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海外CAD事情:UPFRONT.EZINE - ISSUE #241(簡略版)
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Tuesday, 20 March 2001 -英語版- http://www.upfrontezine.com
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今週号の内容:
* Alventive社からIronCAD社が分離独立
*部門長のためのCAD委員会が計画している次のステップ
*読者の反応:販売促進vsコピープロテクション
*プレスリリースのサマリー、及び他のレギュラー項目
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◆◆Alventive社からIronCAD社が分離独立◆◆
Alventiveは新しい独立会社としてIronCAD LLC (Limited Liability Company)
を先週ジュージア州アトランタに設立した。新会社は機械系ソリッドモデリン
グのソフトウェアであるIronCADに注力することになる。Dr Tao-Yang Hanが
IronCADの社長に就任する予定である。http://www.ironcad.com
1997年にVisionary Design Systems(VDS)が3D/EYE(当時"Pro/Eキラー"と呼ば
れた革新的なTriSpectivesソフトウェアで知られた会社)から技術を購入して
IronCADを開発し、1998年6月にリリースを行った。(Autodeskも3D/EYEから技
術の一部を購入してActrixを開発)
1年前に、VDSは社名をトレンディーな感じのAlventiveに変更した。同社はオ
ンラインでのコラボレーティブ・デザイン・ソリューションの提供を
http://www.alventive.comのサイトで行っている。
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◇◇'部門長のためのCAD委員会'が計画している次のステップ◇◇
'CADソフトウェア評価レポート'を私は詳細にチェックしているところだが、
問題点を整理するにはもう1週間位必要だと思っている。意見をお持ちの読者
があれば、次のアドレスに送付して欲しい。ralphg@xyzpress.com
第2回目のCADソフトウェア評価の試みが現在計画されている。Kristine Fallon
<kfallon@kfa-inc.com>がhttp://www.cadforprincipals.orgのWebサイトで次
のように述べている。"次の評価課題は何にすべきだろうか? これまでに寄せ
られた提案は以下の通りである。"
*コラボレーションに関する問題:新しい役割と責任
*パラダイムシフト:古いプロセスから新しいプロセスへの移行方法
*CADシステム間でのインテリジェントなCADモデル交換の問題への取組み
:IAIの北米支部との協力
*ライフサイクル利得を伴ったCADのライフサイクル的使用
*高度なライフサイクルCADアプローチのコスト/利点
*設備データのマイニング
*プロジェクト終了後のインテリジェントデータ
*オフィスでのCAD管理
*トレーニングに対するアプローチ
6月にシカゴで開催されるA/E/C Systerms 2001で、'部門長のためのCAD委員会'
は二度目のオープンセッションを計画している。CADソフトウェア評価の結果
に関する報告をする予定で、CAD評価者を募りたいとも考えている。
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◆◆読者の反応:販売促進vsコピープロテクション◆◆
販売促進とコピープロテクションの間でのバランスをどう取ればいいかと悩ん
でいるソフトウェア会社に対する読者からの反応を紹介する。
"コピープロテクションに関しては使用者側と開発側の両方の経験を私は持っ
ている。コピープロテクションに関してのビジネス成功事例にはまだお目に
掛かったことはない。いくつかのポイントを以下に指摘しておきたい。私の
アドバイスは無料で提供する。
*海賊行為を許すことは最も安上がりのマーケティングである。海賊行為も、
他の人に言わせれば'ネットワーク・イフェクト'とか'ウィルス・マーケテ
ィング'と呼ばれることになる。
*競争相手製品の正式版をユーザーが使う位なら、自社製品の海賊版を使って
もらう方がまだましである。これは'ロックアウト'と呼ばれる。
*ハードウェア・キーは当てにならない。10年前、およそ1/3のキーが故障した
ことがある。別の会社ではある年200個のキーが故障した。その結果、キーの
使用を我々は止めることにした。キーの多くは問題なく使用できるのだが、
これだけの高い故障率には耐えられない。
*他の問題点:ドライバー、コンフィギュレーション、コネクター、信用で
きるベンダー、最終出荷版が暗号解読されたときに備えての最新版の作成。
