステムも
 PDMシステムも使わない。
* ステージやゲートのようなアプローチ下での製品定義活動を定義したり
 管理するのにはCADもPDMも使用されない。

PLMの重要性はいくつかの理由により増してきている。例えば、DASAMASA 
(Design Anywhere, Sell Anywhere, Manufacture Anywhere, Support 
Anywhere)環境の中で競合できるシステムを企業は必要としている。最優秀な
CADシステムを保有するだけでは十分ではない。企業は世界中の顧客が必要と
している製品を特定する必要があり、製品をそのライフサイクルを通してサ
ポートする必要がある。そのためには何カ国かでの当該製品の製造、サービ
ス提供、及びリサイクリングを行う必要が生じるであろう。

我々の推測では2001年におけるPLM市場は160億ドルである。CAD/CAMと
EDM/PDMはその半分を占めているにすぎない。
PLM市場のシステムの多くは'第一世代のPLM'であり、マーケティング部門が
'PLMシステム'として分類し直す前のシステムと見分けがつかないレベルの
ものである。
第二世代のPLMシステムは'ユリカゴから墓場まで'という製品ライフサイクル
をカバーするものであり、ライフサイクル・プロセスをサポートして製品定義
データの重複を解消するものになるだろう。

John Stark <pdm@2pdm.com> 隔週発行'2PLM e-zine'ニュースレターのエディタ 。
このニュースレターの無料購読はhttp://www.johnstark.com/ezine.html


========================================================================
◆◆Autodeskの第1四半期コンファランスコール◆◆

Autodeskの報告によれば第1四半期の売上は2億2,900万ドルで利益は1,800万
ドルであり、前年同期の2,800万ドルからは減益であった。Autodeskコンファ
ランスコールの席上、4月中旬になって突然に売上が予想を下回ることになっ
たと同社は述べていた。AutoCADのアップグレード売上は先期の9,500万ドル
から2,800万ドルに落ち込んだ。先期のアップグレード売上は最後のR14キャ
ンペーンによって助けられたということがある。昨年度のAutoCAD/LTの売上は
10%減、MCADは2%減であった。明るい面で言えば、GSI販売は27%増、AECソフト
ウェアは23%増であった。
販売売上の減少は販売チャネルの変化(Autodeskはダイレクトセールスの比重
を増やし、リセラー経由での販売を減少させてきた)のためかという質問をア
ナリストの一人がした。CEOであるCarol Bartzは、販売チャネルは"昨年度は
これまででベストの年であった。"と言って前述の質問を否定した。
顧客をサブスクリプションの方に誘導するために、パッケージ化されたアップ
グレードは中止する予定なのか? 現時点でそれは計画していない。しかし、
今後の新製品はすべてサブスリプション方式のみでリリースされるだろう。サ
ブスクリプションは米国での販売の11%を生み出しており、"予想を越えた実績"
であった。
Rand のIMAGINiT Technologies事業部を通してのAutodesk製品の販売を止める
ような圧力をDassaultが掛ける可能性をAutodeskは心配しているか? 特に変化
が起きるとは思っていない。
PlanetCADのAvatechによる買収に関してはどう考えるか? "技術の買収"と理解
しており、Autodeskは買収をサポートする。
リセラー120社がRevit販売の契約を行った。
第4四半期には企業側が余剰予算を購入資金に回すことをAutodeskは期待してい
る。その期待はInventor 6が第3四半期(8月−10月)に出荷されることとRevit
の新たなリリースが実施されることから来ている。AutoCADを例外として、
Autodeskの全製品は本年中にアップデート予定である。Inventor Seriesの
第1四半期における出荷は16,000コピーで、"市場の他の3Dモデラーすべてに対し
て出荷数は上回った。"しかしながら、第2四半期(5月−7月)には価格アップを
予定している。
Atodeskのゴールは、商用Streamlineを現在の4から20に本年末までに増やすこ
とである。Buzzsawの顧客数は第1四半期で10%増加した。

本年度における売上高は今後の経済状況がどう進むかに依るが9億5,000万ドル〜
10億ドルをAutodeskは予想している。社員には7月に3日の休日出勤を頼むこと
になるだろう。
AutodeskのCFOであるSteve Cakebreadは退職しSalesforce.comに移る。この会
社は元Autodeskの社員がマーケティング&プロダクト担当の上級副社長であり、
Autodeskは顧客でもある。CFOの後任者探しは行っているが、財務担当副社長
Martha McDonald がAutodeskのCFOに就任予定である。

元々Buzzsawで開発されたPlans&SpecsとApprenticeソフトウェアをOceに売却
予定である。二つの部分からなる契約により、まずOceはこのソフトウェアの
全世界での独占販売権を得て(2002年5月15日現在)、完全な買収は1年後と
なる。Oceはソフトウェアの名前をPlan CenterとRepro Deskにそれぞれ変更する。
http://www.oceusa.com