私が知る限りにおいては、我々が現在出している製品はすべて暗号解読され
ている。
*我々のサポート記録から判断すると、ハードウェア・キーを使用する場合は
技術サポートの負担が倍増する。1回目のリリースでは問題にならないかも
しれないが、製品を6~8年のスパンで考えると、プラットホームの変更や最新
セキュリティ機構の導入などのため、最低2回はユーザーに大きな迷惑を掛け
ることになるだろう。
副次的に発生するサポート費用はソフトウェア会社を死に至らしめるかもしれ
ない。正直なユーザーからは憎まれ、不正直なユーザーからは笑われることに
なるだろう。
結論:忠実なユーザーが喜んで支払ってくれるような魅力あるリリースを頻度
高く行うことに限られた開発リソースは集中すべきである。"
- Jason Osgood
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◇◇プレスリリースのサマリー◇◇
見落としていた人のためにプレスリリースのサマリーを掲載しておきたい。
AutodeskはAutoCAD 2000iの新規購入者に対しては250ドルの払い戻し、3月12日
〜4月16日の期間中のアップグレードに対しては75ドルの払い戻しを行う。ロー
カルディーラーかAutodeskのWebサイトで購入できる。対象になるのはカナダと
米国のユーザーのみ。[Autodeskは第1四半期の売上増大が必要のようだ。これ
によってWebサイトでの価格は3,045ドルに下がる。]
http://www.autodesk.com/estore/usa/index.htm
Cimsoftekは、最近発表されたPTCのPro/EエンジンであるGranite One上に構築
された製品提供の第一号になることを計画している。Cimsoftekの場合、その
製品はトランスレータになるだろう。http://www.cadcam-e.com
CamtekはPEPS Solidcut 3Dミーリング用ソフトウェア(Parasolidカーネルを
使用)を発表した。CNCプログラミング・プロセス用に作成された2D/3Dワイヤ
フレーム、NURBSサーフェス、ソリッドモデルを扱うことができる。
http://www.peps.com
ACS Softwareは技術サポートをリアルタイムで提供している。この新しいシス
テムではユーザーのモニター上に表示されている画面をACSのサポート技術者は
見ることができる。
http://www.autoedms.com/support.htm
Solid Edge ExchangeはSolid Edge CADコミュニティのための新しいデザイン
コラボレーション・ポータルである。このポータルでは、一般的なプロジェク
ト・コラボレーション、2Dや3D製品データのビジュアリゼーション、遠隔会議
打合せ、などの機能がすべてWebブラウザーを介して利用できる。Solid Edge
Exchangeは2001年第2四半期にスタート予定。利用価格は後日発表予定である。
毎日手元に送付されるCAD Headlinesの購読を希望する読者は、次のサイトで
購読手続きをすることができる。http://www.tenlinks.com/News/subscribe.htm。
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◆◆ソフトウェアのリリース情報◆◆
@Last SoftwareはSketchUp 1.1(495ドル、アップグレードは無料)をリリー
スした。
http://www.sketchup.com
Insight Developmentは6月15日にSquiggle v4 (99ドル)をリリース予定。この
ソフトウェアは、DWG、DXF、及びHPGL/2プロッタファイルを手書き風に見せる
ものである。http://www.insightdev.com/products/squiggle40_details.cfm
[この製品の誕生に私は偶然関わったことがある。開発元のPremisysがAEC
Systemsショーのパーティーのときにディスケットを私にくれたのだ。そのデ
ィスケットは彼らのプラグラミング能力を示す例を収めただけのものである
はずだった。私はそれを製品だと勘違いし、CADalystにそのレビューを載せて
しまった。その結果、Squiggleを購入したいという人達からの電話が思いがけ
ずにもPremisysに舞い込み始めたという訳だ。これは10年も前の話である。そ
の後Premisysはその製品をInsightに売却した。]
Alibre DesignはMatrixOne社のeMatrixと統合される予定である。
http://www.alibre.com 及びhttp://www.matrixone.com
Bentley SystemsはMicroStation /J用のイメージング・ソフトウェアである
Descartes v7.1を出荷予定である。OCRコンバージョンとイメージング拡張
ツールが付いている。
http://www.bentley.com/products/descartes