========================================================================
◇◇プレスリリースのサマリー◇◇
見落としていた人のためにプレスリリースのサマリーを掲載しておきたい。

Document Flow社のAutoCAD 2000/i/2とADT v3.3用のCADsignは図面の中に
手書きサイン(ディジタイジング・タブレット経由)や指紋(バイオメト
リック・スキャナー経由)を書き込むものである。図面が変更されるとサ
インは無効になり再承認が必要となる。
http://www.documentflow.com/MainPage/index.asp?p=7
指紋のスキャニングはしかしながら安全とは言えないかもしれない。日本
のあるチームはグラスからの指紋採取により偽の指を作成して、80%の確率
でスキャナーを騙すことができた。[眼球スキャナーに行く前に写真判別
を行う方がいいのではとも思う。]

DeskArtes社には3D CADファイル(STL、IGES、VDA、及びDXF)をワイヤレ
スのインターネット・デバイスで見るためのワイヤレスCADビューワーがあ
る。Compaq iPAQ 3630/3850ポケットPCでだけ使用できる。無料ダウンロー
ドは次のサイトからできる。
http://www.deskartes.com/Wireless/xvq.htm

CADfixは異なるCADシステム間での3Dソリッドモデリング・ジオメトリーの
不整合性をチェックする。診断と修復用のツールによって問題領域を見つけ
て修正をすることができる。 
http://www.transcendata.com/cadfix/index.htm


========================================================================
◆◆コンピュータ関連ニュースのサマリー◆◆

プレスリリースのヘッドライン"Alpha社はAlpha Four Version 7 For DOSを
発表"をどう理解したらいいのか私には自信がない。この発表は2002年にさ
れたものである。おそらく私はAlpha社が信頼を保っていることを誉めるべき
であろう。プレスリリースはさらに次のように説明している。
"Alpha Fourの初期の頃のバージョンはDOSのプリンタドライバーを使用して
いたが、DOSドライバーは今日のプリンタにはもう付いていない。Version 7は
今ではWindowsのプリンタドライバーをサポートしている。使用されている
プリンタドライバーがサポートしているmono-spacedフォントのどれを使っ
てもAlpha Fourではプリンタ出力できる。Alpha Fourの下での新しいプリン
タの出力設定に要した複雑なプロセスはAlpha Four version 7の登場で今や
過去のものとなった。"
同社はAlpha Five for Windows(データベースソフトウェア)の開発・販売
も行っている。
http://www.alphasoftware.com 

NPDTechworld、Canalys、Gartner Dataquest、及びIDCから発表されている
最新販売数値は、いくつかのマーケットでPalmOSデバイスが競合相手を大きく
リードしていることを示している。
- pdaGeek



========================================================================
★本サービスは予告なく弊社の都合により休止させていただく場合もあります。
★ニュースの完全版,バックナンバー希望の方はホームページ上で登録して
  ください。URLは http://www.rrcorp.co.jp/ です。
★それぞれの記事内容に対するご質問はお受けできません。
★upFront.eZineはupFront.eZine Publishing, Ltd.の商標です。記載されて
 いるすべての会社名や商標は、それぞれ該当各社に帰属するものです。
★Entire contents copyright c2002 by upFront.eZine Publishing, Ltd. 
 All rights reserved worldwide. All trademarks belong to their 
 respective holders. "upFront.eZine," "The Business of CAD," and 
 "On your desktop every Tuesday morning" are trademarks of 
 upFront.eZinePublishing, Ltd. Letters to the editor may be reproduced 
 in an edited form for clarity and brevity. Opinions expressed in 
 letters are not necessarily shared by upFront.eZine Publishing, Ltd. 
★『海外CAD事情』はCopyright(C),ローマンリサーチ,掲載記事の無断転載
 を禁じます。配信したニュースの転送や加工はおやめください。
========================================================================
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『海外CAD事情』の登録・解除はこちら
 http://www.melma.com/mag/68/m00014168/
 マガジンID:m00014168
 発行システム:melma! http://www.melma.com/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

この記事の発行者<<前の記事次の記事>>最新の記事

 
  規約   
>> メルマ!の会報誌もお届けします

ブックマーク: はてなブックマークに追加del.icio.usに追加Buzzurlにブックマークニフティクリップに追加ライブドアクリップに追加Yahoo!ブックマークに登録My Yahoo!に追加Add to Google

この記事へのコメント


コメントを書く
コメントはありません。

このメルマガの最近の記事





おすすめメルマガ詰め合わせクリスマスプレゼントの準備はできてますか?裏ミシュラン!?グルメガイドであなたの三ツ星レストランを見つけよう♪

メルマ! ガ オブ ザ イヤー 受賞メルマガ2007年度の受賞メルマガ
2006年度の受賞メルマガ
2005年度の受賞メルマガ




melma! ご利用規約 │ メールマガジン発行規約 │ マスコミに関するお問い合わせ │ 会社概要 │ プライバシーポリシー
インターネット広告 サイバーエージェント