CoCreate SoftwareはSolidDesigner 2001をアップグレード・ユーザー向けに
5月に出荷すると発表した。Rapid Design、Mold Design Advisor、SolidWorks
インポート、I-DEAS ダイレクトインターフェイス、及びSolidDesigner
Accessモジュールが含まれている。
http://www.cocreate.com
AutoCAD用のCimlogic Toolboxユーザーは、EMT Softwareが出している通常価格
195ドルのMECH 2D/3D部品ライブラリを95ドルで購入できる。
http://www.emtsoft.com
MoldflowはMoldflow Part Adviser のインターネット版であるiMPA 5.0をリリ
ースした。
http://www.plasticszone.com
Quickparts.com Inc.はオンライン見積りエンジンであるQuickQuote 2.0をリ
リースした。
http://www.quickparts.com
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◇◇コンピュータ関連ニュースのサマリー◇◇
Charles HannumはCSS (Content Scrambling System) DVDファイルをディコー
ディングする最小プログラムの記録を破った。彼のプログラムは442バイトの
TinyCプログラムで、これまでの記録は472バイトのPerlシェルスクリプトで
あった。
http://www.cs.cmu.edu/~dst/DeCSS/Gallery/
http://www.cs.cmu.edu/~dst/DeCSS/Gallery/Stego/index.htmlには種々の
フォームでプログラムを作成する方法が多数紹介されている。たとえば、
DVDを俳句フォームにディクリプトする方法は
http://www.cs.cmu.edu/~dst/DeCSS/Gallery/decss-haiku.txtに紹介されて
いる。
MicrosoftはHailStormサービスをビジネスとして行う予定である。HailStorm
サービスでは、広告主のような第三者がサービス料金を払うユーザー中心のリ
スク軽減モデルとは違い、価値を受取る人達(エンドユーザー)が主な収入源
となる。[以前MSNやSlateで起きたような、ユーザーが支払いに拒否反応を示
した場合の対策案については何も触れられなかった。]
- Microsoft whitepaper on Hailstone
http://www.microsoft.com/net/hailstorm.asp
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◆◆一見の価値あるWebサイト◆◆
http://www.cl.cam.ac.uk/coffee/coffee.html
Trojan Room Coffee Machine
http://www.cl.cam.ac.uk/coffee/qsf/coffee.html
伝記(技術的内容は無し)
http://www.theregister.co.uk/content/8/17372.html
The Register
"ウィルスの恐怖を誇張することをアンチ・ウィルス・ベンダーは止めよ。"
http://www.palmstation.com/view_article.py?article=3783&flat_mode=1
PalmStation
"Palm愛用者:6ヵ月後"
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◇◇読者からのレター◇◇
Re: AutodeskのCFO
"「我々は1980年代半ばにPC上で設計を行うというやり方を最初に始めた。」
うーん。1970年代にPC上でのCADDを使っていた我々としては賛成しかねる発
言である。もっと後、1980年代の初めには新しいIBM PCにすぐさま移植された
CADDプログラムが多数あった。4.77MHz 48KBシステムでは制約があり過ぎたの
で、新しい考え方をした革新の時代となり、AutoCADを始めとする新しいCADが
開発された。
設計に関しては、1963年にまで戻るが、難解なコマンドとビジュアルではない
インターフェイスに悩まされたことを憶えている。1983年にMegaCADDと呼ばれ
る素晴らしい3D CADDモデラーを見るまでは、1980年代半ばのPC CADDも含めて、
これらはすべて使うのは時間の無駄だと考えていた。私の認識では、MegaCADD
の登場により初めて、少なくとも現実的かつ実際的な設計作業がPC上でできる
ようになったと思っている。"
- Geoffrey Moore Langdon
建築CADDコンサルタント
エディタのコメント:"MegaCADDはその時代のレベルをはるかに超えた3D CAD
プログラムだったが、その故にか市場では結局成功しなかった。"
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